ゲリラ豪雨
カンカン照りの日曜日に美容院へ行ってきた。
予約は12:30
急いだから息がキレた。ゼイゼイハァハァ…
「大丈夫ですか?」
受付の女性はそう言ったきり、下を向いて何かしている。
予約してるmomoですと伝えて、待ち合い席に腰かける。
路面に接するガラス張りの入り口付近は冷房が効かずに暑い。
時計の針はチクチクチクタク…12:35
ジリつく背中とベトつく汗に、苛立つ。
いつもは待たせないのにな。。喉がカラカラだ。
サービスの飲み物を先にちょうだいっていっちゃおうか…。
そんなことを思いつつ、
12:40…41…42
ようやく、担当スタイリストに誘 われ席へつく。
とりあえずイライラしてたことはおくびにも出さず、
今日はカットとカラーをお願いしま~す。
「承知しました。ではでは薬剤を用意しますね~」
そういって席を離れた担当が、もどってくるなり
「雨、すごいよ。滝みたいです。」って言うもんだから思わず声をあげちゃった。。
まぢで?
だって席に着いてまだ五分足らずなのに。
だけど…ゲリラ豪雨なら、帰る頃には止んでいるよね。
ゲリラ・ゲリラ・ゲリラ…この奇襲、今夏だけで何回目?
昨日もゲリラに見舞われたばかり。
それはよりにもよって、ちょうど帰社するタイミングの突然だった。
駅までの一分でシャワーをかぶったようになり、ドブが溢れて冠水した道の臭い汚水を掻き分けザブザブ歩いて…丸濡れの末に放置したスニーカーは、昨夜から玄関先に異臭を充満させていた。わたしのだけじゃない。家族ちゃんのスニーカーも臭かった。
だから今朝、早起きして洗って干した、あれ、あれ、あれをベランダに干しっぱなしだ。
取り込んでくれて、無いよね、家族ちゃんに…期待は出来 ない。
あ~あ、せっかくきれいにしたのになあ。
★☆★
ゲリラが通りすぎた頃、
わたしはツヤツヤの髪をなびかせ、百貨店を練り歩いていた。
来春、社会人になる家族ちゃんに、ナニカイイモノないかなぁ。
あっちこっちみてみるだけのショッピング。。
だけど、すごく素敵なリュックを見つけた。
ノートPCをそのまましまえて、しかも17インチまで対応の
わたし自身がずっと探し求めてきた理想形に近かった。
検討しますとパンフをもらってきたけれど、
あれ、買ってあげたいなぁ、自分もほしいけど2つ買ったら8万越え…無理。スーツも買ってあげたいし……頭のなかでソロバンをはじくのに夢中で、帰宅するまですっかり忘れていた。
干しっぱなしのスニーカーのゆくえ。
どうなってたか?
ベランダをのぞくと、やはり
物干し竿に四足、取り残されてた、朝のまんまの状態で。
( ̄□||||!!
「ばばあ、おかえり~」
お出迎え、ありがとさん。
家にいたなら取り込んどいてよ…
「ああ? 気付かなかった。」
。。。それな。言われると思ったよ。(;´Д`)
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