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アップとダウンの迷宮と、ついに動き出した左指

ヴィオラのレッスンも、早いもので6回目になりました。

先生からは「順調ですね」と言っていただけるものの、自分の中ではまだまだ必死。ちょっと気を抜くとすぐに姿勢が崩れてしまったり、指と指の間がいつの間にか狭くなってしまったり……。
何度も同じ指摘を受けながらも、「これが初心者というものだ!」と前向きに(開き直りつつ?)頑張っています。

今回のレッスンで、特に印象深かったのが、
「アップ(押し弓)」と「ダウン(引き弓)」のお話でした。

オーケストラの演奏を見ていると、ヴァイオリンもヴィオラも、全員の弓が綺麗に揃って一斉に上下しています。だから「弾き方の決まりがあるんだな」ということは、なんとなく知っていました。
でも、まさか全ての音が「アップか、ダウンか」まで厳密に決まっているなんて!
「ちょっと間違えて自分だけ逆の動きをしたら、ものすごく目立っちゃうな」と、想像するだけで少しドキドキしてしまいます。

さらに驚いたのは、先生が教えてくれたオーケストラの裏話でした。
なんと、プロの世界であっても、本番直前まで「ここはアップで弾くべきか、ダウンで弾くべきか」で揉めることがあるのだそうです。

席順が隣同士の奏者で意見が分かれたり、フレーズのニュアンスを追求するあまりに議論になったり。客席から見ているだけでは絶対に分からない、音楽家たちの熱いこだわり(時には泥臭いバトル?)があることを初めて知りました。
こういう「自分の知らない世界」を少しずつ覗かせてもらえるのは、大人の習い事ならではの面白さだなと感じます。

そして今回のレッスンのラスト3分。
先生が「じゃあ、ちょっとだけ」と、左手の指の仕組みを教えてくれました。
これまでは右手で弓を引くことに集中していましたが、ついに左の指を使って弦を押さえ、音を変えて弾く領域に突入しました。ほんのちょっとですが…。

とはいえ、現在の右手は完ぺきではないので、練習はあくまでの右手のボウイング。
両手を駆使して、滑らかに美しいメロディを奏でている自分の未来が、今はまだ1ミリも見えません笑

とりあえず、今できることをするしかない。
地道にコツコツ、そして徳をも積んで進んでいきます。