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「卒タワマン」現象?─2億円建売に向かう新・富裕層の合理主義 きょうの不動産、3分で読める話vol.87

 日経MJの記事「『卒』タワマン、次に向かうは2億円建て売り タイパや割安感が魅力」(2025年10月26日)は、都心部の高所得層の住まい選びが新たな局面を迎えていることを示しています。これまで“憧れの象徴”とされてきたタワーマンションが価格上昇や居住面積の狭さから「高くて狭い」物件となり、合理的な層がそこから卒業し始めているのです。記事では、共働きで高収入のいわゆるパワーカップル層が、時間効率を重視して打ち合わせ不要の「高級建売戸建て」を選び始めていると紹介されています。
 しかし、販売価格が2億円を超える建売を実際に購入できる層は、国内全体から見れば極めて限られています。ここでは、その理由と購入に必要な世帯年収の目安について考えてみたいと思います。

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