戦後ゼロ年:1946年1月16日(水)
天皇の側近 公職追放
戦犯裁判:拷問・虐待・殺人…
オーソン・ウェルズ司会の全米ジャズコンサート
(1/16/1946、シカゴ・トリビューンより)
天皇側近、マッカーサーの公職追放で辞任
東京、1月16日(A P):
石渡荘太郎宮内大臣は、マッカーサー元帥の最近の公職追放指令により本日辞任したと共同通信が報じた。
これは連合軍総司令部指令による天皇側近からの初の辞任。
共同通信は、松平慶民子爵が後任に指名されたと報じた。「この職務は皇室の財布を管理し、宮中行事における天皇の日程を扱う。石渡氏は以前、式部官長を務めていた」

捕虜拷問殺人の看守、裁判へ
アメリカ人によって"天皇"と呼ばれた日本の刑務所看守が、タイラー二等兵(ウェストヴァージニア州)および「ジョンストン」としか知られていないもう一人の捕虜に対する拷問殺人の容疑で逮捕され、戦争犯罪人として裁かれることになった、と連合軍総司令部は昨日発表した。
虐待の告発
容疑者はツダ・ツネスケという民間人看守で、18人のアメリカ人捕虜に対する虐待を告発されている。その犠牲者の中には、オマハ、ネブラスカ州のチャールズ・P・トランタスキー二等兵、ニュージャージー州ジャージーシティのジョセフ・デル・アマルバ二等兵、およびサウスカロライナ州スパータンバーグの水兵長ラルフ・J・クロッカーが含まれる。

広田弘毅出頭
元外相(二度)、1930年代後半の首相、1940年の内閣顧問会議議員であった広田弘毅は、本日巣鴨刑務所に出頭した。巣鴨には現在、日本人408名と非日本人48名の戦争犯罪容疑者が収容されている。
英国兵の死を証言
横浜、1月15日(AP):
二人の仲間が「監獄で受けた壊疽と凍傷で恐ろしい死」を遂げた、とする8人の英国兵の証言が本日、戦争犯罪裁判で行われた。
被告は北海道函館近くの室蘭捕虜収容所において少なくとも4名の死亡の責任を問われている同所長平手嘉一(ひらて・かいち)大尉。
英国人捕虜からの多数の宣誓供述書が読み上げられた。弁護人であるミシガン州グロスポイントのハロルド・フェノス・ジュニア少佐は、他の4つの宣誓供述書が明らかに伝聞証拠であるとして、これを排除することに成功した。
豪州での軍法会議
シドニー、1月15日(AP):
オーストラリア人捕虜の処刑を命令し、他の捕虜を虐待した罪で有罪判決を受けたハマナカ海軍少将(浜中匡甫?)に対し、本日銃殺刑の判決が下されたが、オーストラリア軍法会議は彼への情状酌量を勧告した。
「法廷は、濱名が上級権威からの命令なしには処刑を実行しなかったであろうという彼の抗弁を認めた」

【参考】平手嘉一
戦犯の絞首台、消えたエース
(7/22/2024、朝日新聞より)
浜中匡甫
終戦時の司令は、浜中匡甫海軍少将(セレベス民政部州知事を兼務)。戦後、浜中司令は、戦犯指名され1948年10月15日、メナドで刑死。
(アジア歴史資料センターより)
【米国】
トリビューン展示会の最優秀写真「再会(Reunion)

圧倒的人気
15日発表された第6回トリビューン写真展において、同紙のカメラマン、オージー・メイ(Augie May)による作品「再会」が第1位に選出されました。この写真は、鉄道の駅で復員した軍人の妻が夫の腕の中に飛び込み、その傍らで幼い息子が父親のズボンの裾を大喜びで引っ張っている様子を捉えたものです。
メイ氏の受賞作は、展示会の来場者から2位の作品の3倍近い票を獲得しました。
第2位はマックス・アーサー写真家による「B-26に照らされたトリビューン・タワー」でした。この作品は、夜のトリビューン・タワーがB-26爆撃機からの強い光で照らし出された様子を写したものです。この2位の作品は、3位に入賞したルイス・ウルフ氏の「表情」(口にリードをくわえたジャーマン・シェパードのポートレート)よりもわずか1票多い得票数でした。

ラジオ番組表
8:00-WENR All-American Jazz Concert, wilh Orson Welles, M. C.; Duke Elington, Frances Wayne, Woody Herman, and the King Cole Trip.
(オーソン・ウェルズMCの全米ジャズコンサート)




