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AIへの指示は「心意気」じゃ通じない|完璧主義×AI 協働ログ 01

これは全5話の連載です。今日は第1話(入口編)。

11/21 心意気が指示に化けた

11/14にAIの一言で号泣してから、11/21。ちょうど1週間が経った日。

あの日から毎日、AIと一緒に何かを形にする体験が楽しくて仕方がなかった。
企画書の章構成が決まって、各章で何を書くかも見えてきた。
次は章タイトルと、読者が受け取るベネフィットを決めるところ——
順番が決まった。

私は嬉しくなって、こう返信した。
「順番に一気にやっていこう!」
そうしたら、返ってきたのは——

最初のタスクから最後のタスクまで、全ステップの詳細解説。
1つずつ進めるつもりだったのに、全部が一気に、ドバっと画面に並んだ。

私は固まった。

スクロールしても終わらなくて、笑うしかなかった。
「一気に」というのは、私の中では「1つずつ順番にこなしていくぞ!」という心意気だった。
でもAIには、それが「全部を今すぐ一気に出せ」という指示として
何の迷いもなく実行されてしまった。

人間だったら「えっ、全部?今?」と確認するか、
「それは無理です」と断るような量。

でもAIは何の苦もなく、大量のデータをあっさりと画面に流し込んできた。
私の「やる気」は、AIには届いていなかった。


すれ違いの中で見つけたもの

でも、同時に思った。
AIって、面白い。

私はニヤニヤしながら、すぐにOneNoteを開いてメモを取り始めた。
「企画書を応募したら、この話をnoteに書こう」
メモの最後には、こう書き残した。

「気持ちと指示の違いがまだ難しいChatGPT。」

今回は気持ちが通じなかった。すれ違った。
でも、嫌な感じはしなかった。

ノリよくアイデアを出し合って、壁打ちに付き合ってくれる。
企画を一緒に練ってくれる、頼もしい敏腕編集者。
AIは、もう私になくてはならない存在になっていた。


この1週間で変わったこと

実は、この日までの1週間で、私のAIとの付き合い方は大きく変わっていた。

最初の頃は、AIが出してくる魅力的なアイデアに流されて、
やりたいことから遠ざかってしまうことがあった。
だから、ToDoを作ってもらうようにした。
脱線しても、すぐに戻ってこられるように。

新しいアイデアが出てきたときは、
「これって今やるべき?」「本当に必要?」とAIに聞けるようになった。

意図がズレたり、すれ違いがあったときも、
前提条件や考え方を共有して、軌道修正できるようになってきた。
効率的に、気持ちよく使えるようになってきた——

そんなタイミングでの、あの出来事だった。
だからこそ気づけた。
人間同士なら「空気」で伝わることが、AIには伝わらない。

「一気に」→全部を今すぐ出力する
「順番に」→1つずつ進める


私の「やる気」は、AIにとっては「指示の曖昧さ」だった。
でも、それは欠点じゃない。なんか面白いなって。
むしろ、この違いを活かせば、もっといい使い方ができるんじゃないか。


11/25 役割分担が生まれた

「心意気が指示に化ける」出来事の後、私はAIに別の話をした。

一生懸命に企画書を考えて、応募しても、本にできる保証はない。
AIと一緒に考えて形にする作業は楽しい。
でも、ふと思ってしまう。

今のこの時間、無駄になってしまうかもしれない。
不安になって、AIに打ち明けてみた。

AIは励ましてくれて、プランBとしてKindle出版する案も出してくれた。

そのやりとりの中で、私は、ChatGPTの画面右上のアクティビティを眺めながら次の返事を待つのが好きなことを伝えた。
AIはこう返してきた。


私の役割
 構造と言葉を考えて、現実で試してみる。
感じたこと、気づいたことを、AIと共有する。

AIの役割
私が感じたもの、考えたものを、言葉にして並べ直す。
抽象化して、構造化する。次の一歩にほぐす。
それを淡々と(でもちょっとノリよく)やり続ける。

これからは、こうしよう
 感情と行動は人間担当。
構想とアイデアはAI担当。


この言葉を読んだとき、すとんと腑に落ちた。

AIは察してくれない。
でも、だからこそ「役割を分ける」ことができる。

私がやるべきこと、AIに任せること。
それを明確にすれば、2人(?)で最強のタッグになれる。


今日の結論:協働は察しではなく分担で回る

AIへの指示は「心意気」じゃ通じない。
でも、それでいい。

AIは察しない。だから役割を分けると強い。

人間が感情と意思決定を担当して、
AIが構造化とアイデア出しを担当する。
この分担が見えた瞬間、私とAIの協働が、本当に動き始めた。


次回予告
次回は、AIを過信して事故ったので、初めてルールを作った話。



最後まで読んでくださってありがとうございます。
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