クライアントを理解して、知識を使う。
こんにちは、大阪府吹田市でパーソナルトレーナーとして活動している三村です。
このnoteではパーソナルトレーニングや健康に対する私なりの考え方を記載しています。
今回は、パーソナルトレーナーとして知識をどのように活用するのが良いか、という点について私の考え方を書いていきたいと思います。
パーソナルトレーナーとして、知識を持っていることはもちろん大切だと思います。
解剖学や運動学、栄養学について勉強する。
私はトレーナー3年目でまだまだ知らないことも多いので、日々勉強を続けています。
しかし最近は、
「知識を持っているだけでは、意味がないのでは」
と思うことがあります。
どれだけ正しい知識を持っていても、それをその人に合った形で使えなければ、クライアントのためにはならない。
むしろ、「自分はこんなことを知っています」と知識を使うことが目的になってしまえば、それはトレーナーの自己満足になってしまうと思います。
パーソナルトレーニングは、トレーナーが知識を披露するためのものではなく、クライアントのために提供するサービスです。
なので私は、
クライアントを理解して、知識を使うこと。
これが大切ではないかと思っています。
その人の身体はどうなっているのか。
どんな生活をしているのか。
どんな性格なのか。
何に困っているのか。
そして、そもそもその人は何を望んでいるのか。
「身体を変えたい」という言葉の奥にある目的まで考えることも大切だと思っています。
例えば、「痩せたい」という人がいたとします。
最初は、食事や運動に問題があるのかなと思うかもしれません。
でも、話を聞いていくと、実は睡眠時間が短い影響で食事の乱れに繋がっていたり、生活リズムが乱れていたり、寝室の環境に問題があることで睡眠課題があったりすることもあります。
そうなると、今必要なのは「もっと食事を減らしましょう」というアドバイスではないかもしれません。
まず、その人がなぜ今の状態になっているのかを理解する。
その上で、自分が持っている知識の中から、その人に必要なものを選んで使う。
これが、パーソナルトレーナーの仕事ではないかと考えています。
だからこそ、私は「質問する力」や「評価する力」、「共感する力」も大切にしたい。
質問をすることで、その人のことを知る。
身体を評価することで、今の状態を知る。
相手の話に耳を傾けることで、その人が何を考えているのかを知る。
そうやって少しずつ情報を集めていくことで、
「この人にはこういうことが必要なんじゃないか」
と考えられるようになる。
もちろん、最初からその人を完全に理解することなんてできません。
だからこそ、
理解する → 考える → 知識を使う → 反応を見る → また理解する。
この繰り返しが大切なんだと思います。
そして、これは勉強にも同じことが言えると思っています。
ただ知識を増やすために勉強するのではなく、
「今担当しているクライアントに、この知識はどう使えるだろう?」
「この人の悩みを解決するには、何をもっと勉強する必要があるだろう?」
と、考えながら勉強する。
そうすれば、勉強した知識をすぐに現場で考えたり、試したりすることができる。
そこでまた新しい疑問が生まれて、また勉強する。
現場で疑問を持つ → 勉強する → 現場で使う → また疑問が生まれる。
この繰り返しがトレーナーとして成長していく過程で重要なのではと思っています。
前回の記事で、「知識は目的ではなく、手段」と書きました。
知識を増やすことではなく、その人を理解した上で、その課題解決のために知識を増やしたり、使う。
それが、私が考える「パーソナルトレーナーとしての知識の使い方」です。
まだまだ私自身も、できているわけではありません。
だからこそ、これからも勉強して、考えて、現場で試して、また考える。
そんなふうにトレーナーとして成長していきたいと思っています。
