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【第103弾】AIに「事象」だけ投げて正解を求めるのは三流だ。前提と背景を言語化するのが掟だと思う

人は「AIがなんとかしてくれる」と理由をつけて言い訳をし、自ら「前提や背景を深く言語化すること」から逃げることをすぐにしてしまう生き物だ。放っておけば、すぐに自分の頭で考えることを放棄し、楽な道を選んでしまう。恥ずかしながら、過去の自分も間違いなくその一人だった。
しかし、AIに単発の事象だけを投げて正解を求めるような丸投げの姿勢は三流の極みだと感じた。それからはAIを真に使いこなすためには、なぜ現状こうなっているのか、複雑な人間関係や背景などの「前提条件」を泥臭くケアし、的確に伝えるという痛みを伴う作業から、絶対に逃げないことが重要だと思う。100億の組織を創る「代表取締役」としての責務を全うする。 このことは、自分の中でしっかり肝に銘じておきたい。


■ AIに単発の「事象」だけを投げて正解を求めるのは三流だと思う

AIが急速に進化し、誰もが強力なツールを手にできる時代になった。しかし、多くの人が陥る罠がある。それは、目の前で起きた「1つの事象」だけをAIにポンと投げ込み、完璧な解決策を求めてしまうことだ。 AIは万能の神ではない。前提条件を与えられないままでは、限られた条件の中で表面的な一般論しか返すことができない。自分が置かれている状況の文脈を自ら言語化せず、AIの出力結果に「使えない」と文句を言うのは、自分の指示能力の低さを露呈しているだけの三流の振る舞いなのだと思う。

■ 検索AIも「意図理解」の時代。前提を与えられない人間は淘汰される

今の検索エンジンや生成AI(LLMO)の進化を見れば明らかだ。かつてのような単なる「キーワード一致」の時代は終わり、前後の文脈や背景から「ユーザーが何を知りたくて検索したのか」という『意図理解(エンティティ)』の精度が飛躍的に向上している。 AI側が必死に人間の「意図や背景」を読み取ろうとしているのに、使う側の人間が「自分たちが何者で、何を前提としているか」を定義して伝えられなければ、AIの真価は絶対に引き出せない。AIに的確な前提(プロンプト)を与える力がない人間は、これからの時代、容赦なく淘汰されていくのだと思う。

■ なぜ現状こうなのか。歴史や人間関係の泥臭いケアが不可欠だ

ビジネスの現場で起きる問題の裏には、必ず複雑な背景がある。営業活動において、客先の内部事情や人間関係、設備工程まで含めて泥臭く情報を取ることが重要であるように、AIに状況を判断させる際にも、この「泥臭いケア」が絶対に不可欠だ。 「なぜ現状こうなっているのか」「関わっている人間同士の力関係や感情はどうなっているのか」。そういった細かい部分を自分自身がしっかりと把握し、ケアして言語化した上でAIに渡さなければ、実務で使える血の通った答えなど絶対に出てこないのだと思う。

■ 事実と判断を区別し、自らで思考を整理してからAIに渡したい

AIを上手く使うための大前提として、まずは自分自身の思考が整理されていなければならない。目の前で起きた「事実」と、自分の思い込みである「判断」を明確に区別し、ロジカルに状況を整理する。 「AIが考えてくれるから自分は考えなくていい」という誘惑を完全に殺し、まずは自らが脳に汗をかいて事象の要因面を深く追求する。その整理された良質な前提条件(インプット)があって初めて、AIは我々の能力を何倍にも引き上げる最強のパートナーになるのだと思う。

■ 100億を創るためにも、前提を言語化してAIを使い倒す自分でいたい

「AIを使えば楽ができる」。そんな浅ましい甘えは今すぐゴミ箱に捨てたい。 AIを真に使いこなす経営者とは、誰よりも自社の現状、歴史、人間関係、そして市場の文脈を深く理解し、それを的確な「前提条件」として言語化できる人間のことだ。 自分の頭で考えることを放棄せず、細かい背景までケアしてAIという武器を極限まで使い倒す。 その覚悟を持った時だけ、誰も見たことのない100億の景色へと到達できるのだと思う。
このことを、しっかり肝に銘じておきたい。

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柴田智之|Metamon代表:100億の構造を作る男の備忘録 よろしければ応援お願いします! いただいたチップは違う形でみなさまに還元させていただきます!