昆明の夏は快適です
大連から昆明に帰ってきて十日ほど経ちました。
昆明では相変わらず雨が降ったりやんだりの日が続いています。朝は晴れていたのに午後になると急に雨が降り、しばらくするとまた青空が広がることも珍しくありません。夏休みくらいは毎日晴れてほしいと思うこともありますが、この雨のおかげで昆明らしい過ごしやすい気候が保たれているのだと感じます。
昆明は標高約1,900メートルの高原に位置しており、一年を通して気候が穏やかなことから、「春城(春の都)」と呼ばれています。特に夏は雨季にあたり、5月から10月ごろまでは雨の日が多くなります。しかし、その分気温はあまり上がらず、日中でも25℃前後の日が多く、朝晩は20℃を下回ることもあります。そのため、中国の他の都市のような厳しい暑さを感じる日はそれほど多くありません。
日本や中国の多くの地域では、夏になると35℃を超える猛暑日が続くことも珍しくなく、湿度も高いため外に出るだけで汗だくになってしまいます。一方、昆明では真夏でもエアコンを使わずに過ごせる日が多く、実際にエアコンを設置していない家庭も少なくありません。もちろん雨の日が続くと洗濯物が乾きにくいという悩みはありますが、それ以上に涼しく快適に過ごせることのありがたさを実感しています。
大連の夏も日本の多くの都市と比べれば比較的涼しいほうですが、昆明に戻ってくると、その過ごしやすさはさらに際立っていると感じます。暑さで体力を消耗することが少ないため、読書や勉強に集中したり、近所を散歩したりと、毎日を快適に過ごすことができます。雨上がりには空気が澄み、山々や街の緑がいっそう美しく見えるのも昆明ならではの魅力です。
だからこそ、夏休みはできるだけ昆明で過ごしたいと思っています。観光地へ出かけるのも楽しいですが、快適な気候の中でゆっくりと本を読んだり、仕事や勉強をしたりする時間は、とても贅沢に感じます。
毎年夏になると、昆明が「春城」と呼ばれる理由を改めて実感します。雨の日は少し不便に感じることもありますが、そのおかげで暑さが和らぎ、心地よい毎日を過ごせるのは昆明ならではの魅力です。これからも、夏はこの快適な気候の中でゆっくりと過ごしたいと思います。
