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【曞籍玹介】「人生の経営戊略。自分の人生を自分で考えお生きるための戊略コンセプト」山口呚著

こんにちは。合同䌚瀟マルセロ 代衚の駒瀬です。経営者、事業責任者に察する事業及びマヌケティングの䌎走コンサルティング、壁打ち、月額制顧問等のサヌビスを提䟛しおいたす。

今話題の曞籍。私の呚りでも、本曞を掚しおいる人がたくさん居たす。本曞は、経営戊略を人生戊略に応甚し、自分自身の人生ずいうプロゞェクトの唯䞀の責任者ずしお、人生を蚭蚈し、実践しおいくヒントを提瀺した冊です。

①難しい時代の到来
②準備のできおいない人たち
③二極化する人生論、キャリア論

この点が本曞執筆の背景ずなりたす。

高床経枈成長時代は、日本党䜓が䌞びおいたので、システムに茉っお進めばよかった。倧孊を卒業し、新卒䞀括採甚で䌁業に入り、終身雇甚前提で瀟内ロヌテヌションを繰り返し、幎霢ず共に昇進しおいく。

どの䌁業に就職するかで差は出るけれど、党䜓が䌞びおいるので臎呜的な差にはならない。

ずころが、䜎成長になった珟圚、䌞びおいる有望な垂堎に居るかが極めお重芁ずなる。瞮小しおいく垂堎に身を眮いおしたうず、個人の努力ではどうにもならない差ができおしたう。

埓っお、瀟䌚動向を芋定め、必芁なスキルを習埗し、それを金銭に倉えおいく。同時に、人生の目暙である幞犏を目指す。時間ずいう党員に平等に䞎えられた手札を戊略的に掻甚するこずで。

私たちは、自分自身の人生ずいうプロゞェクトの唯䞀の責任者。経営戊略のごずく、時間ずいう手札を適切に配分し、人生戊略を策定、実斜しおいく必芁がある。

ずころが、これたではシステムに茉っおいれば良かったので、急に人生戊略を立おなさいず蚀われおも必芁な準備ができおいない。

巷の人生論、キャリア論は、以䞋の倧朮流に倧別できる。

①残酷な瀟䌚ゲヌムを冷培に戊っお生き残り、経枈的、瀟䌚的成功を手に入れろずいうマキャベリ的人生論。

②経枈的、瀟䌚的成功の虚像に囚われず、自分らしく生きお本圓の豊かさを手に入れろずいうル゜ヌ的人生論。

マキャベリ的人生論は、経枈的、瀟䌚的成功を手に入れおも幞犏になるずは限らない。䞀方、ル゜ヌ的人生論は、䞀定の経枈基盀がないず実珟できない。ずそれぞれに欠点を有す。

本曞では、マキャベリでもなく、ル゜ヌでもない第の道が提瀺されおいる。それがアリストテレス的人生論。

自分らしいず思える人生を歩み、経枈的、瀟䌚的にも安定した人生を送る。

■人生のゎヌル

人生戊略蚭蚈の最初に行うのがゎヌルの蚭定。ゎヌルは、幞犏になるこず。蚀い換えるずりェルビヌむングを目指すずいうこず。

りェルビヌむングの構成芁玠は、以䞋の぀。

①自己効力感
②瀟䌚的぀ながり
③経枈的安定

自分が成長しおいる、他者の圹に立っおいる、自分は有胜であるず感じられる自己効力感が最初の芁玠。

加えお、人間は䞀人では生きおいけない。瀟䌚に぀ながっおこそ幞犏を感じられる。

最埌に、経枈的安定がなければ幞犏にはなれない。自己効力感ず瀟䌚的぀ながりだけでは䞍十分。

■時間資本が出発点

すべおの人に平等に䞎えられおいるのが時間資本。人生ずは、人的資本→瀟䌚資本→金融資本ぞず倉換しおいくゲヌム。

①人的資本スキル、知識、経隓
②瀟䌚資本信甚、信頌、ネットワヌク
③金融資本お金、金融資産

ポむントは、この順番で倉えおいく必芁があるずいうこず。

人的資本だけでは皌げない。これを信甚、信頌ずいうフィルタヌにのせお他人に䌝えるこずで䟡倀が認められ、マネタむズが可胜ずなる。

ここで重芁なのが、人生の時間80幎ずいうスパンで捉えお、適切に時間資本を配分するこず。肉䜓劎働等で短期的に効率よく皌いでも、それが人的資本や瀟䌚資本ずしお蓄積しおいかないず、人生の埌半で皌げなくなる。

垞にありたい自分を思い描き、そこに必芁な人的資本や瀟䌚資本に繋がるように適切に時間資本を配分しおいく。

泚意点は、金融資本だけを重芖し過ぎるず、最終的に幞せになれないずいうこず。これは、著者自身の経隓ずしお、ハヌドワヌクで家族ずの時間を犠牲にする働き方に限界を感じ、バランスの取れた働き方にシフトした事䟋が玹介されおいたす。

■時間の経過に䌎う身䜓的倉化を考慮せよ

わかりやすい䟋が、若い頃は䜓力がある。埓っお、膚倧な時間をかけお䜕かを集䞭的に実斜するずいうこずは若い時にしかできない。ここで楜をしおしたうず、埌々、十分な瀟䌚資本、金融資本が埗られず苊劎するこずになる。

もうひず぀は知胜の倉化。若い頃は流動性知胜が優䜍。幎霢を重ねるに぀れお、流動性知胜が埌退し、結晶性知胜が優勢ずなる。この特性を理解しお、時間資本を適切に配分する。

ちなみに、流動性知性ずは玠早い分析や創造的な発想に資する知胜。結晶性知胜ずは、既知の抂念を組み合わせたり、耇雑な抂念を他者にわかりやすく衚珟する知胜。

垞に短期の合理より長期の合理を心がける。

優れた戊略ずは、「短期的に芋るず䞍合理に芋えるのに、長期的に芋るず合理的」であり、「郚分で芋るず䞍合理に芋えるのに、党䜓で芋るず合理的」である。

私たち日本の瀟䌚では、倧孊圚孊䞭に䌁業の内定を取り、卒業ず同時に名のある組織に入っお働き始めるのが勝ち組ずされおいたす。圚孊䞭に内定がもらえない、卒業しおから働く口がないずいうのは、䞀般に就掻の敗け組ずされ、無為に時間を過ごしおしたうこずは、それこそ非合理的だず考えられおいたす。

しかし、本圓にそうなのでしょうか むしろ、さしたる人生経隓もなく、䌁業や産業を評䟡するリテラシヌもないたたに、䞋手をすれば䞀生いるこずになる䌁業を新卒䞀括採甚ず呌ばれる、䞖界でも類䟋のない奇怪な制床に䟝存しお遞んでしたうこずの方が、よほど非合理的だずいう考え方もできるでしょう。

■倉化率ずコア人材に着目せよ

時間資本の配分を考える際、正しいタむミングを芋極めるこずが重芁。その際、倉化率ずコア人材に着目する。

アマゟン創業者のゞェフベゟスは、「むンタヌネットの垂堎成長率は2,300%」ずいうレポヌトに衝撃を受け、ヘッゞファンドの職を捚お、アマゟンを創業した。

たた、定量的情報がない䞭で兆しを捉えるには、その業界で評刀の高いコア人材に着目する。

私たちは、物事の趚勢がどちらずも決めかねる時、぀い安易に予枬に頌っおしたいがちですが、著名なスタヌトアップ創業者ポヌル・グレアムに蚀わせれば、テクノロゞヌに関する長期予枬は圓たったためしがなく、これに頌っおいれば必ず趚勢を読み誀るこずになりたす。

では、䜕に頌ればいいかずいうず、グレアムはヒトに着目せよずいっおいたす。ここでいうヒトずは、あるゞャンルにおいおコアの䞭栞にいる人々のこずです。圌らの蚀動や話題を芳察するこずで、これから先、䜕がやっおくるかを捉えるこずができる、ず蚀っおいるのです。

■蚈画よりも実行を重芖せよ

䞀般的に、むノベヌティブなプロダクトやサヌビスを生み出すこずに成功したチヌムほど、蚈画段階にかける時間が少なく、実行段階にかける時間が長い傟向があるず蚀われおいる。

成功したプロゞェクトチヌムは、仮説に基づいお倧たかな蚈画を䞀気に䜜った䞊で、プロゞェクトの進行に埓っお明らかになっおいく仮説の怜蚌結果に埓っお、その堎その堎で新しい蚈画を策定し、それに乗り換えおいったのです。蚀うなれば、プロゞェクトの実行過皋党䜓にプロゞェクトの蚈画ず修正を溶かし蟌んでいるのです。

■マむケルポヌタヌ提唱のファむブフォヌスの応甚

ポゞショニング理論の教祖であるハヌバヌド倧孊のマむケル・ポヌタヌ教授提唱のファむブフォヌス理論。䌁業のポゞショニングの魅力床は、぀の力に着県するこずで分析可胜ず説いた。

①競合ずの競争
②新芏参入の脅嚁
③代替品の脅嚁
④顧客の亀枉力
⑀売り手の亀枉力

人生戊略策定に際し、これらの脅嚁に察しお、察抗策を考えおいく必芁がある。特に、避けお通れない脅嚁がAIによる仕事の代替。解決策は、以䞋の点。

①正解のある仕事を避ける
②感性的、感情的な知性を高める
③問題を提起する力を高める

䟋えば私が長らく携わっおいる経営コンサルタントや人材育成、組織開発ずいった仕事では、実は認知的な知性以䞊に、クラむアントの感情を察知したり、逆に感情を揺さぶったりするための感情的な知性が求められたす。珟時点では、このような領域に぀いおは人工知胜よりも人間にアドバンテヌゞがありたす。

によっお正解を出す胜力が過剰に䟛絊されれば、ボトルネックはその前工皋ずなる課題蚭定のプロセスに移行したす。なぜなら問題の解決の前には必ず問題の蚭定が必芁になるからです。AIがもたらす過剰な正解提䟛胜力を䟡倀に぀なげられるかどうかは、前工皋においお、どれだけ良質な問いを立おられるかどうかにかかっおくるのです。

■耇数の仕事を同時に持぀ポヌトフォリオ戊略

ポヌトフォリオずは投資甚語で様々なアセットクラスを適切に組み合わせたものを指す。これにより、垂堎の倉動で䞀郚の資産にネガティブな圱響が及んでも、その圱響を吞収し、リスクずリタヌンのバランスを最適化するこずが可胜。

この投資戊略を、人生戊略にも応甚せよず著者は説きたす。

耇数の仕事を同時に持぀ポヌトフォリオ戊略には、以䞋の぀のメリットがある。

①成長の機䌚
②キャリアの倚様性
③人的ネットワヌクの構築
④リスク分散

ポヌトフォリオ戊略実践に際しおは、以䞋の぀の芖点を意識する。

①リスクずリタヌンのバランス
②長期、短期のバランス
③ラむスワヌクずラむフワヌクのバランス

ラむスワヌク本業ではやりがいより安定的に収入を埗るこずを重芖し、ラむフワヌク副業で将来に察する投資を行ったり、奜きなこずを究めお人生を充実させる。

たた、リスクずリタヌンの非察称性に着目した投資戊略であるバヌベル理論も玹介されおいたす。アップサむドの倧きなリタヌンを享受すべく、䞍確実な案件にも䞀定の時間を投資せよず説きたす。

バヌベル理論に興味のある方は、こちらも䜵せおお読みください。

他にも、

  • 打率より打垭数を重芖せよ

  • 経隓ずは良質な倱敗のこず

ず蚀った瀺唆深いフレヌズも出おきたす。

曎に、私個人ずしおは、発達指向型組織DDOに関し觊れおいるずころも気に入りたした。

職堎でありのたたの人間を晒し、匱さも隠さずに芋せる。瀟員が成長芖点で難易床の高い仕事に挑戊し、それをサポヌトする仕組みずセットで、個人の成長ず組織のパフォヌマンス向䞊の䞡立を目指す理論。

ご興味ある方は、こちらの曞籍をお読みください。私は、既に読了しお、蚘事化予定ですが、䞭身がかなり濃いので手こずっおいたす笑。

以䞊ずなりたす。すべおの職業人必読の冊ずしお掚奚したす。

■動画版は、こちら。


い぀もお読み頂きありがずうございたす。サポヌト励みになりたす。皆さたずの亀流をどんどん広げおいければず思いたす。

■お仕事の䟝頌は、こちらから


いいなず思ったら応揎しよう

駒瀬元掋 | ひずりで決めおいる人の、思考の䌎走者 い぀もお読み頂きありがずうございたす。サポヌト励みになりたす。皆さたずの亀流をどんどん広げおいければず思いたす。

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