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豊かさとは何だろう

昨日は、主人の妹の家に食事に招かれました。

妹の家は4年ほど前に購入し、2年前にリフォームを終えて引っ越してきたそうです。家の中は広々としていて高級感があり、窓からは石屏の町を一望することができます。眺めも素晴らしく、最初に訪れたときは「こんな家に住めたらいいな」と思うほどでした。

主人の妹は、石屏にある大きな病院で責任のある仕事をしています。旦那さんも同じ病院で医師として働いており、夫婦ともに長年、医療の仕事に携わってきました。立派な家に住み、仕事でも重要な役割を担っている姿を見ると、一見とても恵まれた生活のように感じます。

ところが、話を聞いてみると、その暮らしの裏側にはさまざまな苦労もあるようです。

この家は約100万元したとのことで、住宅購入にかかった費用に加え、娘さんの大学の学費や生活費なども必要です。そのため、現在も返済を続けており、経済的な負担は決して小さくないと話していました。

仕事もかなり忙しいようです。現在の立場になるまでには、必要な資格を取得し、長い時間をかけて経験を積んできました。今も日々の仕事だけでなく、さまざまな問題への対応や、中国各地での研究発表、講演などで忙しくしています。

十分に休む時間もなかなか取れないとのことで、最近は体調もあまり良くないと話していました。健康管理のために苦い漢方薬を1日3回飲んでいると聞き、責任ある仕事を続けることの大変さを感じました。

そこまで努力を重ね、責任ある仕事を続けていることは本当にすごいと思います。私にはなかなかできないことで、その点は素直に尊敬しています。

一方で、話を聞きながら少し考えさせられました。

広くて立派な家があり、仕事でも責任ある立場に就いている。外から見れば、とても成功した生活に見えるかもしれません。しかし、その生活の裏側で仕事に追われ、経済的な負担を抱え、健康にも気を配りながら毎日を過ごしていると知ると、「豊かな生活とは何だろう」と考えてしまいます。

もちろん、何を幸せと感じるかは人それぞれです。仕事で成果を上げることに生きがいを感じる人もいれば、家族との時間や自分の時間を大切にしたい人もいます。どちらが正しいというものではありません。

ただ、今回妹の話を聞いて、外から見える「豊かさ」と、その人自身が感じる「ゆとり」や「幸せ」は、必ずしも同じではないのかもしれないと思いました。

石屏の町を一望できる素晴らしい家で過ごしたひととき。それは単に「素敵な家だった」という思い出だけではなく、自分にとっての豊かさとは何か、どのような暮らしを大切にしたいのかを改めて考えるきっかけにもなりました。


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