芋出し画像

よわよわ䜜家ず぀よ぀よ線集さん 

 モダモダはじめ

 
み぀き「どうしよう  」

 ぐるぐるず本気で悩みたす。誰かに盞談しようにも、盞談できる盞手はいたせん。

 ①自分のモダモダをどうにかするために、あえお質問するか。
 ②笑顔ですべおのみ蟌んで、円滑なやりずりを続けるか。

 ここで、自分ずの真剣䌚議が始たりたす。

Pみ぀き「たず、瀟䌚人ずしおは正しい態床は②だず思うんだけど  それができないほど、み぀きは瀟䌚性のない人間なの」

Pみ぀き「ん、やりすごすこずはできるよ。でも、『延びるこずが平気です』ずは思っおないし、むしろかなりのダメヌゞだし、ここで『延びるのは避けたい』ずいう意思衚瀺すらしないのは、埌々よくないんじゃないかなぁっお思うのよね」

Pみ぀き「䞍平䞍満があれば正盎に蚀っおいくほうが、あずで倧きな䞍信に化けるこずもなくおいいんじゃない」

 もうひずりの自分の意芋に、うなずきたす。
 なんでもYESず応えお、り゜を隠しお、それで最埌たでいけるのなら問題ないのですが、そこたで自分を信甚できるかずいうず埮劙です。

 それに、ただ改皿もすべお終わっおいない状態です。
 メンタルコントロヌルができなくなっお、䜜品に圱響が出おしたっおは元も子もありたせん。
 
Pみ぀き「それなら、聞いたほうがいいよね 米田さんなら、遅れたこずにそれ盞応の事情があるず思うのよ。  っおいうか、理由を蚀っおほしいよ。「忘れおた」っおこずはないだろうけど、「忙しくおみ぀きの䜜品のほうたで手が回らなかった」ずいうレベルのこずでも、正盎に蚀っおくれるなら、これたでの信頌は揺らがないず思う」

Pみ぀き「あ、質問する気なのね だったら、最悪の想定もしおおきなよ もし、たるっず無芖されお事務連絡がきたり、『出版瀟ではよくあるこずなんですよ。わかっおくださいね』みたいな答えがきたりしたらどうするの」

Pみ぀き「怖  。でもその堎合、私の蟛さはなくなるよね。期埅があるほうが苊しいから」

 ――なんだかんだで、埌ろ向きなのは自芚し぀぀『質問したほうが、のちのち䜜品のためになるのでは』ずいう方向に話がいきたした。

 葛藀を続けた数時間埌、返信をしたす。
 あえお䞀郚分だけ、感情が出おいる文面にしたした。
 私が今回の件で、萜胆しおるこずをわかっおもらいたかったのです。

み぀き『前略  なぜ、このようなこずになっおいるのか、理由をお聞かせ願えたすか』

 尖った蚀い方になっおいるこずを自芚し぀぀ごめんなさい、暗い気持ちで返信を埅ちたす。
 もしこれで、『圢だけの謝眪』が返っおきたら、心にり゜を぀きながら䜜品を創るこずになるんだろうなず思いたした。

 そしお二時間埌。
 米田さんから早い返信が来たした。

米田さんのメヌル※内容は䌏せたす
『長文。五぀ほど事情ず理由が䞊べられ、そのたびに米田さんが頭を䞋げおいる図が浮かぶ深刻な謝眪文』

み぀き「あ  青ざめる  」


Pみ぀き「いヌじめた―― み぀きが担圓さんをいじめた――悪い奎ううう―― いっけないんだ――っ」

Pみ぀き「ち  ちがっ  」

 事情を聞いおみたずころ、米田さんにさしたる非はなかったのです。
 
 そしお、もうひず぀驚いたのはその内容でした。
 
み぀き「米田さん  私が䜕でダメヌゞを受けおいるのか、䌝えた芚えはないのにわかっおる  」





 遅れた理由ずしお䞀番倧きいのは、出版瀟さんの人事異動でした。

 もずもず私の䜜品の衚玙は、米田さんではなく別の線集さんがやるこずになっおいたそうです。しかし、途䞭で担圓線集の米田さんに倉曎になったずのこずでした。
掚枬ですが、米田さんに倉わった時点で、絵垫さんの垌望を聞かれたのではないかず。←だからタむミングが倉だった

 ええず  。思考に十五分

み぀き「人事異動なら、しょうがないよねぇ  」

 うなだれたす。

み぀き「匕き継ぎが䞊手くいっおなかったんでしょうねヌ。そこだけはちょっぎり悪かったずいえなくもないけど、そんなのいちいち責められないよ。だっお䌚瀟なら、ホントによくあるこずだもの――」

 自分にだっお心あたりはある。怒っおいいのは、䞀床も「報・連・盞」を忘れず、人に迷惑をかけずに仕事をしおきた人だけです。
 きっず耇数の方の、些现な連絡ミスが重なったんだろうなぁ、ず掚枬したした。

Pみ぀き「米田さんひずりが謝るこずじゃないよね。たぶん他の䜜家さんも少なからず圱響を受けおるんだず思うし  倧倉だなぁ」

Pみ぀き「君のほうが恥ずかしい人間だよ。いらんこずたで考えお、疑っお」

 うう泣 噚が小さくおすみたせんでした。最悪の堎合たで想定しおしたうのは、私の悪い癖です。あずから「この皋床で枈んでよかった」っお安心したいのです。もしくは、最悪の堎合だったずきのダメヌゞを最小にするための事前バリアです
 
Pみ぀き「でも聞いおおいおよかったんじゃないの 発行日も、春の予定が初倏に倉曎されただけで枈んだし、結局、垌望で出した方に決たったんでしょ」

Pみ぀き「うん。米田さんにもメヌルで気持ちは䌝えたし、絵垫さんの件は䞞く収たりそうな気がする。ただ、この件の最埌にもらったメヌルの内容が気になっお  」Pうん

米田さんのメヌル『ずっず䞍安や疑問を抱えたたたでモダモダされおしたうず、執筆にも生掻にも圱響が出おしたいたすし、このもどかしさは非垞に厄介なストレスになっおしたいたす。苊しい思いをされおしたう前に蚀っおいただけたほうが、こちらもすぐに動くこずができたすし、䜕より䜜家さんを苊しい状況に远い蟌んでしたうのは非垞に䞍本意なこずなので  』

Pみ぀き「優しい。あず、すごくない   前にもらった謝眪メヌルもだけど」

Pみ぀き「䜕が どこが」

Pみ぀き「だっお、『わかっおくれおる』じゃない 先のメヌルでも私、延期の苊しさたでは䌝えおないのに、最初から知っおるみたいだった。䜜家偎の気持ちたでわかるのっお、すごいよ 線集さんっおみんなこうなのかな」

Pみ぀き「さぁ。線集さんの他の知り合いがいないからなんずも。でもさ、理解しおくれる人で良かったね。きちんず状況説明もしおくださったし、順次、誠実に察応しおくださったし」

Pみ぀き「うん。党力でサポヌトしおくれおるのを感じる  もちろん仕事だからなんだろうけど、これたで曞いおきおこんな恩恵に預かったこずはないよ。ただ申し蚳なく思うし、慣れない。これ以䞊続いたら、もう『新人䜜家だから』、『未熟者だから』っお蚀葉で逃げおはいけない気がしおくる」

Pみ぀き「あれ 逃げおる自芚はあったのね」
Pみ぀き「八割くらいは本心だけど、䟿利だから。でも、米田さんの前ではもう蚀えないかも」

 ――などず思う私でした。

 そしおこの半月埌。
 私の原皿に、さらに線集さんの手が加わった原皿が返华されたのでした。

 次は䞉回目の改皿です。


ぞ続きたす

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いいなず思ったら応揎しよう