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【第146弾】「自分がやった方が早い」というエゴを無くしたい。

「自分でやった方が早いし確実だ」「今は自分が泥をかぶって動いた方が、最短で売上が上がるはずだ」と理由をつけて言い訳をし、自ら「自分の知恵やノウハウを徹底的に言語化して仕組みに落とし込む苦痛や、逃げ道のない数値管理(スコアカード)で部下と本気で向き合うプレッシャー」から逃げ、放っておけば、すぐに「自分が動いてさっさと成果を立てて満足する」楽なプレイングのエゴに甘んじてしまう自分がいる。

しかし、プレイヤーとしての自らの有能さを示すことに執着し、中身の伴わない「個人商店」のような組織を創り出してしまっている経営者としての甘さは、ここで完全に無くしたいと思う。100億の売上を創る全体最適の戦場において、自分が現場で手を動かすことの正しさは1ミリも通用しないという冷徹な現実を直視し、自らの属人性を根こそぎ破壊して「自走する構造(システム)」を敷き詰めるという痛みを伴う作業から、私は絶対に遅れることなく、逃げないようにしたい。100億の組織を創る「代表取締役」としての責務を果たす。 このことは、自分の中でしっかり肝に銘じておきたい。

■ 「自分でやった方が早い」という、経営者の卑しいマウンティング欲(エゴ)を無くしたい

私の中には「早く、目に見える結果を出したい」「自分が動いた方が、チームの未熟さにイライラしなくて済む」という、極めて未熟な焦りが常に存在している。 その焦りに油断すると、私はすぐに「自分でやった方が早いし、確実にアポも成約も取れる。だから、今回は自分が前に出て片付けてしまおう」と、耳障りの良い「スピード感」という言葉を都合よく言い訳に使ってしまう。

しかし、自分のスキルや実行力を盾にして、自分で仕事を抱え込んで満足しているのは、経営者として極めて浅はかな、ただの「甘え(逃げ)」でしかない。 以前の備忘録でも自戒した通り、「見栄は高くつく」。 自分が動いて手っ取り早く売上を立て、メンバーから「さすが代表だ、仕事が早い」と称賛される快感に浸る行為は、自分の短期的なプライド(エゴ)を満たすだけで、未来の組織には1ミリも積み上がらない。 それは、地道で退屈な「仕組みの構築」を嫌い、自分がヒーローであり続けたいという、傲慢な見栄の現れに他ならないのだという事実を、まずは謙虚に、かつ痛烈に自覚しなければならない。 自らの有能さを示す快楽に逃げ、自分が動き続けることで組織のポテンシャルを殺し、結果として組織の成長を0点にしてしまっている弱い甘さは、今すぐ自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。

■ 手取り足取りお膳立てする「マニュアル過保護」を捨て、部下を自立させる苦の道を選べ

なぜ、私たちは「自分でやった方が早い」という呪縛から抜け出せないのか。それは、メンバーに仕事を任せる(教育する)際、彼らを甘やかす「マニュアル過保護」に陥っているからだ。

新しいメンバーが入ってきた時、私たちはつい「マニュアル」を完璧に用意し、手取り足取り教えて、彼らが失敗しないように先回りしてお膳立てをしようとする。 しかし、ここに教育の大きなパラドックスが潜んでいる。 手取り足取り教えるやり方は、最初は楽だ。教える側も「親切な上司」として良い顔ができるし、部下も言われた通りに動けばいいから、波風が立たない。 だが、その過保護な教育は、部下の「自分で考え、自分で這い上がる主体性(ポテンシャル)」を根こそぎ奪い、1年後には何も自分で決められない「指示待ちの依存人間」を量産するだけなのだ。 本当に彼らをプロとして圧倒的に成長させたいなら、甘やかしのお膳立てをすべて捨て去り、あえて最初は教えず、現場で何回も転ばせて痛い目を合わせる「苦の道」を通らせるべきなのだ。 「居心地がいい上司でなく、部下の本当に成長を願うなら、苦の道を選択させる上司こそがかっこいい」。 この教育者としての本当の「愛(熱量)」から目を背け、自分の手元で仕事を握り潰そうとする自分の中の弱い甘さは、完全に手放さなければならない。

■ 「人には愛(熱量)、行動には仕組み(ルール)」で、属人性を完全に排除する

個人の「自分でやった方が早い」という属人的な感情に依存している限り、その組織に再現性は生まれないし、100億の規模へと組織をスケールさせることは絶対に不可能だ。 私たちがやるべきは、個人の能力やキャラクターに関わらず、誰がやっても自動的、かつ狂いなく「勝利のアルゴリズム」が回り続ける「仕組み(ルール)」の設計である。

「人には愛(熱量)で向き合い、行動には仕組み(ルール)で向き合う」。 営業マン一人ひとりの行動目標、トークスクリプト、アプローチの結果、そして契約確度の数値化に至るまでを、すべて「スコアカード」によって仕組み化し、午前と午後の進捗をリアルタイムで可視化する管理体制を敷く。 「信じているから確認しない」のは信頼ではなく、ただの放置(甘え)だ。 徹底した数値管理という強固なレールを敷き、その上で、メンバーの「体調や気分のズレ」といった小さな変化を見逃さずにメンヘラ級の執着(愛)を持って1on1でめくりにいく。 ミスや未達が起きた時には、言い訳を1ミリも挟まない「言い訳0、謝罪10」の姿勢を徹底させ、秒速で「補正・リエントリー(再挑戦)」を繰り返す仕組みを回す。 この「逃げ道のない厳格な仕組み(ルール)」と「圧倒的な熱量の愛」の両輪が完璧に噛み合った時、初めて組織は、エースプレイヤーが抜けても、誰が後任になろうとも、自動的に結果が出る強固な構造(組織力)を獲得するのだ。

■ 100億を創るためにも、自分が現場で手を動かす「個人商店マインド」を今日ここで引退しなければならない。

さらに、私が絶対に肝に銘じておかなければならないのは、「自分でやった方が早い」という言葉の裏にある「個人商店マインド」を、今日ここで完全に捨て去るということだ。

世の中の「個人商店」や、理念・ビジョンのない「インフルエンサー」は、自分が動き、自分が手を動かすことで数字を作る。しかし、それでは自分の体力が尽きた時、あるいは自分の時間が埋まった時に、成長は完全にストップする。 私たちは、単なる「個人商店」をやりたいわけではない。 「営業×マーケ×財務」の力をもって、「ポテンシャルが埋もれない世界」を本気で創り出すために、2030年粗利20億・売上100億という、誰も到達したことのない圧倒的な高みへ行くための「起業家(システムビルダー)」なのだ。 「手を動かすのは社員でいい、事業はツールだ。人を育て、事業を確立させることこそが、経営者の唯一の仕事だ」。 この経営者としての本質的な役割から目を背け、現場でアポ取りやクロージングに走り回って「仕事をした気になっている」自分の浅はかな怠慢を、ここで完全に無くさなければならない。

■ 誰が抜けても、誰がバトンを受け取っても、自動的に100点が出る構造(システム)にフルベットしたい

「自分が動けばなんとかなる」「今回は自分がやっておこう」。 そう言って、現場の泥臭いマニュアル設計や、一人ひとりの人生と本気で向き合う「管理(トレーニング)」から逃げ、小手先の器用さでビジネスを回そうとする経営者としての傲慢な甘えは、自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。

代表取締役である私自身が、誰よりもプレイヤーとしてのエゴを捨て、誰がやっても100%同じ精度で「勝利のアルゴリズム」が回る構造の設計に脳のメモリをフルベットする。 「100で取りすぎず、70にする」謙虚さを持ち、相手の脳内メモリを極限まで気遣うGiverとしてのコミュニケーションを徹底しながらも、組織の行動に対しては、徹底した「スコアカード管理」と「マニュアルの定着」で逃げ道を塞ぐ。 「勝つまで負けない。戦う意志を示す限りあきらめない見捨てない」という我が社の絶対的な行動指針を、ただのテキストではなく、自らが手を動かすことから引退し、メンバーを信じて「システム」を回し続ける背中として仲間に示し続ける。 その覚悟と、構造を科学的に設計する圧倒的な執念(智情意)を持った時だけ、私たちは誰も見たことのない100億の景色へと、全員で手を携えて一気に到達できるのだと確信している。

このことを、しっかり肝に銘じておきたい。

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柴田智之|Metamon代表:100億の構造を作る男の備忘録 よろしければ応援お願いします! いただいたチップは違う形でみなさまに還元させていただきます!