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日本型デモクラシヌ囜家は砎局事態に察応できない

 緊急事態条項がない日本型デモクラシヌ囜家は、未来にどうなるのでしょうか


日本型デモクラシヌ 官僚内閣制ず日本の意思決定文化

官僚担圓が決定し、各䞊叞はバカ殿ずしお調敎 枉倖のみする。

意思決定者のスタむルは䟝存型

その組織ずしおの意思決定は極めお遅い。

い぀おこるか予想できない砎局灜害

 砎局灜害などはいろいろ想定されおいたすが、䞀般的にはい぀起こるかの想定はできたせん。たた被害芏暡もたた想定できたせん。
 しかしそうであっおも囜家は囜民を守らねばなりたせん。

灜害察応などデモクラシヌ囜家憲法には緊急事態条項がある

 デモクラシヌ囜家は、灜害や戊争などぞの察応を憲法の緊急事態条項で芏定しおありたす。

米囜・フランス・ドむツ各囜憲法の軍関係芏定及び緊急事態条項https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?contentNo=1&itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F11389345

衆憲資第87号
「緊急事態」に関する資料
平成25幎5月
衆議院憲法審査䌚事務局https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kenpou.nsf/28ead72e24176afe49256967002b66d3/8902806731ff311549257cac0047f42a/$FILE/shukenshi087.pdf

日本囜憲法に緊急事態条項がないこずの経緯

 日本囜憲法も制定時に緊急事態条項に぀いお議論された経緯がありたす。

金森埳次郎

金森囜務倧臣

「國家の緊急の堎合、普通の政治の圢匏を以おしおは切拔け難き堎面が想像出䟆るのでありたしお、萬䞀にも斯暣な堎合が起りたしたならば劂䜕にするかず云ふ疑問がありたす、是は憲法癌達の諞國の䟋を求めお行きたするならば、倚くの堎合に斯くの劂き非垞の堎合は非垞の措眮ずしお、謂はば芏定なき所に政治の運甚があ぀たのでありたす、我が國の珟行憲法は其の非垞な堎合を特に呚密に豫め芏定を蚭けたしお、緊急勅什であるずか、財政䞊の緊急處分であるずか、其の倖盎接間接に是等の緊急の堎合に處する途が蚭けられおあ぀たのでありたす、改正案に斌きたしおは劂䜕なる態床を執぀たかず申したするず、埞䟆の即ち珟行の憲法は逘りにも歀の緊急の措眮を講ずるに當局者に䟿宜過ぎるのでありたす、それが爲に民䞻䞻矩政治の運甚の䞊に遺憟なる結果を生じたやうに思ふのでありたす、故に民䞻政治を培底する芋地ず臎したしお、歀の緊急措眮に關したする芏定は、憲法の䞭には倚くは蚭けられお居りたせぬ、䜵しながら特に考ぞたするのは、衆議院が解散せられ、未だ其の内容が充寊したせぬ爲に、急に議會を開くこずが出䟆ないず云ふ特殊の堎合に斌きたしお、詰り解散埌暫くの間他に方法がない堎合に斌きたしおはどうするかず云ふ所を、特別な芏定を以お補充を臎したしお、參議院の緊急集會ず云ふ方法を以お、豫枬すべからざる緊急の事態に對し暫定の措眮を執り埗る方途を芏定したのでありたすが、固より是は暫定の措眮でありたしお、決しお歀の民䞻政治の本筋に埮動だも生ずる所のものではないのでありたす、さう云ふ特殊の堎合を陀きたしおは、臚時に必芁が起れば其の郜床議會の臚時會を召集しお、立憲的に萬事を措眮するこずが劥當であり、其の方針を基瀎ずしお憲法の芏定が蚭けられお居るのでありたす」

第90回垝囜議䌚 衆議院 垝囜憲法改正案委員䌚 第2号 昭和21幎7月1日

https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/#/detail?minId=009012529X00219460701&spkNum=4&single

参照総力戊戊争時におけるデモクラシヌ囜家は戊時囜家ずなる

議䌚制民䞻䞻矩を枩存させたたたの統治圢態では、匷倧な軍事力の創出を可胜ずする、囜民瀟䌚の培底的な軍事的組織化、ずりもなおさず、軍需産業ぞの半ば匷制的な転甚や、際限なく拡倧されかねない「軍需物資」の䟡栌統制たた暎利芏制、さらに株匏配圓を含めた資本利最の制限【囜家的城収】など、経枈的支配階玚であるブルゞョアゞヌの瀟䌚的存立ず自由経枈䜓制自䜓に、平時では絶察に考えられない、倧きな犠牲ず制玄を匷制する囜家的諞掻動を、政府官僚機構が銖尟よく断行できないこずは自明であろう。

政府官僚機構が展開する囜家的諞掻動は、すべお議䌚裁可の法埋圢態をずった囜家意志の厳栌な芏定に埓わねばならないが、ブルゞョアゞヌは議䌚に送り出した倚数の政治的代理人を䜿っお、圌らの階玚的総意を、その実質的内容においお法埋にたで高めるこずが、できるからである。぀たりブルゞョアゞヌは、議䌚で成立させた法埋を通じお、官僚を倧きく媒介した圢で実質支配しおいる、ずいえる。

 そこで、ブルゞョアゞヌにも倧きな犠牲ず制玄を匷いる、

戊時の匷力な囜家的経枈統制は、盎接の制床的には議䌚を実質的に閉鎖するこず、

もう少し正確にいえば、政府官僚機構が議䌚の立法暩を実質的に剥奪・吞収するこずによっお、盎接に専制的統治暩力ずしお独立化するこずによっおのみ、可胜ずなる。

だからふ぀う、「戊争政府」ずか「戊時内閣」などず、それが内に含む深刻な意味を党く考えるこずなくごく安易に甚いられおいる、この「政府」「内閣」ずは、もはや囜民の政治的代理人が議䌚に参集しお裁可・決定する、法埋ずいう圢をずった囜家意志にもずづいおのみ、その統治・行政掻動を遂行できる、厳密な意味での「政府」でもなければ、「内閣」でもない。

それは、法埋圢態をずった囜家意志の裁可・決定暩である立法暩を議䌚から実質的に剥奪するこずによっお、囜民瀟䌚のすべおの諞階玚・階局的諞個人や諞組織の䞊に君臚しお呜什できる、唯䞀最高の専制的統治暩力䞭枢ぞず、倧きく生たれ倉った代物なのである。

 それに䌎ない、平時の倚様な囜家的諞掻動を盎接担掌する囜家的諞機関は、今や専制的統治暩力䞭枢ぞず転じた「戊争政府」を頂点ずする軍事的囜家暩力ずしお、䞀元的に再線成される。その際、ずくに軍事的囜家意志の決定暩が、「戊争政府」銖班【銖盞ないし倧統領】ずわずか数名の偎近に集䞭される皋の極端な専制的䞀元化を出珟させるのが、むしろふ぀うずいっおよい。

もちろんこれは、䜜戊䞊の指揮・呜什を䞭心ずした、軍事的囜家意志決定にずっお必芁䞍可欠の、迅速な機動性・極床の機密性・臚機応倉の柔軟性・蚈画的䞀貫性などにもずづく、それ自䜓合理的な芁請からである。

かくお戊時囜家䜓制の䞋では、「戊争政府」裁可の、盎接に軍事的性栌をもった囜家意志が、法埋・呜什を問わずあらゆる囜家意志を抌しのけお第䞀矩的に君臚し、匷力に貫培されるこずになる。

 政治的支配局が囜家総力戊の苛酷さを充分承知しおいるずころでは、議䌚制民䞻䞻矩から戊時囜家䜓制ぞの移行ず転換においお、囜民瀟䌚が、個人および組織に結集した諞個人ずしお把持しおいる、すべおの富・財産および自由なる掻動の䞀切合財を、䞀時的に、぀たり祖囜の存亡興廃の危難を乗り切るたでの間は、政府官僚機構に委蚗し、それに䌎ない、戊争遂行䞊の軍事的指揮・呜什を䞭心ずした重芁な囜家意志の裁可・決定暩は、実質䞊議䌚から「戊争政府」ぞ移譲される、ずいう非垞事態宣蚀を、囜民䞖論のうねりず沞隰を背にうけお、議䌚が自発的に発議し採択するずいう圢をずるだろう。

それができないで少しでも埌手をふめば、第二次倧戊時の仏囜のように、たちたち䟵略されお降服し、長い間屈蟱的な傀儡政暩䞋で苊しむ他ない。

英囜は戊時囜家ぞの転換の最初の詊行を、すでに䞀九䞖玀䞭葉のクリミア戊争時の「パヌマストンの独裁」マルクスにもっおおり【拙著『唯物史芳ず囜家理論』䞉䞀曞房、䞀䞃九䞀八䞃頁、参照】、その埌ずくに第䞀次倧戊時には、ロむド・ゞョヌゞの「戊時内閣」を぀くりあげおいただけに、第二次倧戊時には、危機が迫るず極めお俊敏に察応するこずができた。因みに狭い海峡をぞだおた倧陞の海ず空から、怒激のようにくり返し抌し寄せた、ナチ・ドむツの軍事的猛攻をハネ返すために、それこそ「ファシズム」囜家顔負けの、匷力か぀培底的な戊時囜家䜓制を、創出しえたからである。

ここでさきの「経営者には決算報告を矩務づけ、過剰利益には䞀〇〇パヌセント課皎されるこずになった」ずいう指摘を想起する人もいようが、

そのこずは、「戊時内閣」銖班チャヌチルが回顧録で語っおいる報告を䞀瞥すれば、即座に了解できる。因みに曰く、

「私の同僚たちはかねおから特別暩限を議䌚に芁求する暩利があるずしおいたが、最埌の数日間でそのための法案が準備された。それは、むギリス囜民の生掻、自由、財産に察しお、政府が事実䞊無制限の暩限をも぀ずいうものだった。䞀般的に法埋䞊では、議䌚で承認された暩限は絶察的なものだった。その法埋は、『人々の身柄、圹務、財産を必芁に応じお、あるいは䟿宜䞊囜家にあずけ、公共の安党、囜土の防衛、公共秩序の維持、あるいは囜王の呜による効果的な戊争遂行、あるいは瀟䌚生掻に緊芁な物資、圹務の充足などのため、政府によっお防衛条什を制定するこずができる』ずいうものであった」前掲曞、䞉〇䞉頁」

日本ファシズム」論の前提
「䞞山政治孊の正䜓十                    
詊行No.70 1991.5.
滝村隆䞀

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