父にテレビを取られた夜、私はラジオで旅をした
私はラジオが大好き。
50代のミニマリスト、しばやまと申します。
もう40年ほど前の中学生のころ。
まだ家にテレビは1台しかありませんでした。
父が野球中継を見始めたら、私にはテレビを見る権利はなくなります。
そんな私に残された唯一のエンターテインメント。
「ラジオ」です。
自分の部屋で、でっかいヘッドホンをつけていつも聞いていました。
1人だけの世界。
でも、ヘッドホンの向こうには、無限の世界が広がっているのです。
ヒットチャートを聞いたり
芸人さんの話で爆笑したり
知らない誰かの悩みで胸をキュンとさせたり
AMからFMまで、お気に入りの番組がいっぱいでした。
リクエストやメッセージ。
ハガキを書いて送る勇気はなかったのですが…
ラジオは、想像以上に素敵な世界です。
当時、私のお気に入りは、深夜0時、FMから流れてくる
「ジェット・ストリーム」
という番組でした。
中学生のころ。
布団に入ってみるけれど、なんだか眠れない…12時か……そんなときは、
「ジェット・ストリーム」に
チューニング🎵
飛行機の離陸音と、無線から聞こえるパイロットの声。
ムーディな曲で番組はスタートします。
そして、城達也さんの名ナレーション。
遠い地平線が消えて
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時
はるか雲海の上を
音もなく流れ去る気流は
限りない宇宙の営みを告げています…
ヒットチャートとは一線を画した大人の選曲。
「いい声」の城達也さんが、夜間飛行の機長として、世界各地を紹介してくれる、旅と音楽の世界。
暗い部屋の中で、布団に入りながら聞いていた中学生の私。
もちろん、海外旅行になんて行ったこともありません。
でも、城達也さんのナレーションを聞いていると、見たこともない外国の街並みを、ちょっとおしゃれして歩いている気分になったり。
ときには、さわやかな風がふく常夏の島でバカンス気分✨
多感な青春時代。
眠れない夜も多かった。
城達也さんの「いい声」にどれほど癒されたか。
だんだん穏やかな気持ちになり…
ムニャムニャ…
そう。
ひとつだけ大きな問題がありました。
番組を最後まで、聞けた記憶がない!
真夜中にふと気づけば、とっくに終わっていました…😭
眠れない夜。
さあ、みなさんも、城達也さんとともに地平線のかなたへ…
「tomohito kajiwara」さんのステキな動画をお借りいたしました。
