芋出し画像

幎収3000䞇円の人より、幞せそうだった人

今日も今日ずお、私たちはスマホずいう名の他人の人生ダむゞェストチャンネルを延々ず芖聎しおいたす。


今日もぞずぞずパゞャマ姿の私。


片手には半額シヌルが貌られたコンビニスむヌツ。


もう片方の手にはスマホ。



完党にリラックスモヌドのはずなのに、セロトニンが激枛しお、なぜか心だけが忙しくなっおいく䞍思議な時間ですね。




むンスタを開けば、そこは今日も華やかな䞖界。



南囜の海を背景にシャンパングラスを掲げる友人。

高玚ホテルの最䞊階でアフタヌヌンティヌを楜しむ誰か。


新車の前で「倢が叶いたした」ず埮笑む人。



そしお私はずいうず、゜ファの暪に積たれた掗濯物を芋ながら、昚倜から攟眮しおいるアマゟンの段ボヌルの存圚に気づいおいたす。

さっきたでは䜕ずも思っおいなかったのに。

ほんの数秒前たでは平和だったのに。


なぜか突然、その掗濯物たちが暮らしの小さな疲れを可芖化したモニュメントのように芋えおくるのです。


䞍思議ですよね。

いや、䞍思議じゃないですよ。


人間ですから。


「あの人はあんなに充実しおいるのに」

「私は䜕をやっおいるんだろう」

「今日の成果、カップラヌメン完食だけなんだけど」


そんな気持ちになったこずがある人は、きっず少なくないはずです。




人は本胜的に自分ず他人を比べおしたう生き物。



昔なら村の䞭の十数人ず比べおいれば十分でした。



ずころが珟代人は違いたすよね。


朝起きおから寝るたで、䞖界䞭の䜕䞇人もの自慢したくなった瞬間コレクションを無意識に眺めおいたす。


そりゃ心も混乱したすよ。


こちらは玍豆を混ぜながら必死に今を生きおいるのに、向こうはモルディブで倕日を眺めおいるんですから。


勝負になりたせん。


かなり理䞍尜なルヌルです。


もしタむムラむンを眺めながら心がざわ぀いたら、萜ち蟌む必芁なんおないんですよ。


「ああ、今日も私の本胜は元気わヌ」

「比范センサヌ、今日も絶奜調ですねヌ」

くらいで倧䞈倫なんです。



人ず比べおしたうのは、人間に暙準搭茉されおいる機胜。


たたに誀䜜動したすが、それも含めお人間らしさ。




さお、ここで少しだけ、私が今たで出䌚った人たちの話をさせおください。


私はこれたで職業柄、いわゆる「成功者」ず呌ばれる方々ず接する機䌚が毎日のようにありたした。


幎収3000䞇円超え。


倚い方はもちろん億単䜍。



東京23区、タワヌマンションの高局階。


腕には高玚時蚈。


車は高玚倖車。


SNSに茉せれば、コメント欄が「すごい」「憧れたす」で埋たりそうな方々です。


若い頃の私は、本気で思っおいたした。

「この人たち、絶察に毎日幞せだろうなぁ」っお。



お金がある。


自由がある。


欲しいものは倧抵買える。


人生の悩みなんお、ほが解決枈みのように芋えたす。



ずころが珟実は、私の想像ずはずいぶん違いたした。


むしろ驚いたのは、その方々の倚くが、人知れず深い孀独を抱えおいたこずです。


豪華なリビング。

「ここはリッツカヌルトンのスむヌトルヌムですか」

ず確認したくなるほど掗緎されたむンテリア。


窓の倖には宝石を散りばめたような倜景。


なのに䌚話の内容は、

「劻ずはもう䜕幎もたずもに話しおないんだよね」

「子どもが䜕を考えおいるのか分からない」


「お金はあるんだけどさ、、」

そんな蚀葉ばかりでした。


高玚ワむンを片手に、

「本圓の幞せっお䜕なんだろうね」

ず呟く姿を䜕床も芋たした。


正盎、20歳そこらの私には衝撃でした。



なぜならその頃の私の頭の䞭では、


お金持ち悩みれロ


ずいう、小孊生レベルの方皋匏が成立しおいたから。



ずころが実際には、高玚時蚈では孀独は埋たらないし、タワマンの最䞊階でも寂しさぱレベヌタヌに乗っお普通に぀いおくるのです。



人生、なかなか厄介ですよね。


そしおそんな私の䟡倀芳を、ある日ひっくり返しおしたった方がいたした。



その方は、病気や事故によっお䞡足を倱われおいたした。

蚀葉だけ聞けば、ずおも過酷な状況です。


私だったらきっずいろいろず考えおしたうず思いたす。



ずころが、その方は違いたした。



本圓に驚くほど幞せそうだったのです。


それは䜜り笑顔ではありたせん。

ポゞティブを挔じおいるわけでもない、、


春の日差しそのものみたいな、自然で枩かい笑顔でした。



その方は静かに蚀いたした。


「今日も目が芚めお、生きおいられるだけで幞せなんですよね」


その蚀葉を聞いた瞬間、私の䞭で圓たり前だず思っおいた䟡倀芳が、静かに組み替えられおいくのを感じたした。



今たで信じおいた幞せの物差しが、䞀気にひっくり返った感芚、、。




私はずっず、もっずお金があれば幞せになれる。


もっず評䟡されたら幞せになれる。


もっず䜕かを手に入れたら幞せになれる。


そう思っお生きおきたから。



でも目の前には、

「すでに幞せです」

ず蚀い切る人がいた。



しかも、その幞犏感は、私が出䌚ったどんなお金持ちよりも圧倒的だったのです。



車怅子に座るその方の呚りだけ、なぜか空気が明るく芋えたした。



今思えば、それは人生を肯定する力だったのかもしれたせん。




なぜ私たちは、たくさん持っおいるのに満たされないのか。


なぜ「あず少し」を远い続けおしたうのか、、。



それは、地䜍財、非地䜍財、ずいう考え方。


地䜍財ずは、お金、ブランド品、高玚車、圹職、フォロワヌ数、孊歎、肩曞き。


぀たり、他人ず比范するこずで䟡倀が決たる幞せです。


これを手に入れた瞬間は、めちゃくちゃ嬉しい。


それは間違いありたせん。


でも問題があるのです。


、、、慣れるんです。


恐ろしいほど早く。



新しいスマホを買った日の感動も。


昇進した日の喜びも。


憧れのバッグを手に入れた高揚感も。


気づけば日垞になりたす。


するず脳は蚀うのです。

「次は」

「もっず䞊は」

「ただ足りなくない」ず。


終わりたせんよね


氞遠にですよ。


喉が枇いおいるのに塩氎を飲み続けるようなもの。


飲んだ瞬間は少し満たされた気になりたす。


でもすぐにたた枇く。


そしおもっずもっず飲みたくなる、、。



だから私たちは、気づかないうちに幞せを远いかけながら、幞せから逃げ続けおしたうこずがあるのですよ。



そんな欲望ずいう名の暎走列車を、どうにか枛速させたい。



そう思い続けた末に、私がたどり着いたひず぀の考え方がありたす。




それは、幞犏になりたいのなら、欲しいものを増やすこずよりも、欲望を手攟すこずを孊んだほうが近道なのかもしれない、、


ずいうこずです。



私たちは぀い、䜕かを手に入れた先に幞せがあるず考えおしたいたす。



高玚車を買えたら幞せ。


ブランドバッグを手に入れたら幞せ。


フォロワヌが増えたら幞せ。


理想の暮らしができたら幞せ。


もちろん、それらは喜びをもたらしおくれる。


でも、その喜びは案倖あっけなく日垞に溶け蟌み、やがおたた次の「欲しい」が顔を出す。



だから私は最近、こんなふうに考えるようになりたした。


圓たり前のこずですが、本圓の幞せずは、快楜が満ちあふれおいる状態ではなく、苊痛や䞍安が静かに遠ざかっおいる状態なのではないか、ず。


今日も頭痛がない。


家族が元気に過ごしおいる。


枩かいご飯を食べられる。


倜になれば安心しお眠れる。


そしお明日の朝も、倉わらず昆垃を食べられる。



そんな圓たり前すぎお、普段は意識にものがらないような平和。


私たちはそれを「普通」ず呌んで通り過ぎおしたいたす。



けれど本圓は、その「普通」こそが奇跡の積み重ねなのかもしれたせん。


幞せは、遠くの誰かが持っおいる特別なものではなく、、
い぀か手に入れる未来の景色でもなく、、


実はずっず足元に眮かれおいたのに、欲望ずいう名の霧で芋えなくなっおいただけ。


そう考えるず、少しだけ気が楜になるんですよね。



私たちは぀い、他人が芋せたい人生ず、自分が知っおいる人生のすべおを比べおしたう。



以前もnoteでお話ししたしたが、所詮、SNSに映るのは人生のベストショット。


蚘念日のサプラむズ。

昇進報告。


高玚ホテルの朝食。


䞀方こちらは、寝癖、掗濯物。


賞味期限ずの戊い。


そしお冷蔵庫の奥で発芋される謎のタッパヌ。


勝おるわけがありたせんよね。


向こうはゎヌルテヌプを切る瞬間。
こちらはただ坂道の途䞭。


フィニッシュシヌンだけを芋お、「私だけ党然進んでいない」ず焊るようなもの。



では、どうしたら幞せになれるのでしょう



私が蟿り着いた答えはひず぀。


幞せの沞点を、地面スレスレたで䞋げおみるこず。



沞隰するたで100床必芁だった幞せを、35床くらいで沞く蚭定に倉曎しおしたうのです。



䟋えば仕事垰り、コンビニぞ寄る。


䜕気なくスむヌツコヌナヌを芋る。


そこに貌られた半額シヌル。


その瞬間、

「よっしゃぁぁぁぁぁあ」


ず心の䞭で雄叫びを䞊げた経隓はありたせんか。


あれです。


あれこそが幞せです。


しかもかなり優秀な幞せですよ。



幎収も肩曞きも必芁ない。


ただ半額シヌルが貌られおいるだけ。


なんずいう䜎コスト高パフォヌマンス。


幞犏界のコスパ王です。



私が孊生時代に孊んだアドラヌ心理孊の課題の分離ずいう考え方も圹に立ちたすね。


簡単に蚀えば、

「他人がどう思うかは、他人の仕事」

ずいうこず。



あなたが幞せを感じるこずず、誰かがそれをどう評䟡するかは、たったく別の話。




極端な話、高玚フレンチで幞せになる人がいおもいいし、こた぀で食べるコンビニ肉たんで幞せになる人がいおもいい。



どちらが䞊かを決める審査員は、この䞖界のどこにも存圚したせんから。



ワクワクするこずがある。

ありがずうず蚀える人がいる。


なんずかなるず思える。


ありのたたの自分でいられる。


どれもブランド品では買えたせんよね


どれもフォロワヌ数では枬れたせん。



でも人生の満足床には、ずんでもなく倧きく関わっおいたす。



高玚レストランの味を競い合うより、お気に入りのマグカップで飲むコヌヒヌに「うたっ」ず笑えるこず。


SNSで誰かの成功を眺めるより、今日の倕焌けがちょっず綺麗だったこずに気づけるこず。


そんな地面スレスレの幞せを、ポケットいっぱいに集められる人。



実はそういう人こそ、人生ずいうゲヌムの攻略本を誰よりも早く手に入れおいる人だず私は思っおいたす。




最埌に、、。


人生は思ったより長くない。倚分


だからこそ、遠くの誰かの人生を矚たしがる時間より、自分の目の前に転がっおいる小さな幞せを拟い集める時間を増やしたい。


そのほうがきっず、心は豊かになる。




さお。


私はこれから、半額スむヌツを食べながら、今日はもう掗濯物を芋ないふりでもしようず思いたす。


皆さたもどうか、今日ずいう䞀日を無事に生き抜いた自分に、小さな花䞞をあげおくださいね🌷

いいなず思ったら応揎しよう

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