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【第192弾】「みんながプロになれるわけがない」。平等ではなく「公平(環境と武器)」を与え、残った0.5%だけを本物の人格者に磨き上げる

「うちの会社に入ったメンバーは、全員が同じように一流に成長して、全員が同じように豊かになれる素晴らしい組織を創ろう」「全員に平等な成長機会と待遇を与えて、みんなを幸せにするのが、器の大きいリーダーの役目だ」と理由をつけて言い訳をし、自ら「『人間は平等ではない(みんなが成長できるわけがない)』という不都合な現実(生事実)を冷徹に受け入れる苦痛や、全員に甘い夢(平等)を見せるのではなく、戦場を生き抜いた0.5%の本物のプロ(人格者)だけを選抜して磨き上げるプレッシャー」から逃げ、放っておけば、すぐに「全員がそこそこ成長できるぬるいマニュアル(マニュアル過保護)を敷き、生ぬるい『平等』を語って自己満足する」楽な保身の道を選んでしまう自分がいる。

しかし、全員を等しく勝たせるという「お行儀の良い綺麗事(ロマン)」を盾にして、組織の戦闘能力の低下や、本気で上を目指す0.5%のスターのポテンシャルを埋もれさせている経営者としての不誠実さは、ここで完全に、根こそぎ無くしたいと思う。100億の構造を創るシステムビルダーの戦場において、「環境と武器は公平に与えるが、全員が一流(プロ)になれるわけがない」という現実を冷徹に直視し、自らの意志で『苦の道』を生き抜いた極少数の「人格者(プロ)」だけを徹底的に勝たせる仕組みを敷くことこそが、真の愛(インテグリティ)であるという冷酷な事実を直視し、自らの属人性(みんなに好かれたいというエゴ)を根こそぎ破壊して「平等ではなく、公平な戦闘プラットフォームの設計」にフルベットするという痛みを伴う作業から、私は絶対に遅れることなく、逃げないようにしたい。100億の組織を創る「代表取締役」としての責務を果たす。 このことは、自分の中でしっかり肝に銘じておきたい。


■ 「みんな等しく成長できる」という、お勉強的な平等の嘘を疑え

私の中にはすぐに「自分の組織に所属するメンバーは、全員が同じスピードで、同じように優秀なビルダーに育ってほしい。それが理想の社長だ」という、極めて未熟で甘いロマンチシズム(見栄)が首をもたげてくる。 その甘えに油断すると、私はすぐに「成長できないメンバーがいるのは、教育制度が悪いからだ。だからもっと誰でも簡単に学べるぬるい研修や、優しいマニュアルを敷いてあげよう」という、耳障りの良い「全員平等なボトムアップ」という言葉を都合よく言い訳に使ってしまう。

しかし、これは経営者として、一人のビジネスパーソンとして、極めて未熟で傲慢な甘え(逃げ)でしかない。 これまでの備忘録でも自戒してきた通り、「資質(発達の凸凹、強みと弱み)は、脳の構造上、変えることができない」。 そして、現実は極めて冷酷だ。ビジネスの世界において、「みんなが成長できるわけがない」のだ。 現実のメンバーは、そこまで全員が異常に高い意識を持って毎日を生きているわけではない。 「プロ野球選手になれるのは、全体のわずか0.5%(みんなはいけない)であり、その0.5%だけが本物の人格者として輝く」。 この絶対的な「確率の壁」を無視し、全員が一等賞になれるお行儀の良い「平等」を語ることは、最初から勝てないゲームにメンバーを巻き込み、時間を浪費させる、最悪の嘘(不誠実)なのだ。 全員を等しく勝たせようとする、不可能な美談に逃げる弱い甘えは、今すぐ自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。

■ 「平等ではない、公平である」。環境と武器だけを100%与え、あとは自走(選択)させよ

では、100億の組織をスケールさせるために、私たちはどのような「成長の機会」を敷くべきなのか。

それは、全員を同じゴールに連れて行く「平等」を引退し、「環境(自走するマニュアル)と武器(スコアカード)」という徹底的な『公平』を与えることだ。 「私たちは、君が最短距離で100点を叩き出すための『最強のマニュアル』と『正確に現在地を測るスコアカード』は、100%公平に与える。ルールは全員に全く同じだ。しかし、その武器を使って、本当に戦場を生き抜いて0.5%のプロ(人格者)に這い上がるかどうかは、100%君自身の選択(行動)にかかっている。私たちは君を等しく勝たせることはしない。しかし、君が打席に立って自走する意志を示す限り、私たちは絶対に君を見捨てないし、あきらめない」 この、逃げ道のない「公平な戦場(プラットフォーム)」を敷き詰める。 ついてくる人はついてくるし、ついてこない人はついてこない。 そこには個人の資質や能力の凸凹(強みと弱み)が剥き出しになるが、それこそが「できた1回」を泥臭く積み上げるための唯一のリアル(生事実)なのだ。 甘い綺麗事(ロマン)を完全にゴミ箱に捨て、実力と行動(ファクト)だけが正しく評価される、退路のない強固なレールを敷き詰めることこそが、本当の「安心な環境(心理的安全性)」を創り上げる。

■ 0.5%の人格者を磨き上げ、組織のセンターピンとしてフルベットしろ

では、どのようにしてこの「公平な選抜構造」を運用し、組織を成長させるのか。 それは、徹底的な「マニュアルの定着」と「行動目標(スコアカード)によるリアルタイム管理」を敷いた上で、現場で自らの手を動かし、言ったことを100%やり切る人間(人格者)を、圧倒的に評価するセレモニーを設計することだ。

私たちは、全員を等しく甘やかすマニュアル過保護を完全に捨て去り、あえて最初は教えず、現場で何回も転ばせて痛い目を合わせる「苦の道」を通らせる。 その厳しい戦場を、言い訳を1ミリも挟まない「言い訳0、謝罪10」のインテグリティで生き残り、結果を削り出した0.5%のスターに対して、MVPとして狂ったように脚光を浴びさせる。 「よくやったな、すげーじゃん!」と、その実績を全員の前で全肯定し、主役の座(向こう)を完全に明け渡す。 この、厳しい選抜を勝ち抜いた本物のプロ(人格者)が、組織の中核(幹部)として厚く敷き詰められているからこそ、Metamonは大手と対等以上に戦える圧倒的な「組織力」を獲得するのだ。 全員にいい顔をすることをやめ、0.5%の狂気的なプロを磨き上げる。この冷徹で誠実な組織設計から、絶対に目を背けてはならない。

■ 100億を創るためにも、平等の綺麗事を引退し、公平な戦場を設計する率先垂範の背中を示したい

「全員を等しく優しく包み込んでいれば、いつかみんなが一流に成長するはずだ」「厳しい選抜は、チームの空気を壊す悪だ」。 そう言って、人間の能力や意識のリアルな凸凹から目を背け、生ぬるい平等(保身)で組織の成長角度を殺す経営者としての弱い甘えを、私は自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。

代表取締役である私自身が、誰よりも「Doubt Wisely」を体現し、「全員成長のファンタジー」を健全に疑う。 「環境と武器は公平に与えるが、結果は本人の選択に委ねる」という冷徹なルールを敷き、自らが誰よりも厳しく自分自身を自制(セルフガバナンス)する。 「人には愛(熱量)、行動には仕組み(ルール)」で向き合う。 組織に対しては、1ミリの妥協もない公平なスコアカード管理を敷き詰めながらも、自走する意志を示す0.5%のプロに対しては、圧倒的な熱量の愛とリソースをフルベットして磨き上げる。 「勝つまで負けない。戦う意志を示す限りあきらめない見捨てない」という我が社の絶対的な行動指針を、自らが全員に好かれようとする見栄をすべて脱ぎ捨て、本当のプロフェッショナルが育つ「公平な戦場の掟」を体現する背中として、一生をかけて仲間に示し続ける。 その覚悟と、構造を科学的に設計する圧倒的な執念(智情意)を持った時だけ、私たちは誰も見たことのない 100億の景色へと、全員で手を携えて一気に到達できるのだと確信している。

このことを、しっかり肝に銘じておきたい。

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柴田智之|Metamon代表:100億の構造を作る男の備忘録 よろしければ応援お願いします! いただいたチップは違う形でみなさまに還元させていただきます!