見出し画像

🎵SUNO_AI格闘記 Vol.98 ── 想定外の化学反応が生んだ、二つの極端な世界観(和風サイケデリック✕壮大バラード)

脳内で口笛を吹きながら思い描いていた当初の楽曲イメージ。……しかし、AIとのやり取りの中で生まれたのは、全く異なる「嬉しい誤算」としての2曲だった。

今回は、あえてストレートな正解を外した「意外性重視」のサイケデリック・ロックと、内に秘めた気高さを歌い上げる「王道」の和風パワーバラード、この対極にある2曲の制作プロセスとStyles(プロンプト)を公開する。

1曲目:「意外性」が化けた、呪術的サイバーパンク

当初のイメージから一転、「民族的なおどろおどろしさと、現代の電子音が歪んで混ざり合う、一筋縄ではいかない意外性」へと舵を切って生まれた怪作。

イントロの怪しげな笛の音と歪んだ三味線が絡み合う瞬間から、一気に不穏な世界観へ引きずり込まれる。お経のように淡々と冷徹に紡がれるAメロから、サビで感情がバーストする瞬間のエネルギーは圧倒的。言葉の持つ「精神性」が怪しく際立つ仕上がりとなった。

💡 楽曲スタイル(Styles)

Progressive Psychedelic Rock, Cyber-Folk, Avant-Garde, distorted shamisen, ritual taiko drums, 5/4 time, glitchy analog synth, eerie, hypnotic vocal

2曲目:静寂と情熱が同居する、壮大な和風パワーバラード

1曲目が「外に向かう激しい怒りとエネルギー」だとしたら、こちらは「内に秘めた切なさと、そこから湧き上がる圧倒的な意志の強さ」を歌い上げる、凛とした女性ヴォーカルの和風バラード。

前半は琴やピアノの旋律で美しく切なく展開し、1分を迎える手前でストリングスと重厚なロックサウンドが加わり、サビで一気にハイトーンが突き抜ける。日本の美徳である「凛とした気高さ」と「強靭な意志」を120%体現した傑作となった。

💡 楽曲スタイル(Styles)

Epic Wagakki Ballad, J-Pop Ballad, Traditional Japanese, emotional and powerful female vocal, soaring passionate chorus, melancholic piano, koto, shakuhachi, cinematic strings, dramatic slow rock build-up, 70 BPM

日本語歌詞:ネオンの灰と、静かなる大地

(英題:Neon Ash & Silent Soil)

(Verse 1) 激しい雨に 濡れるアスファルト 見えない澱(よど)みが 静かに流れる 画面の向こう すり替わる数字 霧の島国は 賽(さい)を振る 黒く濁った 川のせせらぎ 時代の波が 僕らを追い詰める だけどコンクリートの 底の底 消せない息吹が 脈を打つ

(Pre-Chorus) 吹き荒れる風が 古(いにしえ)の樹々を揺らす 折れはしない 膝はつかない まやかしの混沌(カオス)に 惑わされるな 耳を澄ませ 始まりの鐘の音(ね)に

(Chorus) ネオンの灰から 炎を上げろ! 嵐の時代を 突き進め! 魂の根を 深く張れ 僕らは今も 日出づる国の血脈(こども)! たとえ大地が 傷ついても 東の太陽は 決して沈まない!

(Verse 2) 黄金(きん)の約束は 塵へと変わり 薄い紙切れの 信用(うそ)が踊る 地図の境界線(ライン)が 塗り替えられても この手に掴んだ 土は変わらない 高いビルで 未来が売られても 聖なる山々は すべてを見ている 規律を胸に 気高き鼓動よ ここから真の 逆襲が始まる

(Bridge) 警笛(サイレン)よ鳴り響け 市場(マーケット)よ崩れ去れ 幾度の揺らぎを 越えてきた 誰にも売れない この精神(こころ) 眠れる巨龍が 目を覚ます!

(Outro) 決して沈まない 泥を払い 光の中へ 道を拓け 夜は明ける

クリエイティブの「結果オーライ」

頭の中で鳴っていた口笛のイメージとは、どちらも違う着地。しかし、だからこそAIとの共同制作は面白い。

「異端の怪作」と「王道の傑作」。この対極にあるツイン・ピークス(二つの頂)を、ぜひ聴き比べてみてほしい。


1曲目

2曲目

いいなと思ったら応援しよう!