#50 夏休み前最終日は「3月」のように過ごす。1ヶ月の活動休止を経て、9月にまた会うための学級づくり
今日は、いよいよ夏休み前の最終日です。
皆さんは、この夏休み前の最終日を、
どのような気持ちで、どうやって過ごすのがよいと考えますか?
「明日から楽しい夏休みだ!」と、ただワクワクした気持ちで送り出す。
もちろん、そういう意味合いも当然あると思います。
しかし、私は今日という1日を、
あえて**「3月の修了式」**のような気持ちで過ごしたいなと思っています。
嵐のような1ヶ月の「活動休止」という少しの寂しさ
明日から1ヶ月以上、子どもたちがこの教室に全員で集まることはありません。
だからこそ、今日で一旦クラスが解散するような、
少しの「寂しさ」や「名残惜しさ」を教室に残して、
夏休み前の最終日を終えられたらいいなと思うのです。
3月のクラス替えや卒業の時に感じる、
「このメンバーで過ごすのはこれで最後だ」というあの独特の切なさ。
夏休み前にも、あんな風に「このクラスが愛おしい」という気持ちを
子どもたちが少しでも味わってくれたら、と考えています。
3月とは違う、「また集まれる」という希望
ただ、本当の3月と大きく違う点が一つあります。
それは、**「1ヶ月後にまた集まって、活動を開始できる」**ということです。
あえて少し荒っぽい言い方をするなら、夏休みはクラスの「活動休止期間」です。
1ヶ月の休止期間を経て、9月にまたこの教室に再集結する。
その時に、「またこのクラスで頑張ろう」と思えるような
心の準備をしておくことが大切だと感じています。
一度離れ離れになる期間があるからこそ、
これまで集団で行動してきたことの良さや、
今のクラスへの「愛着」がより深く育まれていくのではないでしょうか。
9月からのエネルギーに変えるために
もちろん、クラス全員が全員、
同じように寂しさを感じてくれるわけではないとは思います。
早く休みにならないかとウキウキしている子もたくさんいるでしょう。
それでも構いません。
ただ、子どもたちの心のどこかに、
「今のクラスって、結構いいな」という温かい温度感を残してあげたい。
そして、少しでも多くの子が、
9月からの学校生活を「また元気に頑張ろう!」と
前向きに思えるような最終日にできるように。
今日という1日を大切に、子どもたちと過ごしてきたいと思います。
