【ゲーム日記】NINJA GAIDEN とRAYMANで、おれのゲーム脳は忘れかけていたアクションの快感を思い出す
RAYMANがいつの間にかうちに来ていた。
「レイマン」。フランス生まれのアクションゲームで、WiiUやPSVITAの隠れた高評価タイトルがゲームパスに来ていた。

美しく、楽しく、難しい。2Dドンキーコングあたりが好きな人なら絶対好き。XBOXゲームパスの会員は、設定で居住地をアメリカにするとダウンロードできる。日本語はないけど、その分言葉のいらないアクションゲームの良さがわかる。
おれは本当は日本にいるので遊べないはずだが、アメリカにいる気がしたのでアメリカに設定した。
ファンキーな仲間とパンチ、ジャンプ、滞空移動でゴールを目指せ!
途中のコインや仲間を見つけたら、コスチュームや次のステージがアンロック。
やってることはだいたい同じなのに、「好きなゲーム」「遊ぶ気にならないゲーム」に分かれるのはなぜだろう。くずれる足場から足場へ跳んで、走ってくる敵を踏んでジャンプして、溶岩に追われてダッシュして。同じことを子どものころからやってるのに。
キャラがいい。パンチは腕をおおきく振る。調子に乗った敵は細い通路に挟まってつかまる。女の子キャラの性格悪そうなところがいい。コインで進むべき道を示していて、繰り返し正確なルートに近づいていくストイックさがいい。画面タッチやジャイロ操作ありの完全版を10年前に遊んでいた人は幸福だ。
日本でマリオじゃなくてレイマンを選ぶことは、人と違うものが好きだったり、周囲に流されずに何か自分のセンスを信じて選んだはずだ。そのセンスを誇っていい。
クリア後の報酬がガチャじゃなくて「スクラッチカード」なのは、明らかにタッチで気持ちよくなるためだ。
これがコントローラーだと気持ちよくない。スクラッチのためにタッチパネルを使いたい。

NINJA GAIDENの最新作もクリアした。地味だが研ぎ澄まされた完成度だった。
日本では「忍者龍剣伝」のほうが通じる世代もいると思う。
主人公の妹をフィーチャーした「DEAD OR ALIVE」シリーズが人気になり、女性キャラだけがビーチバレーをするシリーズにも派生して、アクション路線、格闘路線、露骨なエロ路線に分岐して、
「龍の一族があーでこーで魔界の王が復活し抜け忍で武術大会にクローンでそんなことより今は水着で…」をずっとやっている。
新作の「レイジバウンド」は、最古の2Dドット絵路線を復活、継承したもの。製作は海外のスタジオだ。ダサさとカッコ良さを併せ持つ世界観をちゃんと引き継いでいる!
対立する忍び一族、巨大な悪の気配、そこに現れるCIA。

プレイヤーが使うのは主に「剣」と、飛び道具の「クナイ」。
青い敵は剣で倒す。
赤く光った敵はクナイで倒す。
すると、直後の攻撃が強化される。
これはすごい。
このルールをもとに、
「赤い敵が歩いてきた!!その後ろに硬い敵!青い敵は飛んできた!」
と、パズルのように、正解の順番がある敵たちが出てくる。
ルールを理解して腕が上がると、流れるように敵を撃破できる。緻密なドット絵の敵から血が噴き飛ぶ。本来なら硬い敵、と印象づけてから、正しい順番と攻撃方法だと一撃で「刀が通る」。
敵を踏み台にしてのみ、2段ジャンプ可能という仕様も絶妙。
「俺たちは連続で踏み台すると気持ちいいぜ!」
とばかりに、敵たちは空中に点々と浮かんで出現する。
ラスボスを攻略する途中で、昔のアクションゲームってこんな感じだった・・・って「なつかしき時代」を思い出し、脳細胞が活性化してきた。
ラスボスはいかにもスーファミのアクションゲームのボス!!って感じの巨大で悪趣味なデザイン。
最初は、なにをすればいいのやら。手出しのしようがない一方的なやられ方をして、
「あーもういいや、辞め辞め」
と思っても、冷静に見返したら、攻撃ひとつひとつに予兆がある。
壁張り付きと二段ジャンプ。おれは作り手を信頼している。敵の攻撃は、こちらの使える手段で必ずよけられるように作っているはずだ。攻撃をかわした後には隙ができて、攻撃が通るはずだ。
試行錯誤して正解を探すのもアクションゲームの醍醐味だ。
オールドスタイルと最新のストレスフリーな内容の両立を見事に成し遂げた。
伝統は継承された。
ああ、おれのゲーム脳が30年前の喜びを取り戻す。
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読んでくれてありがとうございます。
これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。