ジャスト神、降臨 ――DIYのカミサマ
ジャスト神、降臨
――DIYのカミサマ
DIYをやっていると、
ときどき不思議なことが起きる。
奇跡と言うほどではない。
でも、ちょっと出来すぎている。
しかも、こういうことが
一度じゃない。
例えば――
作業をしていると、
昔の端材が出てくる。
「これはもう使い道ないかな」
と思っていた板が、
別の場面で測ってみると
ちょうど必要な長さ。
ぴったり。
1ミリの狂いもない。
(アメージング! 歓喜)
⸻
あるときは
スクリュービス。
箱の底に残っていた
中途半端な数。
数えてみたら――
今必要な本数とジャスト。
使い切り。
余りゼロ。
(ミラクル! 喜び)
⸻
DIYをやっている人なら
わかると思う。
こういう瞬間は
なかなか気持ちがいい。
いや、
かなり気持ちいい。
⸻
そこで我が家では
ある決定をした。
これは偶然ではない。
神さまの仕事に違いない。
⸻
家庭内会議が開かれた。
議題
「この神さまの正式名称」
候補はいろいろ出た。
・DIY神
・ピッタリ神
・偶然神
でも
どうもしっくりこない。
最終的に決まった――
神号
ジャスト神(しん)
通称
ピッタリの神さま
⸻
端材がピッタリ。
ネジの本数がピッタリ。
寸法がピッタリ。
そんな奇跡が起きたとき、
我が家では静かに宣言する。
「ジャスト神、降臨。」
そして
二拍手一礼。
⸻
考えてみれば、
日本の神さまはだいたい
こういう感じだ。
山にもいる。
川にもいる。
石にもいる。
だったら
端材の世界に
一柱くらいいても
不思議ではない。
⸻
今日もどこかで
誰かのDIY現場に
ジャスト神は
降りているかもしれない。
そのときは
ぜひ静かに
二拍手一礼。
⸻
生活の中の神さまは、
だいたい
このくらいがちょうどいい。
ーーー
2026年3月14日
むこパパ
そういえば最近、
ジャスト神
来てないな。
そうだ
DIY
やろう
(そうだ、京都 行こう)
のリズムでお願いします。
