芋出し画像

胃袋ず私の䞀日戊争矎を远い求め、空腹の果おで「ギブミヌラむス」ず叫ぶ

フリヌラむタヌを名乗っお数幎。私のお仕事甚SNSアむコンは、いただに3幎前の「嚘の䞃五䞉」のずきに撮った、埌ろ姿の写真である。

お仕事甚のアむコン

フリヌランスずいう働き方は、朮の満ち匕きに少し䌌おいる。

時代のニヌズや自分の䜓調、もしくは本人によるやる気ずいう名の「気たぐれなバむオリズム」によっお、仕事量は波がうねるように増枛する。

溺れるほどの繁忙期に悲鳎を䞊げたかず思えば、䞀転しお砂挠で氎を探す旅人のように、

「仕事  どこ   えっ、私、ただ働けるけど  」

ず途方に暮れる日もしばしば。そんなずき、最んだ瞳で虚空を仰ぐ私は、オアシスなき砂挠を氞遠に圷埚うラクダみたいに、どこか頌りない。

そんな浮き沈みの激しいフリヌランスずしお生きおいく䞭で、この䞀幎、私を取り巻く環境は倧きく倉化した。



2025幎は、ラむタヌ講座やコミュニティむベントに「noteに詳しいラむタヌ」ずしお呌ばれるようになった。

今幎1月にはビゞネス曞を出版し、ありがたいこずに売れ行きも奜調。曞店には䞊ばない「デゞタルファヌスト版」ずいう出版圢匏にもかかわらず、実売800郚を達成した。曞籍線集者の方によれば、どうやらこの圢匏だず「倧健闘」ず呌べる数字らしい。

本を出版する前は、本を出せば人生が激倉するものだず思っおいた。けれど、日垞は案倖い぀も通りに蚪れる。盞倉わらず嚘の育児に远われ、ラむタヌずしお原皿を曞き、

「仕事ず掗濯ず掃陀で䞀日が終わった  」

ず、ラクダのようにがんやり虚空を仰ぐ日もある。

その䞀方で、むンタヌネットを芗けば、たくさんの本の感想が届き、胞がほくほくず枩たっおいくのを感じる。そんな時ふず、思う。ああ私は「䜜家」になったんだなぁず。

出版したこずで、ラむタヌずしおの私に「䜜家」ずいう肩曞きが加わった。

ずはいえ、ただ新人䜜家の私は、袖䞈も肩幅もどこかしっくりこない、借り物のゞャケットを矜織っおいるような感芚がある。着続けおいくうちに、い぀か私らしく着こなせるようになるだろうか。

ただ生地の硬い、䜜家ずいう名のゞャケットを矜織りながら、ふず思う。

「  私はい぀たで、クラむアントに背䞭を向けたたた、仕事を取り続ける぀もりなんだろう」

仕事のステヌゞが確実に倉わり぀぀ある今だからこそ、私はようやく「我」に返る。

これたでは顔を䌏せ、ただひたすらに「曞くこず」で、フリヌランスずいう倧波を必死に泳いできた。

けれど、ビゞネス䜜家ずいう名の「おニュヌなゞャケット」を着こなしおいくためには――そろそろ、正面を向いおニコリず笑みを浮かべる「プロフィヌル写真」が必芁なのではないか。

もちろん、埌ろ姿のアむコンにもメリットはある。顔を出さないこずで生たれる「䜙癜」や、「ミステリアスな雰囲気」は、ブランディングずしおは十分アリだ。

顔が芋えないからこそ「どんな顔なんだろう」ず想像が膚らみ、「この人に䌚っおみたい」に繋がるこずだっおある。

しかし、この道8幎以䞊のベテラン自称ずもなるず、だんだんず「雰囲気で誀魔化す」だけでは、メッキがパリパリず剥がれおいくのを感じ始める。

私は今、40代半ば。「埌ろ姿の謎めいた着物矎女颚」をプロフィヌルで挔出し、「シゎデキ感」を小出しにしながら、業界の暩力者たちに次から次ぞずモゞモゞず媚びを売る。noteには、10幎前の「奇跡の䞀枚」をあたかも昚日撮ったかのように䞊べる。

こちらの画像は、10幎前の写真です。

私はそうやっお、キャピキャピ・ぶりっ子ずいう名の「幎霢䞍盞応な停装工䜜」を、SNS䞊でひたすら続けおきた━━すべおは、自身のむメヌゞアップのために。

ただアラフィフに片足を突っ蟌んだ私にずっお、それが蚱されるのもあず数幎。朮時はずうに来おいる。

そしお私は今、思ったのだ。本来の歊噚スキルで勝負する時期が、぀いに来たのだ、ず。同時に「仕事ができる人」に芋えるよう、やっぱり「プロフィヌル写真」を撮り盎す必芁があるのではないだろうか。

そう考えた私は、遅咲きながらもケゞメを぀けるべく、意を決しおプロフィヌル写真を撮り盎すこずにした。

ずころが、鏡の前に立った私は絶句した。なんず、こずもあろうか顔の茪郭は顎呚りにぜい肉が぀いお、数幎前より随分ずボダけおいる。

お腹呚りに至っおは、䜿い叀した座垃団のような厚みの肉が、どっしりず家䞻のような顔で居座っおいるではないか。

「別に、今のたたでもいいんじゃない誰も芋おないっお」

冷培な私の理性が、ふっず囁く。しかし、か぀お恋愛コラムニストずしお数癟本の蚘事を曞き散らし、愛だの恋だの矎意識だのを説いおきた私の「芋栄」ずいう名のプロ根性が、それを蚱さない。

合コン1000回以䞊経隓アリの女性ずしお、日経りヌマン様で取材を受けたこずもありたす。

「女を捚おたら、物曞きずしおの感性たで死ぬ」

40代半ば、子持ち䞻婊。

冷静に考えお、䞖間が私に「絶䞖の矎女」であるこずを期埅しおいるはずもない。そんなこずは癟も承知だ。

それでも、このたた「矎」を諊めおしたうこずが怖い。なぜなら私は、自分の恋愛遍歎や婚掻の醜態を、蚘事の䞭で惜しげもなく晒し、それを゚ンタメぞず昇華させおきた 、いわば「女のプロ」 でもある。

もしここで私が「矎」を諊めおしたったら、あの頃、必死に━━そしお時に狡猟に「女」ずしお生き抜こうずしおいた私を吊定しおしたう気がするのだ。だから私は、自分が女であるこずを守るために、最も手っ取り早く、そしお最も過酷な手段に手を䌞ばすこずにしたのだ。

その名も――断食ファスティングである。

断食ファスティングずは、䞀定期間固圢物を断ち、消化噚官を䌑たせお身䜓を内偎からリセットするずいう健康法である。

ファスティングずは、䞀定期間固圢物を摂取せずに消化噚官を䌑たせ、身䜓の内偎からリセットを図る健康法です。日本語では「断食」ず蚳され、叀くは宗教的儀匏や修行の䞀環ずしお行われおきたした。近幎では矎容や健康、ダむ゚ットの手段ずしお広く取り入れられおいたす。

富士薬品公匏サむトより匕甚

粗削りで、やや原始的な方法だが、お金はかからないし、「食べない痩せる」ずいう単玔明快なロゞックが、日々育児ずお仕事で疲匊した私には随分ず魅力的に映った。

こうしお、私の胃袋ず自意識による、仁矩なき「1日戊争」の火蓋が切っお萜ずされたのだ。


序戊ずがらの慢心

思い立ったら、善は急げ。私は迷うこずなく楜倩垂堎を開き、酵玠ドリンクをポチった。

PRではなく、自腹で買いたした


翌日、自宅に届いた箱を開けるず、同梱のパンフレットには「準備期間」「埩食期間」「腞内環境改善期」ずいった、お堅い熟語がずらりず敎列しおいた。

ラむタヌなのに、難しい蚀葉が苊手な私は、それらを読むたびに、胃ず頭が同時にズキズキしはじめた。

「健康や矎容は、その面倒臭さも倧事なプロセスなのだろう」ず自分に蚀い聞かせおみるものの、掃陀すら「気が向いたらやるタむプ」の私にずっお、挢字の矅列の数々は、もはや南無阿匥陀仏にしか芋えない。

「たあ、䞀日だけだし。倧䞈倫っしょ」

そう呟くなり、私は説明曞をそっず閉じた。この慢心が、埌にどれほどの悲劇を招くのか――その時の私は、ただ知る由もなかった。

【000】 戊闘開始

断食ファスティング1日目がスタヌト。楜倩垂堎でポチった酵玠ドリンクを氎で割る。

シロップのような味

味は、甘いシロップに薬草を混ぜたような、なんずも蚀えない味がした。

「今日䞀日は、この液䜓だけで生きる」ず決めた瞬間、朝起きおただ酵玠しか口に含んでないはずなのに、人生が急にハヌドモヌドに突入したような気がした。

ちびちび飲み続けたす

【1200】 昌の絶望

空腹の早鐘はやがねかもしれない。

すでに空腹倀は限界を突砎し、お腹はきゅるるず鳎り続けおいた。

「食べおはいけない」ずいう自制心ず、「今すぐ食べろ」ずいう食欲が亀差しはじめる。米が欲しい。けど、食べたら負けだ。でも、倒れたらそれも負けだ。脳内が混線し始め、もはやブレヌカヌが萜ちる寞前の電柱みたいに、私の脳はゞゞゞ  ずショヌトしかけおいた。そんな䞭で、ふず思う。

グラタンが食べたい。



衚面のチヌズの焊げ目を、スプヌンでざくっず掬い取っお、「あちちち」ず舌を火傷しながらも、その奥のクリヌムを目いっぱい頬匵りたい。今の私なら「舌が熱い」ずいう痛芚すら、幞せずしお受け入れられる気がする。

パンをちぎっお口に攟り蟌みたい。


衚面にマヌマレヌドをべったり塗り、パンなのかゞャムなのか、どちらが䞻圹かわからないほどの混沌を思いきり味わいたい。甘さず酞味のカオスに沈みたい。

米にいたっおは、もはや食べた瞬間に――恋に萜ちおしたうかもしれない。


癜米の湯気を頭から济び、錻の奥たで甘い銙りを吞い蟌みたい。今、炊き立おの湯気に包たれたら、私はきっず泣く。「あなたに、ずっず䌚いたかったんです」ず。

ギブミヌラむス。今、炊飯噚を開けたら、米粒ひず぀ひず぀が、私に向かっお「垰っおおいで」ず囁いおくれる気がする。その優しさに觊れたら、私はもう二床ず米しか愛せない気がした。

【1500】胃袋がデモを起こす

空腹で腹がぎゅっず瞮み、胃壁が「䜕か入れろ」ずプラカヌドを掲げおデモをし始めた。

そんな荒ぶる内臓を抱えながら、私は倢䞭でお仕事の原皿を曞き進める。執筆に集䞭しおいるず、空腹を束の間忘れさせおくれるが、䞀瞬でも気を抜けば、脳内は癜米、玄米、雑穀米  ず米米CLUBも顔負けの「米」のワンマンラむブが華々しく開挔し始める。

嗚呌、ギブミヌラむス。炊飯噚の蓋を開けた瞬間に立ちのがる、あの癜い湯気に思いきり頭を埋めたい。

たずえば、今なら。炊きたおの米さえあれば、どんな難解な原皿でも曞き䞊げられる気がする。

米はい぀も、日垞にあるものず思っおいた。けれど、食べられないずなるず、こんなにも぀らくお苊しいだなんお━━たるで報われない恋をしおいるみたいだ。食べるずは、たさに生きるこず。この空腹は、私に「䜕より倧切なもの食」を、そっず教えおくれたのかもしれない。

【1700】 迷走する哲孊

空腹が限界倀を超えるず、人はどうやら「自問自答タむム」に突入するらしい。

「私は今、䜕をやっおいるのか」
「そもそも、本圓に痩せたいのか」

問いが増えるたびに、脳内のどこかで「モりダメテオケ」ずいう声が鳎り響く。しかし埀生際が悪い私は、ここで匕き返したら「負け」だず思っおしたう。

䜕に勝ずうずしおいるのか。
誰に負けたくないのか。
そもそもこの勝負、䜕のために必芁なのか。

考えれば考えるほど、脳に蠢く霧が濃くなっおいく。

気づけば、私は自分の胃袋ず粟神のあいだで、意味䞍明なデスマッチを繰り広げおいた。もはや断食ずは、胃を空にする儀匏ではなく「心を詊す拷問」なのかもしれない。

【1800】 鏡の䞭の亡霊

ふらふらの足取りで、私は亡霊のような出で立ちいでたちで鏡を芋る。

たった䞀日で劇的に痩せるはずもなく、そこに立っおいたのは

「猛烈に米を欲しおいる、顔色の悪い䞭幎女性」

だった。匷いお蚀うなら、米ぞの枇望でい぀もより目だけ劙にギラ぀いおいる。

「もう、このたたでいいやん」

鏡の前の自分は、断食前から䜕䞀぀倉わっおいないずいうのに━━悟りずも諊めずも぀かない気持ちが、鏡の䞭の私を静かに包んでいく。

矎か。米か。
二択を迫られたら、今の私は迷わず「米」を遞がうずしおいた。

極限状態の私は、仏のような面立ちで、ただひたすらに矎よりも「米」を求めおいた。鏡は、人を䞞裞にする。そしお断食は、人に悟りを芋せるのだ。

【2000】 5歳の聖女、あらわる

5歳の嚘がトコトコずやっおきお、机の䞊に「甘酒の瓶」をコトリず眮いた。嚘は発達遅延のため、ただ蚀葉を話せない。

この「飲み物を机に眮く」ずいう行為は、嚘にずっお普段は「これを開けろ、そしお私に飲たせろ」ずいう無蚀の圧力ずしお䜿う手段なのだが、今日ばかりは違っお芋えた。

甘酒を運ぶ嚘

空腹で倒れそうな母を芋かねた、差し入れだろうか。やさしい。あの子も少し倧人になったんだなぁず、目頭が熱くなる。

震える手で甘酒を泚ぎ、ぐいっず飲み干す。濃厚な麹の銙りがふわりず錻を抜け、ずろりずした仄かな甘みが、からっぜの胃の粘膜をそっず撫でるように広がっおいく。頭のおっぺんから぀た先たで、やわらかな甘さが満ちおいく。

「  あぁ、しあわせ」

空腹が満たされたのず同時に、䞍思議ず忘れかけおいた「冷静な思考」も戻っおきた。

「そもそも、プロフィヌル写真なんお、撮る瞬間だけお腹を凹たせればいいんじゃないか」

限界寞前の脳みそで、私は「ダむ゚ットを諊めるための、もっずもらしい蚀い蚳」を考え始めおいた。

終戊胃袋ず癜旗

翌日。解攟感に満ちた私は、炭氎化物を求めおむタリアンレストランぞ駆け蟌んだ。たるで戊地から垰還した兵士のような勢いで、メニュヌのパスタに手を䌞ばす。

しかし、珟実は甘くなかった。パスタを䞀口、咀嚌するたびに、胃が「ひいい」ず悲鳎を䞊げる。

40幎以䞊付き合っおきた私の䜓だ。もっず優しく「おかえり」ず迎えおくれるず思っおいたのに、返っおきた反応はたさかの

「ごめん、やっぱ無理」

ずいう、ほが絶瞁宣蚀に近い拒絶だった。

その瞬間、私は思い出した。婚掻時代、ふらふらずデヌトに出かけたあの頃を  。䞀床䌚っただけで盞手の衚情が曇り、「もう䌚えたせん」ず連絡が来た時の、あの虚しさを。

䜕がいけなかったのか。私、知らぬ間に倉な行動でもしたのか。それずも、至近距離で芋たら、私の顔は「生理的に無理」だったのか。

あのずきの、理由のわからない虚しさが、スヌスヌず胃のあたりを通り抜けおいく。

䞀床「食べないモヌド」に入った胃は、どうやらそう簡単には回埩できないらしい。萎んだ胃をひずり抱えながら、私は静かに「やっぱり、無理は犁物かも」ず癜旗を揚げた。

昚日の倜は、早くこの1日が終わっおほしいず思った。けれど今日は、もう䞀床断食前に戻りたいず思っおる自分がいる。あんなに痩せた自分ず出䌚いたかったはずなのに、今は莅肉のない䜓よりも、倱われた時間を取り戻そうずしおいる。

限界からの悟り

私の「食べられない限界倀」は、わずか䞀日。いや、正盎に蚀えば、実質半日だった。

準備を面倒くさがった時点で、私はそもそも「ファスティングずいう矎意識の高い文化圏」に察し、ビザすら取埗できおいなかったのだ。

思えば、20〜30代の婚掻時代は、

「可愛いけど、ちょっず倉わっおるよね」
「䞭身がない」
「もっずしっかりしなさい」

そんな蚀葉を、呚囲から济びながら生きおきた。そう芋せおしたったのは自分だし、誰が悪いわけでもない。

ただ──芋た目ずは、い぀か必ず朜ち果おる。若い頃に「䞭身がない」ず蚀われたら、歳を取ったずき、私は本圓に空っぜになっおしたうのではないか。
そんな未来が蚪れるこずが、20代のころは怖くお仕方なかった。

だから私は、容姿ばかり評䟡されお「䞭身がない」ず蚀われないよう、必死に「䞭身」を盛り付けようず、20〜30代はあらゆる堎所に足を運び、
党力で藻掻いおきた。

怪しげな自己啓発セミナヌに通い、心理カりンセラヌのスクヌルで資栌たで取り、心理孊の本を読み持り、「魅力的な誰か」になろうずしお、ひたすらにもがき続けた。

今思えば、あれも䞀皮の断食だったのかもしれない。
「本圓の自分」を断ち、他の誰かになろうずしおきたのだから。

けれど、40代半ばになった今。

私の呚りにいる人たちは、私の法什線でも、ぜっこりお腹でもなく、私が語る蚀葉に耳をきちんず傟けおくれる。面癜いず笑っおくれたり、積み䞊げおきた知芋を「なるほど」ず讃えおくれたり。気づけば私は、枩かい人たちに囲たれおいた。

ありがたいこずじゃないか。

  それなのに。私ずきたら、倱われゆく「若さず矎貌」にしがみ぀き、あろうこずか、断食なんおいう暎挙に出おしたった。

人はどうしお、隣の芝生ばかり青く芋お、今ある芝生の色を芋ようずしないのだろう。「今日の私をちょっずだけ奜きになる」ずいう道だっお、ちゃんず目の前にあるのに。

理想を远うのは苊しい。
理想ず珟実のあいだにある「溝」を受け入れ、なぞっおいく行為でもあるからだ。



1日の断食は、倧倱敗に終わった。でも、空腹の果おに私は再確認したのだ。「奜きなものを、奜きな時に食べられる」ずいう、この䞊ない平和の有り難みを。

「ギブミヌ・チョコレヌト」ず叫ばずずも、炊飯噚のスむッチひず぀で至犏が玄束される日本は、なんお平和なのだろうか。その有難みを噛みしめた私は、気づけば手を合わせお、䞖界平和を祈っおいた。

どうか、誰もが「明日、䜕を食べようか」ず悩める䞖界であっおほしい。そしお、そんな颚に、誰かに思いを銳せるこずは、もしかしたら「矎」を手に入れるよりも尊いのかもしれない。

私のプロフィヌル撮圱は、6月䞊旬を予定しおいる。今は4月半ばだから、あず1ヶ月ちょっず。無理しお痩せるのが難しいなら、今ある䜓で「できる限りのこず」をやろう。プロのフリヌラむタヌずしお。

撮圱圓日は、党力でお腹を凹たせ、最高の笑顔で挑む぀もりだ。䞭身の詰たった、この愛すべき「今の私」をしっかり写しおもらうために。

【完】

7038文字


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