「星の王子さま」を読んで。作:サン=テグジュペリ No.8
私は「星の王子さま」と聞いて思い出すのは、
テレビアニメだ。
同世代に聞いても、そのアニメを覚えている人がいない。
どなたか、記憶に残っている人はいらっしゃいますか?
オープニング曲の最後に必ず
「サン=テグジュペリ」
と言うので、その名前が頭にこべりついた。
美人のバラの女の子が咲いた。
とにかくプライドが高くて、王子さまは嫌になって星を出ていってしまう。
残されたバラの女の子は、物悲しげだ。
王子さまをずっと一人で待ち続けている。
その様子が、テーマ曲の流れている間に映し出される。暗くて、悲しい雰囲気。
毎回、それを目にするので、子供の私はとても怖かった。
「星の王子さま」を思い出すときは、星がたくさん見える夜空を思い浮かべるけれど、キラキラ光る星ではなく、白くぼやけた星たちだ。
私の行きつけの本屋さんの店主は、山元加津子さんの書く『星の王子さまとそして、わたし』が大好きだ。惚れ込んでいる。
お店に行くと、「この部分が凄く素敵なんだよ」
とか言って、かっこちゃんの書かれた文章を見せてくる。
かっこちゃんの映画もあって、素晴らしかった、
見てほしいなぁと言ってくる。
確かに、かっこちゃんの感想は、他の人とは違う。めちゃくちゃ思いやりがあるし、オシャレな感じもする。素敵だ💓
店主が褒めまくるから、かっこちゃんはきっと素晴らしい人なんだろう。
『星の王子さまとそして、わたし』を読みたいので、「星の王子さま」のお話がはっきりと思い出せるように、購入し再読することにした。
読んでみると、
「不思議の国のアリス」を読んだ時と同じ感覚がある。
楽しいよりも、不思議
知りたいけど、怖い
自分の想像を超えている。
『ゾウを飲み込んだウワバミの絵』
その絵から始まる物語
最初はホラーっぽい、恐ろしい。
ぼくが書いたウワバミの絵は、誰にも分かってもらえなかったのに、星の王子さまだけは、すぐに理解してくれた。
自分を分かってくれる人が現れた。
そんな人が現れたら、それはそれは驚くし、
飛び上がるほど嬉しい!
「かえがえのない人」だと絶対に感じる!
奇跡的なので、王子さまは本当は実在しなくて、ぼくの夢が形になって現れた理想像なのかな、
と思ったりもした。
でも、地球上の数億人の中には、自分の感性とピッタリくる人もいるだろう。
そう信じて、ぼくは「本当に運がいい人」だと思った。
結局は王子さまは地球上の人ではなかったけど😅
星の王子さまの性格は、
人見知りではないけど、愛想が良いわけではない。
気になったことは納得いくまで聞き続けるので、熱いタイプなのかというと、そうでもない。
自分の気になること以外は、ぼんやりしてる。
気が弱いから、バラと喧嘩をして出てきてしまう。
でも、さまざまな星を一人で旅するところはとても勇敢だ。
人の心の中の、矛盾した二つの面を、素直に全部表現している人なんだろうな。
ある意味、人間らしい。
愛おしい🥰
私も大事な人の前では、そんな自然な自分でいたい。
また、大事な人がそんな風にしていたら、
全部を受け止めて、もっと好きになりたいな。
星へ帰った王子さまは、バラの女の子に会えたのだろうか?
風に吹かれて枯れてしまった可能性が少し。
羊に食べられた可能性が少し。
また会えて仲直りした可能性がたーくさん!
あー、良かった良かった😭
