あのとき助けてもらったカナブンです。
期待に胸をふくらませています。
50代のミニマリスト、
しばやまと申します。
ふとベランダを見ると、1匹のカナブンがひっくり返ってジタバタしているのが見えました。
何をしているんだろう。
いつまでもお腹を上に向け、足をバタバタさせています。ベランダに出て、ほうきの先っちょにつかまらせて元に戻しました。
すると、カナブンは、ベランダをしばらくうろちょろした後、何事もなかったかのように夏の空へと飛んでいきました。
なんとなく気になったので調べてみることに。
カナブンは、背中が平らなことや、脚の構造上、一度ひっくり返ると自力で起き上がれないことがあるのだそう。
平らなベランダの床では、戻りづらかったのでしょう。そのままもがき続けると、体力を消耗し、死んでしまうこともあるとか。
え、そうなの?
私は、知らぬ間に、虫の命を助けた?
これって、もしかして…。
忘れたころに恩返しに来てくれる「あの流れ」ではないでしょうか!
鶴は、美しい女性になって、助けた男の元にやってくると、自分の羽で布を織り、お金持ちにしてくれました。
助けられた亀も、浦島太郎を竜宮城へと連れて行き、飲めや歌えの大歓迎でした。
ということは……!

これは、期待がふくらみます!
今日も私は、マンションの入り口でひっくり返ってジタバタしていたカナブンを、我先にと助けてみました。
いや~、わんさかイケメンが恩返しに来たら、困っちゃうなあ。

