愛と信頼のWestern Digital HDDタイマー:あなたのデータ、いつまで持つ?
HDDタイマー
かつては「信頼のWD」として名を馳せたWestern Digital。しかし、近年、同社のHDDに搭載された「IntelliPark」機能が、ユーザーに深刻なデータ消失のリスクをもたらしていることが明らかになっていました
IntelliParkは、HDDの消費電力を抑えるための機能ですが、頻繁なヘッドの退避・復帰動作がHDDの寿命を著しく縮めるという致命的な欠陥を抱えています。
理論上の話であれば
初期設定ではアクセス無し8秒でIntelliParkがスタンバイにしてしまう、
メーカー公称値のロードアンロード寿命(保障)30万回で計算すると
最悪IntelliParkの8秒問題でロードアンロードが1日最大10,800回に達する、
IntelliParkを無効化しないと理論的には最悪27日少々で寿命になってしまう
しかしこれはあくまで理論上です。実際には保障値よりも動くことが多いですし、ここまではロードアンロードはかさまないですが異常な回数を出します。その結果寿命を早く迎えるという話です。保証期間もあるのでそこまで早く壊れしまう設計には基本的出来ません。
ただ10年以上使える丈夫さが当たり前だったHDDが5年程度しか持たないというイメージで大体あっています
公式の製品仕様。30万回のロードまでは可能だと記載されています。ちなみに青のSMR方式であれば60万回、上位グレードの紫は30万回です

HDDから鳴り響く異音。それは、あなたのデータが失われるまでのカウントダウン。WDは、この問題を認識しながらも、公式な対策を講じていません。かつて存在したとされる公式の無効化ツールは姿を消し、非公式ツールも存在してIntelliPark無効化することがPCマニアでは常識となりつつありますが。近年設定を変更できないようにされています。
事件の裏
この問題がなぜ起きているかと言うとシステムストレージとしてSSDが主流になってきて高品質なHDDの需要が減りました
元々WDの色グレードはこのような品質で作成されていました
・緑:セカンドストレージ用
・青:システムストレージ用
・赤以上:鯖用・RAID用
システムストレージとして安価に作られていた高品質なHDDの需要が減ったことで緑を廃止し青がセカンドストレージレベルの品質になったのです
しかし、本来「赤」を作るライン=日本工場の旧HGST系で「青」も作らせた方が安くなったので、赤も青も同じラインで作った結果が青の基本性能は高いままのCMR方式だったりします。
違いはIntelliParkの秒数だけで青は8秒赤は300秒に設定されています。グレードの高い製品ではIntelliParkは300秒だったり存在しなかったりすることです。IntelliPark8秒設定は意図的に性能を落とし寿命を減らすためについてる設定です。大して省電力にならず寿命を大きく削り騒音を発生させ保証が切れた少し後に壊れるぐらいに負荷をかけています
IntelliParkを解除することで実質的に赤の上位モデルになるわけでPCマニアはそのような試みを行っています。しかしIntelliParkの設定を変更できないようにWDがしたので新しいモデルでは8秒設定を免れることは出来ません。
型番はWD40EAAZとあれば
WDはWDのブランド名です
40の部分は容量です。この場合4Tバイトです
EAAZがHDDの製造型番です。この部分の情報を収集することでIntelliParkが無効に出来るか出来ないかがわかります。
これは掲示板で集めた調査内容です。古のHDはIntelliParkが初期から無効化されていて300秒に設定されたこともありました。が現在は8秒の変更不可能が主流です。

青色WDのHDDは安いです。IntelliParkさえ無効化または300秒以上に変更が出来れば最強と言ってもいいでしょう。上位モデルとなるとたしかに長期使用が望めますが値段が高くなります。他のメーカーについてはあまり知りませんが同じように省電力設定があったりすることもありますしコストも高めです。そうなってくるとHDDを使わないいう選択肢もありかもしれません。安く長期使用が出来ないとなればメリットはそれほど多くないです。
今回、個人的に出した結論としてはHDD購入は見送りでもいいかなと思います。何かのきっかけで安定性の高くコストも低いHDDが出てくるかそれとももうHDDは監視カメラなどの大量のデータの書き換え用途用としてお高く留まってしまうか、そうであるならM.2だけでいいような気がします。
動画編集とかUbuntuで深層学習するので大量の書き換えを行う事もあり1TぐらいはHDDで確保したいですが
注意: この記事は、WDのIntelliPark問題を警告するものであり、すべてのWD製HDDがすぐに故障するわけではありません。しかし、データ消失のリスクを認識し、適切な対策を講じることは重要です。
今回の記事に関連する内容については、以前の配信でお話ししました。興味がある方は、アーカイブもぜひご覧ください!✨ 配信の詳細はこちら👇
