外国籍の保護者との関わり方で悩むこと
学校には、
本当に様々なバックグラウンドを持つ
ご家庭が集まっている。
近年、
特に多くの学校で直面しているのが
「グローバル化」。
つまり、
外国籍の保護者の方々との
関わり方ではないだろうか。
年度はじめ、委員選出の時期になると、
いつも本部のなかで議論
…というより、
本当に悩ましい葛藤が生まれる。
それは
「外国籍の方を委員に選出するべきか、
それとも選出を控えるべきか」
一番のハードルはやはり
"日本語でのコミュニケーションが
どこまでスムーズか"
という点。
学校側で
日本語の読み書きやコミュニケーションが難しい
と把握されているご家庭については、
事前に情報を共有していただき、
免除の措置をとるなどの対応をしている。
しかし、
難しいのは
「数年前に免除されていたけれど、
今はどうなの?いける??」
というケースや、
「特に学校から免除の要請はないけれど、
実際の会話はどのくらい通じるの?」
というグレーゾーンの場合。
教員から何も言われていない
ということは大丈夫なのかな…?
と思いつつも、
いざ選出するとなると、
なかなかに不安がよぎるのが本音。

実は過去に、
外国籍の方に委員をお願いしたことがあった。
その際、文化的な背景の違いや、
細かなニュアンスが伝わらないことによる
意思疎通の難しさがあって
その年のリーダーさんや本部役員が
フォローに追われ、
非常に苦労したという経験があった。
本部役員やリーダーさんの負担を考えると、
「今回は見送った方がお互いのためではないか」
という意見が出るのも、痛いほどよく分かる。
だけど、
ふと思う事がある。

「外国籍だから大変」と一括りにして、
最初から選択肢から外してしまうのは、
一種の色眼鏡ではないだろうか!?
考えてみれば・・・
日本人同士であっても、価値観の違いや
コミュニケーションの難しさを
感じることは多々ある。
「いろんな人がいる」というのは、
国籍に関係なく当たり前のこと。
国籍だけで一線を引いてしまうことは、
なんだか違う気がしてしてきたのだ。
正解のない問いだが…。
大切なのは
「言葉が通じるか」だけで判断するのではなく、
どうすれば一緒に学校を支えていけるか?
という仕組みづくりなのかも。
みなさんの学校では、
どのような工夫をされていますか?

