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プランBが最高になった日

雨引観音に行こうと思った。
場所は茨城。最寄り駅は水戸線の岩瀬。
自宅から約3時間の旅である。
朝早くに家を出て、電車で移動中にふと思った。

そう言えば、ずっと前から行きたかった神社は同じ方向ではなかったか。

調べてみたらやはりそうだった。

常陸国出雲大社は、雨引観音の最寄駅「岩瀬」の二つ先、「福原」から歩いて数分のところにある。

よっしゃーこの際だから一緒にまわってしまおう。
こうなるとやたら血が騒ぐのがわたし。
日頃の行いが良いってこういうこと?

意気揚々として岩瀬駅に着く。
駅前は何もない。地方あるあるの風景。

と、ここまでは良かった。

土日はここから雨引観音までバスが出てるはず、と思ってバス停に行くと告知に目が止まる。

雨引観音までのバスは運休

なぬ?!

バスがダメならタクシーで行くしかない。
(割と切り替えが早いわたし)

歩いて行ける距離じゃないことは知っていた。

駅前にタクシーが停まっていたので聞いてみた。
雨引観音まではどれくらいかかるのか。
片道3000円ぐらいとの返答。
往復で6000円かあ・・・・・ちょっと厳しいな

ついでに色々教えてくれた。
人の良いおじさんだった。

要は、雨引観音で行われている「あじさい祭り」の影響で道路が渋滞。ひどい時だと3時間もの遅れが生じ、通常のバスの運行にも影響が出ているので、やむなく「雨引観音入口」までのバスは運休になったらしい。

なるほどね。
それはそれで仕方ないが、わたしはそこに行きたくて片道3時間かけて来たんだからそうやすやすとは帰れない。

どうしよう、と思いながら駅の周りをブラついていたら、レンタサイクルの看板が見えた。

もしかして自転車で行けるんじゃね?

レンタサイクルをやっている宿のオヤジに聞いてみた。
雨引観音までは約6キロ
内1キロは登り坂なので自転車を押して行かなければならないとのこと。
「帰りは下り坂だから楽だよ」と言っていたけど、いやいや、そんな甘い言葉に騙されるようなわたしじゃない。

横浜在住、鎌倉にほど近いところに住んでるわたしを舐めちゃいかんよ。上り坂がどんなにきついか。毎日身をもって体感しておるのだよ。しかも1キロも上りとなると、相当な脚力がないと無理だって。

しかも、レンタサイクルは電動じゃない。

もう、泣くしかないこの状況

どうするよ?

そこでわたしは、ない頭を絞ってプランを練った。


プランA 雨引観音と常陸国出雲大社、両方行く
プランB 雨引観音は諦めて、常陸国出雲大社だけに行く
プランC 往復6000円払ってタクシーを使い、雨引観音に行く


いろいろ考えた。

うちの猫には「今日は明るいうちに帰ってくるからね」と約束してきた。だから今日は早く横浜には戻りたい。

二兎を追う者は一兎をも得ず、と言う言葉が脳裏をかすめる。

そして今日は、最初予定していた雨引観音は諦めて、確実に行けるところにしよう。
そう思って、再び水戸線に乗り常陸国出雲大社に向かうことにした。


結果、最高の日となった。
プランB「常陸国出雲大社」は素晴らしいお社であった。


こんなに凄い注連縄があるんだよ。


お参りしている人がいると、注連縄がどれだけ大きいかがわかる。




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