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第三十四候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)7/23〜27

きりはじめてはなをむすぶ

大暑の初候だけあって、さすがにこの候の時節は毎日が大変な暑さですね。
なのに、三十四候は、なぜか桐の花(実)の話です。
なんだか不思議ではありませんか?
桐の花が咲くのは、実際晩春〜初夏(4〜5月)。
実は初秋。
それなのに、この暑さ真っ盛りの大暑の初候に「実」の話なのです。

それにしても
桐始結実とかかず、結花、と書くのは、さすがですね。

そして、そもそも桐の木の話なのも、興味深いです。
べつにたわわになってるブドウでも、梨でもなんでもいいのに、、
なぜか桐です。

桐の花と実

なぜ桐だけが特別なのか?

桐というと、
日本人はなんとなく特別なもの、というイメージがありませんか?

高価な桐の箪笥とかは一般的なイメージですが、ちょっと特別なところで紋を思い出してください。
五七桐、
あの紋です。皇室や、内閣総理大臣の紋章にも使われ、私たちが日々使う500円硬貨にも、 気づかぬうちに刻まれています。

五七桐のと五百円硬貨

でも、なぜ桐だけが、そこまで特別視されてきたのでしょう?

中国の古い言い伝えに、こうあります。
「鳳凰は梧桐(桐)でなければ棲まず、  
竹の実でなければ食べない」

聖なる鳥、鳳凰が選んでとまる木は、
桐だけだった、というのです。

そしてもうひとつ。
日本には、女の子が生まれると 庭に桐を植える、という風習がありました。
その子が嫁ぐ頃、 桐は成長し、大木になっている。 その木で箪笥をこしらえ、 嫁入り道具として持たせたのです。

娘の成長の速さと、 桐という木の成長の速さを、 重ね合わせていたのですね。
軽くて、湿気を通さず、火にも強い——
桐は、大切なものをしまうのに、 これほど適した木はなかったのです。

【桐(きり)基礎情報】
・分類:キリ科(旧ゴマノハグサ科)キリ属、落葉広葉樹
・原産:中国原産、東アジア一帯。日本では北海道南部〜本州に分布
・開花:晩春〜初夏(4〜5月頃)、枝先に淡紫色の花を房状につける
・結実:大暑の頃(7月)に蒴果(さくか)を結びはじめ、10月頃に裂けて種子を放出
 ※「桐の実」は初秋の季語
・成長:樹木のなかでも際立って成長が早い。数年〜十数年で大木に育つ
・材質の特性:
 軽量(国産材でもっとも軽いとされる)
 多孔質で音の濁りが少なく、美しく共鳴する
 湿気を通しにくい/狂いが少ない/火に強い
・用途:桐箪笥、琴・箏(最高材とされる)、下駄、家具
・桐紋(五七桐):皇室ゆかりの紋として用いられ、のちに豊臣秀吉も拝領
 現在は日本国政府・内閣総理大臣の紋章としても使用
・500円硬貨:表面のモチーフに桐が使われている
・中国の故事:「鳳凰は梧桐(桐)にあらざれば棲まず、竹の実にあらざれば食わず」
 (『詩経』大雅・巻阿に「鳳凰鳴矣、于彼高岡。梧桐生矣、于彼朝陽」の記述あり)
・伝説:創造神・伏羲が桐の木から最初の琴(鳳凰琴)を作ったとされる
・日本の風習:女児が生まれると庭に桐を植え、嫁ぐ頃にその木で箪笥をこしらえ嫁入り道具として持たせた

桐と関わりがあるものとして、
皇室に、鳳凰に、
易やHD,GODSEALの64卦を作ったと言われる伏犠まででてきました。
ますます、なぜ桐がそんなにも特別なのか不思議でならず、
いろいろ調べてみましたら…

桐は、ますます凄かった!

桐と鳳凰

まずは鳳凰との関係にさらに発見からありました。

「鳳凰鳴矣、于彼高岡。梧桐生矣、于彼朝陽」
(鳳凰は高い岡で鳴き、梧桐は朝日の当たる場所に生い茂る)
(『詩経』大雅・巻阿)

これは桐と鳳凰を結びつける最古の記述。
この一説の中に出てくる"朝陽"という場所の指定にご注目!
この場所は、東の、朝日が最初に当たる斜面。
つまり、陽の気がいちばん早くさす所に生える木が桐だというんです。

そういえば、日本は極東の地、、、、
日出国、、  
だから皇室の紋?  と妄想が止まりません。

伏犠と桐

次に、伏犠と桐について。

Claudeがこう教えてくれました。
「伏羲が桐の林で鳳凰が最大の木に降り立つのを見て、その中央部を切り出し琴(鳳凰琴=古琴の起源)を作ったという伝説があります。33天にちなんで三つに分割し、中央部分を「72日間」流水に浸してから作ったという細部は、七十二候の「72」という数字とふと響き合う、偶然ながら面白い符合です。

え?
なんですって?
伏犠の琴は、72日間流水に浸すのですって??

私は、世の中に偶然はないと信じているので
72候の歳時記を書いている私にはなんとも嬉しいシンクロです。
しかもGODSEALの元をつくった伏犠がしたことなのです。


そしてね、
そうやって作った桐の琴は音に濁りが少なく、美しく共鳴するのだそうです。

いろんなことが繋がってきて、面白くなってふと思い立って、シュタイナーはなんと言っているか調べてみたら、、
残念ながら、東アジア原産の桐との直接的関わりはみられないようでした。
が、樹木論というものを見てみましたら、、、

これがまた本当に驚きでした。

シュタイナーの樹木論から見た第三十四候

シュタイナーは、樹木論で植物の成長を
四つの元素霊——ノーム(土)、ウンディーネ(水)、
シルフ(風)、そして火の精(サラマンダー)——の
働きとして語っています。

そのなかに、こんな言葉があります。

「シルフの領域を通り過ぎたあと、
 植物は火の精たちの領域に入る。
 火の精たちは温かい光の元素に住む者たちである。
 地の温かさが最高潮に達した時、
 あるいはそれにふさわしい状態になった時、
 彼らはその温かさを集めはじめる」

(ルドルフ・シュタイナー GA230 第七講より)

「地の温かさが最高潮に達した時」——
これはもう、大暑そのものではありませんか。

シュタイナーによれば、この瞬間に火の精たちが動き出し、
集めた温かさを花粉という「小さな飛行船」に乗せて、
種のもとへと運び込むのだそうです。

しかも、彼はこう続けます。
花の中で受粉が起きても、それはまだ「受精」ではない、と。
花粉が運ぶのは、天からの雄性の種の準備にすぎない。

本当の結びつきは、
秋にシルフとウンディーネが土に沈めた植物のかたちと、
冬になってノームがこの温かさを地中に届けたときに、
初めて起こる——。

「植物にとって、大地は母であり、天は父である」

夏の盛りの熱は、結実そのものではなく、
後に地中で完成する結びつきのための、種火を仕込んでいるだけ。

桐始結花、という候の名前を、もう一度思い出してください。
花が咲くのではなく、花が実を結びはじめる。
盛りではなく、転換点。

灼熱の日差しの下で、桐だけがひとり——
まだ見えない実りの種火を、静かに仕込みはじめている。

大暑とは、そういう時間なのかもしれません。

そしてまた易の言葉で言い直すと、こうなります。
55番(豊・歓喜)は、夏の盛りの熱だ。
それは花であり、種火だ。 結実ではない。
56番(火山旅)は、その種火を持って旅に出る時間。
旅の途中、外からは「動いている旅人」に見える。
でも内側では、山の中に何かが降りていっている。
地中で、見えないところで、冬にかけて、本当の結合が起きていく。

MONAの宇宙暦

ここで宇宙情報に入っていきましょう。

【宇宙暦情報|第34候 桐始結花 7/23〜7/27】
GODSEAL
INGOT 56 火山旅 いとをかし
NORITO:「いとをかし、旅人の眼で世界を見る」
HINKA:55/RIKA:60
KEYWORD:刺激・旅・物語る力
SHIKA:
 7/23 07:20〜 56.5 × 33 天山遯
 7/24 06:54〜 56.6 × 62 雷山小過
※7/25 6:29〜切替
INGOT 31 沢山咸 影響力が集団を動かす
NORITO:「影響力が集団を動かす」
HINKA:32/RIKA:41
KEYWORD:影響力・感応・惹き合う力
SHIKA:
 7/25 06:29〜 31.1 × 49 沢火革
 7/26 06:01〜 31.2 × 28 沢風大過
 7/27 05:34〜 31.3 × 45 沢地萃
ホロスコープ(7/23 9:00 JST時点)
 ☉ 太陽:獅子座2°
 ☿ 水星:蟹座16°(逆行中)
 ♀ 金星:乙女座15°
 ♂ 火星:双子座15°
 ♃ 木星:獅子座7°
 ♄ 土星:牡羊座14°
 ♅ 天王星:双子座2°
 ♆ 海王星:牡羊座4°(逆行中)
 ♇ 冥王星:水瓶座7°(逆行中)
 ◎ 注目アスペクト:太陽と木星が獅子座で接近(約5°差)

序卦伝:56(旅)の次に来るもの 「旅人は必ず泊まる場所を求める。
だから咸(感じ合う・出会い・共鳴)がこれに続く」

→ 旅の途中で、感じ合える人に出会う。  
旅(56)がなければ、咸(31)は生まれない。

【31沢山咸 上卦・下卦】
・下卦=山(艮):動かない・積む
・上卦=沢(兌):楽しい・集まる・喜び

→ どっしりと動かない山の上に、沢(喜び・集まり)が乗る。  
根を張ったところに、自然と人が集まってくる形。
【56→31の流れで起きること】
56:旅しながら「いとをかし」を感じる種火の時間
31:その種火が誰かに伝わって、共鳴が生まれる時間

シュタイナーの言葉で言えば—— 56が「地中に植物のイデアを沈める」時間だとしたら、 31は「それが根を張り始め、周りに感じ取られる」時間。

いとをかしの正体

伏羲が桐から作った琴は、
濁りのない、美しい共鳴を持っていたといいます。

この候の運行は、56番・火山旅(旅)から
31番・沢山咸(感応)へと続く。
「咸」とは、人と人が静かに響き合うこと。

桐という木そのものが「共鳴する木」であるように、
この候が向かう先もまた、共鳴なのです。

さえり先生はGODSEALラジオで、こうおっしゃっていました。
「ありがたし、を辿っていくっていうのは
 とってもいいことなのかもしれない」

旅の途中では、自分が何を作っているのか分からない。
旅を終えて振り返って初めて、
これが私の作った世界だったと気づく——。

「いとをかし」とは、完成した美しさではない。
何かが起きかけている瞬間の、
まだ言葉にならない感覚。

花が終わり、実が結ばれ始めた瞬間の、あのざわめき。
結実はまだ、地中にある。
でも確かに、何かが動いている。

旅の果てに、桐の琴が鳳凰を招いたように、
あなたに応える何かが、静かに響きはじめますように。


今日も私はcrazy🤪
宇宙人魔女の地球実験室
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時とはなんでしょう?

時は年表のように横一列に並んでいるわけではありません。
歳時記を通して
時をもっと感じてみてください。


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