短編小説まとめ #024
こんにちは。財布野紐ゆるみと申します。
以下、これまでに書いた短編記事をまとめています。
なお前回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #023
231.撫でるために
三年前に妻を亡くした男が、一匹の飼い猫を通して「世話をすること」と「向き合うこと」の違いに気づいていくというお話です。(約3500字)
自身がきちんと大切にしているつもりでも、小さな変化に目を向け続けられていないこともあるように思います。
232.ラブレター、三通
同じ内容が複数の相手へ向けられた「手紙」をきっかけに、誰かへ思いを向けることの意味について考えるというお話です。(約1000字)
効率や合理性だけでは測れない「自分のためだけに向けられたもの」が持つ重み。それを大事に思う気持ちは、素敵だと思います。
233.リフトアップ
年上の恋人に尽くし続ける青年が、学生時代から続くその関係性に翻弄されるというお話です。(約3300字)
誰かに認められたい一心で無理をするほど、自身の本来の価値を見誤ってしまうことがあるのかもしれません。
234.間の悪い人
何かとうまくタイミングが噛み合わない日常の中で、他人にもまた見えない事情があることに気づいていくというお話です。(約1000字)
自身の「間の悪さ」を嘆いていた一日が、誰かを少しだけ思いやるきっかけへ変わったりすることもあるのかな、と思います。
235.波打ち際のサンダル
夫を亡くした母親が、息子と訪れた海辺で、止まっていた時間が少しずつ戻っていくというお話です。(約2500字)
喪失は消えることはないですが、失くした人から受け継いだものを、日常の景色の中でふいに見つけなおせる、ということがあるのかもしれません。
236.金魚の模様
ある教員が、学校での出来事と家庭での何気ない会話を通して、相手を見ることの本質について考えを巡らせるというお話です。(約1600字)
見えないものを見るためには、表面の部分以外に目を向ける必要がある。それは、わかっていても難しいことなのだと感じます。
237.社会浄化支援活動
死後の世界で、現世のとあるアプリのポイント・システムが連動している事実が判明するというお話です。(約2150字)
正義の名の下に誰かへ石を投げることが、本当に善意からくるものだったのか。その境界は、案外自分では気づきにくいものなのかもしれません。
238.リップケース
旅行前の小さな買い物をきっかけに、ネット取引での正しさや自身の意地に振り回されていくというお話です。(約2950字)
「自分が間違っていない」と証明すること。ただそれだけでは報われない出来事が、日常の中に意外と転がっているものなのではないでしょうか。
239.ちょうど過ぎてる
「納豆の食べ頃」の好みだけを共有する同級生との、奇妙な距離感を描いたお話です。(約1200字)
たったひとつの小さな共通点でも、自分をわかってくれる誰かの存在は、少しだけ自分の世界の見え方を変える要素になると思います。
240.写らない人
友人の結婚式で受付を任された女が、式の裏側を支えてくれている人の姿に目を向けるというお話です。(約2400字)
思い出として写真には残らなくても、その一日を「無事に終えるため」の誰かの仕事や気遣いは、確かにそこにあるものなのだと感じます。
また、お話がたまったらまとめようと思います。
よろしくお願いします。
※次回のまとめ記事はこちらになります。
⇒ 短編小説まとめ #025
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【これまで書いたすべての記事は以下にまとめてあります】
財布野紐ゆるみ全記事まとめ
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