セックスゼロ夫婦の再出発|プロポーズのやり直しをお願いした話
こんにちは
結婚9年目、交際期間からセックスゼロの夫婦のminamiです。
今年の1月にセックスがないことについて話し合いをすることができました。
↓その時のことや、話し合いを通して気づいたことは、こちらにまとめています。
今回は、今思い出しても悲しくなるプロポーズのことと、そのやり直しを夫にお願いした時の話です。
(※長々とした愚痴になります)
▶︎ プロポーズは夫から
私たちの交際は、私から「結婚も視野に付き合ってほしい」と伝えたことから始まりました。(私も夫もアラサーで婚活もしてました)
OKの返事をくれた夫はその時、「プロポーズは俺からするから」って言ってくれたんです。
でも、プロポーズは早くても半年後くらいかなと思っていましたし、それまでいろいろ計画を立ててくれるんだろうなって思っていました。
だから、まさか1ヶ月も経たないうちに、あんな雑な感じでプロポーズされるなんて思わなかったなぁ…
▶︎ 理想のプロポーズ
私には、理想のプロポーズというか、
「プロポーズとはこういうものだよね」というイメージがありました。
それは、お互いドレスアップして、高級なホテルのレストランの夜景が見える席で、指輪の箱をパカッとして「僕と結婚してください」と、男性から言われるというものでした。(なんか書いてみるとこっ恥ずかしい…)
あるいは、砂浜で沈む夕日を眺めながらとか、船の上とか、満天の星の下とか…
とにかくプロポーズは、非日常でロマンチックなシチュエーションでするものだと思っていました。
だから、彼がプロポーズをしてくれる時は、ロマンチックで特別なデートをする時だろうなって思っていたんです。
▶︎ 交際1ヶ月、日常of日常のプロポーズ
でも実際のプロポーズは全然違いました。
半年後以降だろうと思っていたら、1ヶ月も経たないうちに、
ロマンチックな夜景も、星も、海も見えない、私の家の最寄り駅の待合室でのことでした。
その日は、お互い仕事終わりで、私は会社のイベントがあり、社外の人との会食もして、クタクタになっていました。
でも、今の夫から、「少しだけでも会って話したい」と連絡がきました。
付き合いたてでしたし、わざわざ私の最寄り駅まで来てくれるって言うし、
私も、そんな短い時間でも会いたいと思ってくれるんだなぁと嬉しかったんです。
私が駅に着くと、夫はすでにホームで待っていてくれました。
付き合いたての恋人らしく、
小さく手を振りながら、ニコニコして彼の元へ向かいました。
▶︎ はっきり覚えているのは黄色い箱だけ
夫は「ちょっと座って話そう」と言って、ホームの待合室に入りました。
待合室に入ると、すぐに目に入ったのは床に落ちていたカロリーメイトの黄色い空箱でした。
(汚いなぁ。ちゃんとゴミ箱に捨てようよ…)
私がそんなことを気にしているとも知らず、夫は待合室のプラスチックの椅子に座り、私をじっと見つめながら話し始めました。
結構長々と話すなぁ…なんて思っていました。
たぶん、私への想いみたいなことをいろいろ言ってくれたんだと思いますが、「なんで今そんなこと言うんだろう?」って全くピンと来ていませんでした。
だって、その日は仕事でヘロヘロかつメイクもヨレヨレの状態で、こんなゴミが落ちてるような場所でプロポーズされるなんて思ってもみなかったんです。
「結婚してください」って言われるまで、
プロポーズだと全く気がつきませんでした。
酷い話ですが、このプロポーズがあまりにもショックすぎて、彼が私に何を言ってくれたのか、プロポーズ後に私はなんと答えたのか、全然覚えていません。
ただ、
「結婚してください」
そう言われた時、私の視線の先には床に転がる黄色い空き箱があったことだけ、はっきりと覚えています。
▶︎ 夫の意図
なぜ、夫は駅の待合室でプロポーズしたのか?
その理由を聞くと、夫は嬉しそうに話してくれました。
「minamiの生まれ育った大切な場所で、プロポーズしたかった」
私は当時一人暮らしをしていましたが、実家も近くで、その最寄り駅は学生時代からよく利用していた駅でした。
でもその理由を聞いても、私は全く納得できませんでした。
だって、私はこの駅になんの思い入れもないし(ただの最寄りというだけ)、夫との特別な思い出もなかったんです。
こんな汚い場所が私の大切な場所だって言うの?
お前には、高級ホテルのレストランや美しい景色なんて似合わない、ゴミの落ちてる駅の待合所がお似合いだ
暗にそう言われているように感じて、惨めな気持ちで泣きそうになりました。
もちろんこれは完全に私の被害妄想で、夫は純粋に私を喜ばせようと思って色々と考えてくれたんだと思います。(すごいズレてるけど)
それを頭ではちゃんと理解してはいるんです。
ただ、理想とのギャップに気持ちが追いつかず、本当に本当にショックでした。
今でもその時のことを思い出すと、胸がキューっとなります。
きっとこの時から私たち夫婦は噛み合ってなかったんだろうな。
▶︎ プロポーズと自己肯定感
交際中も結婚後も、夫からセックスを求められることはなく、私の自己肯定感は下がる一方でした。
そして、なぜセックスをしてこないんだろうと悩んでいる時も、この雑でやる気のない(と私には思えた)プロポーズのことを何度も思い出していました。
夫はプロポーズの後、「できるだけ早く結婚したい」と私に迫ってきました。
普段の夫とは違い、かなり強引な感じだったので、「モラハラ気質があるのかも…」とも思ったのですが、「きっと早く子供が欲しいからだろう」と思って自分を納得させていました。
でも、子供を作ろうとする気配もない夫に対して、私はだんだんと、「家政婦が欲しかったのかな…」と疑うようになってきました。
もし、夫婦間にセックスがあって、女性として愛されている実感があったら、
こんな惨めな気持ちでプロポーズの時のことを思い出すことも、自己肯定感を下げることもなかったのかもしれません。
▶︎ プロポーズをやり直してほしい
夫が話し合いの中で言っていた
「minamiを一番大切に思っている」なら、それが伝わるようなプロポーズをしてほしかった。
話し合いの後、夫に改めて伝えました。
「プロポーズ、あんなところでされてすごく嫌だった」
「やり直して欲しい」
プロポーズについては、普段から「酷かった」と夫に伝えてはいたんです。
でも夫には冗談だと思われていたのか、いつも笑って誤魔化されました。
でも実際私はすごく傷ついていて、夫から、夫の弟や友人のロマンチックなプロポーズの話を聞かされると、自分が惨めで隠れて泣いてました。
▶︎ プロポーズをプロデュース
でもね、
そもそも、プロポーズを夫に任せてる私がよくなかったんです。
「綺麗なレストランでプロポーズし直して。プレゼントもして」
私の理想は私の中にあるんだから、最初から夫に任せず私が指図したらよかったんです。
「夫は私に愛情がないわけではなくて、壊滅的にロマンチックのセンスがないんだ」
そう思うことで、私は自分を納得させることにしました。
レストラン選びは夫にさせました。(もちろん私に何軒か提案するよう指示)
高級なホテルではないですが、有名人がお忍びで来るようなこじんまりした個人レストランの個室を予約してくれました。
私たちももうアラフォーなので、きらびやかなところよりも、落ち着いたお店がいいと思ったんです。
プレゼントは私が選んだペアウォッチにしました。
(プロポーズの時にもペアで使えるアクセサリーをもらったのですが、夫は結婚前に無くしてしまいました)
やや横暴な感じもしますが、夫にロマンチックを任せていたら、恋愛ドラマがすれ違いコントになってしまいます。
でも正直なところ、本当は夫に私のことを考えて、時間をかけて計画を練って欲しかったんですけどね。
▶︎ やり直しのプロポーズ
プロポーズやり直しの日、ペアウォッチをお店に一緒に買いに行った後、レストランへ行きました。
コースのデザートがきた頃、夫は手紙を読んでくれました。
実は、夫は「手紙を書く」と事前に宣言していたのですが、コピー用紙に書こうとしていたので(ほんと意味わからん)
私の持っている綺麗めな便箋と封筒を渡して、「これに書いて」と言いました。
夫は、その手紙を泣きながら読んでくれました。
そして「これからもよろしくね」とお互い言い合い、プロポーズのやり直しは終わりました。
▶︎ 満足した?
プロポーズをやり直してもらって、私は満足したのか?というと、このnoteを書いていて思うのは、なんかまだ消化しきれてない気持ちがあるなぁということです。
あまりに長い期間、すれ違いをそのままにしていたせいで、こじらせすぎたのかもしれません。
愛情が冷めて、心が離れてしまっているようにも感じました。
手紙を読んで泣いている夫を見ても、私はなんだか冷静な気持ちでした。
「泣くくらいなら最初からちゃんとしてくれたらよかったのになぁ」なんて酷いことも考えていました。
ただ、夫が泣いている手前、私も涙くらい見せた方がいいかなと思ったので、泣いて見せました。
夫を振り回して、お金をたくさん使わせて、
私ってめんどくさいやつだなぁと思います。
でも、今思えば、私はプロポーズを通して
「私はちゃんと大切にされている」
「私は女性として愛されている」
そう思える何かが欲しかったんだと思います。
最初のプロポーズが嫌だったことも、セックスがないことも、子どものことをはぐらかされてきたことも。
ひとつひとつは別の出来事だけど、私の中では全部つながっていて、
「私は大切にされてない」という証拠みたいに思えてしまっていたんです。
プロポーズをやり直してもらっても、長年積み重なった気持ちまで、そう簡単には消えません。
実際、このnoteを書くために過去のプロポーズを思い出して、また夫に腹が立ってきました笑
でも、「私は本当はこうしてほしかった」と伝えられるようになったことと、それに夫がちゃんと応えてくれたことは、一歩前進だなぁと感じます。
私たち夫婦はうまく噛み合わないことがままあるけど、
なんかズレてるなぁって感じたら、その都度修正していけばいいや。
今はそんなふうに前向きに考えるようにしていこうと思います。
(こんな長々とした愚痴を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!)
