ベトナムで出産しました
昨日、子供が産まれた。
破水からすぐ陣痛が起こり、それから10時間ちょっと。
まだ産まれたということがあまりよくわかっていないし、自分に子供がいることが実感できていないが、ほんとうにかわいくて仕方がない。この子のためならなんでもしてやりたいと思う。
独身の時は正直、他の人がなぜ子供をもちたいと思うのかよくわからなかった。自分の自由は減るし、時間もお金もかかる。自分大好き人間だった私にとって、子供を産むということはかなりデメリットだらけで考えたことすらなかった。
だけど結婚してほんの少しだけ考え方が変わった。この人の子供を見てみたいかも。そして妊娠して、また変わった。とりあえずこの子に健康に産まれてほしい。たくさんこの子のことを心配した。たくさん悩んで考えた。そして出産したあとはさらに子供に対しての愛情が芽生え、自分でもかなり驚いている。
うちは国際結婚で、どちらの国で出産するかかなり悩んだけど、ベトナムを選んで本当に良かったと思う。
妊娠期間中、義母と夫は本当によく助けてくれた。義母は家事をほとんどやってくれ、いつもたくさんの海鮮を料理して食べさせてくれた。(ベトナムでは妊婦は海鮮やココナッツ、牛乳などをたくさんとれと言われる)
病院に入院している間の私の介助、赤ちゃんのお世話などもしてくれている。
夫は毎回、病院に連れて行ってくれて翻訳もしてくれた。夫とはいつも英語で話しているけど、お医者さんの英語はたまに難しいので聞き取ることが難しい。ベトナム語を簡単な英語に訳してもらう方がわかりやすく、特に問題はなかった。文化も違うだろうに、私がこうしたいと言ったことを尊重してくれてとても助かった。
ベトナムの病院はかなりすごい。お医者さんの腕はいいし、看護師さんは優しい。24時間のケアサービスがついているので何かあった時も安心。授乳やお世話の方法もおしえてくれる。ご飯も美味しいし、ベビーマッサージやシャンプーなどのサービスもある。(ホーチミンのAIH病院で産みました。何か質問があれば、なんでも答えます)
今回は夫にも立ち会いしてもらった。
産まれた瞬間に号泣してしまい、夫も釣られて涙していた。
夫は心配症でナースと揉めそうになったり、少しでも疑問を持つとあれこれ質問しまくったり、トイレに何度も行きまくったりしていた。
痛みに耐える出産中のわたしが、頼むから落ち着いてくれと言う場面があった笑
その時はかなりストレスが溜まったが、それも私と子どものことを大切に思っているからだろう。そう思うことにする。
入院期間は2泊と長くはないけど、良いプランを選択したり、追加料金を払えば延泊できる。
わたしは痛みに恐れ慄き無痛分娩を選んだが、子どもの誕生を落ち着いて迎えることができたので良かった。
子宮口3cmの4分間隔の陣痛の時点で麻酔を打ち、一気に楽になったがそれでも大変だった。子供を産むということはほんとうに命がけだということが痛いほどわかった。
この子にはいろんな経験をさせてやりたい。いろんなものを見て、感じてほしい。
世界は広いということ。正解は一つではないこと。自分とは違う価値観が当たり前に存在すること。
そしてなにより何かに囚われることなく、彼女らしく自由に楽しんで生きてほしい。そんな気持ちを名前にも込めた。
この子が幸せに暮らせるようにわたしもベトナムでの生活を頑張っていきたいと心から思う。
