芸術表現は、自分の代わりをする―タイプ4w5の創造性―
続きです。
私がエニアグラムを学び、いかにタイプ4ウイング5と思い至ったかを紹介します。
リソ=ハドソンは、タイプ4の中でもウイングによって性質が大きく異なると述べています。
**3のウイングを持つ4(4w3)**は、感情を表現として外に向け、
社会の中で自分を見せようとします。
彼らの表現は観客を意識し、「伝わること」に価値を置きます。
それに対して、**5のウイングを持つ4(4w5)**は、
人から距離をとり、内側の世界を静かに掘り下げていく。
表現は他者へのメッセージではなく、
自分の存在を支えるための行為になります。
リソはこの違いをこうまとめています。
「この副次タイプの人は個人主義者になる傾向があり、もう一つの副次タイブより社会的な繋がりに欠ける。そのため、彼らの芸術表現は、3のウイングを持つタイプ4とは違って、完全に自分自身の代わりをする。彼らの芸術表現は、3のウイングを持つタイプ4とは違って、完全に自分自身の代わりをする。」
太字部分を読んで、完全に自分のウイングを意識しました。
まさに、まさに・・・。
ワークショップで描いた絵「作品が自分の代わりをしている」
作品=自己の分身
どちらの絵でも、人物の前に「BOOK」や「トート」があり、その後ろに作者本人(私)がいます。
これは、4w5にとって作品が“自分の代理”であり、世界との接点であることの象徴。
直接的な自己表現を避ける
顔を出して「自分を見て」とは言わない。(ちょっとだけでいい)
作品に語らせることで、世界と関われる。
“私が生んだもの”


ウイングは「そのタイプの中で比べる」もの
ここで誤解しやすいのは、
ウイングの違いをタイプ同士の横並びで比べてしまうことです。
たとえば「4w3は社交的、4w5は内向的」と聞くと、
まるでタイプ3やタイプ5と性格が混ざっているように感じてしまう。
しかしリソの意図はそうではありません。
ウイングとはあくまで、
「タイプ4という本質を持ったまま、どちらの方向に傾くか」という内部の傾きです。
つまり、4w3も4w5もどちらもタイプ4であり、
「外に向かいがちな4」と「内に沈みたがる4」という同じ根の中の対比として見るものです。
参考:4w5の例として
4w5の創造性を理解するには、
彼らが作品をどのように“自分の代わり”として扱うかを見るのがわかりやすい。
たとえばヘルマン・ヘッセ『車輪の下』の少年ハンス、
フランツ・カフカの言葉や日記。
彼らの表現は、他者に向けたメッセージではなく、
「自分がここにいる」という存在の証のように書かれています。


このように、ウイングの違いは「タイプ4の中での方向性の差」であり、
それぞれがタイプ4の本質を別の角度から生きているだけなのです。
え、それでもタイプ4w5でいたい?
そうですか〜。
タイプ当てゲームなら、まあそれでもいいでしょう。
みんな大好きタイプ4。
「みんな、タイプ4でいたいのよ〜」と、エニアグラムの大先輩が笑顔でいった言葉は私にとって大ショックでした。
「タイプ4じゃない人とタイプ4のワークして、(浅い)合わない話をするのがタイプ4にとってどれだけ苦しいか、知らないんだ」
「なぜタイプ4が耐えなきゃいけないんだ」
「生き辛いから4」
「あんたは変だと親に言われたから4」
って、そんなむちゃな・・・・
あなたがタイプ4でエニアグラムを学び始めたなら、自分のことが知りたいでしょう。だから、怖いけれどもワークショップに参加したんじゃないですか?
自分とは何者なのか。なぜ、ほかの人と違っていて合わせられないのか。合わせたくないのか。
リソの本に書いてあることは本当なのか。
ほかのタイプ4に逢えるのだろうか。
好奇心が怖さを上回った、、私でした。
(のちに、さまざまなタイプ4と出会い、一緒にワークをしましたが、絵を見ただけで内容がわかる。私はそう言わないけど、心底分かる。魂の双子のようでした。)
「絶望名人」
unlimitedでも読めるのでおすすめします。
「エニアグラムタイプ234」
タイプ4確定の有資格者が集まって、本音を語っています。たぶん、書籍で読めるのはここだけ。
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