鈴四つ
昨晩の十日余りの月のソファ座面が浅くてチルれなかった
ぢっとみるこほりたっぷりアメリカーノ
ぱっとはなして花束になる
においする
あなたのにおい
きのせいか
ただたまごやき
やけたのか
あか林檎くるくるむくように
甘たるいナイフで削がれたいのか、胡桃
ばらのとげやわらかいか緑色いたみの音はこおりのからから
あかいろのさきにあるのは点ひとつ
あぶくおぼれろ
めざめてガリリリ
粉の 舌の根
沈む いろの鈴
鳴る 眩し 夜 指雨 ざれ
刺せ
ずずずずの錫の沸騰すすり呑むキーボードのR窓から捨てる
鈴すず鈴
聴きたくない夜にあかい花
点々と墨 点々と墨
ブリキのバケツ打ち捨て
られていて
何を待つの
蟻がくすぐる
どんなおと
かわのながれのつめたさは
くずれほどけてながれる雷鳴
風 風 風
だれかなにか
おおぞらに
放った? 青い
