哲学対話を求めて千歳船橋@哲学喫茶
8月29日
私は、千歳船橋へ降り立った。
駅に稲荷森稲荷神社の看板を見つけ、目を疑ったと同時に、えーっと…これは、稲田イナ子とか山田ヤマ子的な感じなのか?と少しぷぷっとしてしまった。
目的の場所は哲学喫茶と言うレンタルスペース。
そこで、この日開催される
「ポジティブ仏教×哲学対話 「ちいかわ」から学ぶポジティブ仏教」
へ参加するのだ。
駅から徒歩2分と言う割に場所は一向に見つからず、Googleマップが指し示す場所はどんなに目を擦っても大衆居酒屋。居酒屋の店主にも道行く人にも訪ね歩くが、参る予定もない稲荷森稲荷神社の前を右往左往。
あぁ…これはさっき私がぷぷった事にもしかしてプンプンな感じですか?と、ひとまず稲荷森稲荷神社の鳥居前で詫びを入れる。
詫びを受け入れてもらえたからか?はさておき、少し焦ったけれど無事に哲学喫茶へ到着し、主催者や当日の参加者ともご挨拶を交わせた時の安堵たるや。
ちいかわファンでも何でもない私が、今回のこの企画に申し込んだのは、8月の頭にちいかわの映画を鑑賞していた事が大きい。
興味のないちいかわの映画をなぜ観に行ったのかは省くが、何故かそういう流れになってしまっただけで…でも、それが無ければこの企画もスルーしていただろう。
起こること全て縁起ですなぁ。
自分がとても枯渇しているけれど何が原因で何を求めているのかが分からなかった。
でも、それは突然に来た。
ピッカーーンと。
対話だ!
それだ!!
私は対話がしたい。
出来れば深堀り出来るやつ。
哲学的なやつ。
今回の企画を主催してくださった、さかもと五度さんありがとう。
ちなみに、彼のnoteはこちら
仏教用語カードを広げて、ちいかわのキャラクターに当てはめたり、映画のあのシーンはこれだねとか、あの話しはこの事に繋がるね、とかみんなで和やかにワイワイと対話が出来て素敵な空間だった。
後半には、自然とそれぞれが自身の内面の事などを交えてそれを聞いて対話をするような流れに。
人生は全て縁起であり諸行無常
空の思想は本当に平和なのか
寂しさを楽しめないものか
永遠は恐怖か安堵か
誰かの内にある思いは私の思いでもあるんだな。
ちゃんと対話するってなんてあたたかいのだろう。
私の枯渇は気が付けば潤って満たされ
自分の心が元気になるって、こんな感じか!と
ちゃんと分かった事も嬉しかった。
日常の中の情報や取り留めない事を話す"会話"も、生活の中で大切なのは承知している。
会話は得意ではない(喋れるので分かりづらいみたいだけど)私は、長い時間をかけて会話の大切さや楽しさを知ろうと努めてきた。割と出来るようになっているのではないかと自分では思っている。
しかし、対話をする機会があまりにも少なすぎた。
何気ない日常会話の中に、急に対話をぶっ込むとだいたい引かれる。相手が身構えて少し硬直するあの感じとか、明らかに面倒な人ねと言う糸のような視線で線引きされ「へぇ〜ものすごく深く考えるんですねぇ〜」と突き放されたり。会話をすればするほどに、私は寂しさを感じる機会が多くなった。
でも、くるりと反対方向から見れば、私もその人達に寂しさを与えていたのかもしれない。
対話は、まず自分とするものだと思う。
それが出来ないと"誰か"と対話は出来ない気がする。
でも、自分との対話だけで十分に満足出来る人も世の中にはいるのかもしれない。
しかし私にとって"誰か"と対話が出来る事は、呼吸する事と同じほどに大切なのかも知れないと、今回の企画への参加は、自分にとって対話の重要さにも気付くキッカケとなった。
思い返せば参加者達の名前も知らない
連絡先も知らない
また会えるかも分からない
でも、何故か繋がってる気もする
今、思い出しても楽しい気持ちがありありと
いまだに私の心を潤すあの対話の場所は
確実に平和だった
また、機会を見つけて参加しよう
