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紙に描かれた料理を取り出すスキマジン


これが本当のワンオペ調理!?

たまにはスキマジン達を労おう!!


Mh-artworksがコミックマルシェ、カドコミで連載しているマンガ『スキマジン』をより深掘りするためのコラムです。灰色の荒野に現れた謎の存在、スキマジンとは一体何者か?漫画本編は下記のリンクからチェック!

■あらすじ
悠々自適な生活を夢見て豪邸を買った男・アルジ。
しかし、家に行ってみれば瓦礫同然の廃墟!
絶望に打ちひしがれているところに現れたのは
自らを使用人と名乗る謎の存在「スキマジン」のフォン。
彼女の能力でスキマジンたちを呼び出し
家の再建に乗り出すが、それがとんでもない事件に
巻き込まれるきっかけに!?
「スキマジン」の他、謎と不思議が織りなす世界を描いた短編作品集。

マンガ「スキマジン」あらすじ




プレビア様、キッチンをアトリエにしましょう。


何を言っているかわからないと思いますが、落ち着いて聞いてください。

ガベイルの力を借りて全員分の食事を用意するためにはこうするしかありません。
大丈夫、プレビア様は手先が器用ですし絵心もありますから…今夜の晩餐会も乗り越えられますよ。

千里の道も一歩から、さあ筆を取ってください。

紙に描かれた料理を取り出すスキマジン

ガベイルは『紙に描かれた料理を取り出すスキマジン』です。
紙の上に描かれた料理の絵を用意して紙面の裏から殴ると、描かれた料理が実物として取り出されます。

お皿やカトラリーも含めて作画した場合はそれも合わせて出力されることもあります。厳密には料理以外も出力することができるようですが、明らかにただの線描だったりする場合は失敗することもあるようです。

ガベイル本人は「描くヒトが、一生懸命"料理"をするぞ!って気持ちがあるとうまくいくんだよっ!」と言っていました。真心が大事ということでしょうか。まあ、たいていのスキマジンの"業務"の認知は主観的なことが多いですから。

「館の主人自らが振る舞う手料理」ということで…

この館で晩餐会を開くというお話を街の皆様にお伝えしましたら、予想外の反響となってしまいましたね。
とはいえ館が街の皆様の憩いの場となることは、地獄の顕現を納める結界の強化にきっと繋がるはずです。

…残り70枚ほど残っていますね。

申し訳ありません、我々スキマジンが料理の絵を描くことは業務外となります。プレビア様の生命を守るためにもプレビア様お一人で絵を描いていただく必要があるのです。

プレビア様は先程「もう間に合わないから印刷しよう」とおっしゃいましたね。
ガベイルの言葉を思い出してください。
「描くヒトが、一生懸命"料理"をするぞ!って気持ち」にガベイルの業務の力は作用するのです。

本当にお疲れの場合は大変心苦しいですが、コクゲンにプレビア様ご自身の身体の時間を戻していただきながら進めましょう。5分間の記憶を喪失し続ければ疲労も忘れられますよ!

…わたくし、とんでもないことを言っているのかもしれません。



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作者、このnoteを書いた人

Mh-artworks
アニメーション、漫画家、イラスト、脚本等を扱うアーティスト。当たり前の存在として認知すらされなくなってしまった日常の事物を、ファンタジーで再構築することで見つめ直せるような作品を主に制作している。

Mh-artworks公式HPより


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