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まどろみ

眠気のなかで

ぼんやりとする意識

枕元の小さな機械から零れる

大好きな人の声

​遠く離れた場所から響く音色は

すぐ隣の温もりとなって

不安をすべて溶かしていく

​「もう寝ようか」

その言葉に甘えて

私は呼吸の音だけを返す

​夢と現実のあいだの境界線で

ただ声だけを抱きしめながら

静かな夜の底へと落ちていく

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