【第189弾】1ヶ月苦しんだ「寝違え」の真犯人は枕だった。高尚な言い訳に逃げず、無意識の時間を支配する「基礎の構造」を疑え
「最近の寝違えや身体の痛みは、重い経営判断が続くストレスのせいに違いない」「ハードな筋トレの後にストレッチを怠っていたから筋肉が固まっているんだ」と理由をつけて言い訳をし、自ら「自らの日常に潜む最も基礎的で地味な環境設定(要因面のバグ)を泥臭く疑う知的プレッシャーや、起きている時の自分の努力(筋トレや治療)に陶酔して無意識の時間を放置していた怠慢を直視する苦痛」から逃げ、放っておけば、すぐに「整体やマッサージといった表面的な対症療法に時間とお金を浪費し、ストイックに身体をケアしているポーズを取って自己満足する」楽な保身の道を選んでしまう自分がいる。
しかし、耳障りの良い高尚な理由を盾にして、真の根本原因(ボトルネック)から目を背けるような甘さは、ここで完全に、根こそぎ無くしたいと思う。100億の構造を創るシステムビルダーの戦場において、パフォーマンスを破壊する真の要因とは、目に見える派手なトラブルなどではなく、1日の中で最も長い時間を無防備に過ごす「環境(枕)の歪み」であるという冷徹な現実を直視し、自らの思い込みを根こそぎ破壊して「無意識領域の徹底的な仕組み化」にフルベットするという痛みを伴う作業から、私は絶対に遅れることなく、逃げないようにしたい。100億の組織を創る「代表取締役」としての責務を果たす。 このことは、自分の中でしっかり肝に銘じておきたい。
私の中には「自分の身に起きる不調やトラブルは、人一倍過酷なプレッシャーと戦い、ストイックに自分を追い込んでいる証拠だ」という、極めて未熟でダサいエゴ(見栄)が常に存在している。 その焦りと驕りに油断すると、私はすぐに「ここ1ヶ月ずっと首や肩が寝違えたように痛むのは、100億の構造を作る重圧からくるストレスのせいだ。あるいは、毎日のハードな筋トレの後に十分なストレッチの時間を取れていなかったからに違いない」という、耳障りの良い「ストイックな戦士の勲章」のような言葉を都合よく言い訳に使ってしまう。
しかし、これは経営者として、一人のプロフェッショナルとして、極めて未熟で傲慢な甘え(逃げ)でしかない。 これまでの備忘録でも強く自戒してきた通り、我が社の絶対的な行動指針は「Doubt Wisely(健全に疑う。思い込みをなくし、違和感に気づく)」である。 「ストレスのせい」「筋トレ後のケア不足」という仮説は、非常に聞こえが良い。自分がいかに過酷な環境で戦っているかを正当化できるし、周囲からも「代表は大変ですね」と同情と称賛を得ることができる。 だが、その高尚な言い訳の裏で、私たちは「もっと単純で、もっと物理的で、もっと地味な根本原因(ボトルネック)」の検証から、無意識に脳のメモリを逃がしているだけではないか、と冷徹に自問しなければならない。 自分の思い込みに酔いしれ、真因の特定をサボる弱い甘えは、今すぐ自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。
■ 対症療法(治療)に逃げるな。要因面を外した努力はすべて「コスト」になる
なぜ、原因を取り違えた人間は、どれだけ努力しても成果を出せず、泥沼に沈んでいくのか。 それは、ボトルネック(要因面)を外したアクションは、どれだけ時間とお金をかけても、1ミリの解決にも繋がらないからだ。
この1ヶ月間、私は首の痛みを治そうと、あらゆる治療に手を出した。整骨院に通い、マッサージを受け、入念にストレッチを行い、湿布を貼た。 治療を受けている瞬間は、「自分は今、身体を治すために最善の努力をしている」という強い自己満足(アリバイ)を得ることができる。 しかし、翌朝起きると、相変わらず首には激痛が走り、可動域は狭まったままだ。何一つ改善していない。 それもそのはずだ。火事の原因がコンセントのショート(枕)にあるのに、燃え盛る部屋の外側から必死に水を撒き続けているようなものだからだ。 要因面を特定しない対症療法は、ただの「逃避」であり、時間と資本をドブに捨てる最悪の怠慢である。 「努力しているのに治らない(結果が出ない)」と嘆く前に、そもそも自分が打っている手の前提そのものが間違っていないか、疑い抜かなければならない。
■ 1日の3分の1を支配する「無意識の姿勢」。人は無防備な環境でこそ壊れる
そして、1ヶ月もがき苦しんだ末に突き止めた真犯人は、ストレスでも筋トレでもなく、毎晩頭を乗せていた「枕」だった。 あまりにも呆気なく、あまりにも地味な事実だった。 枕の高さを変え、睡眠時の首の角度を正しくサポートする環境を整えた瞬間、あんなに苦しんでいた寝違えの痛みが、嘘のように消え去っていったのだ。
この経験から、私は身震いするような教訓を得た。 人間は、意識がある時(起きている時)は、姿勢を正したり、痛みを避けるように身体をコントロールすることができる。筋トレ中や仕事中は、どれだけ過酷でも意識の力でカバーできる。 しかし、睡眠中の6時間〜8時間という「1日の3分の1」は、完全な無意識であり、無防備だ。 同じ姿勢を何時間も強制的に固定される環境において、もしも土台となる「枕」がミリ単位で狂っていたらどうなるか。 無防備な身体は、その狂った負荷をダイレクトに受け続け、毎晩じわじわと破壊されていく。 人間を本当に壊すのは、起きている時の派手な戦闘ではない。無意識で過ごす時間の「環境の歪み」なのだ。 意識の力(気合い)に頼るのをやめ、無意識の時間を正しく律する「環境(インフラ)の設計」にこそ、脳のメモリをフルベットしなければならない。
■ 組織も全く同じだ。「気合いや研修」を疑い、現場の「枕(日常の仕組み)」を見直せ
この寝違えの構造は、ビジネスや組織マネジメントにおいても完全に相似形である。 業績が落ちたり、メンバーが疲弊してミスが多発した時、無能なリーダーはすぐに高尚な言い訳に逃げる。 「最近の景気が悪いからだ(ストレスのせい)」 「メンバーのモチベーションや気合いが足りないからだ(筋トレ不足)」 そう言って、外部のコンサルタントを呼んでマインド研修を受けさせたり、精神論のハッパをかけたりという「高価な整体(対症療法)」に走る。
しかし、本当に疑うべきはそこではない。 メンバーが毎日何時間も向き合っている「業務プロセスの枕(環境・ルール)」そのものが狂っていないか。 入力しづらい日報ツール、誰が見ても理解できない複雑なマニュアル、優先順位がぐちゃぐちゃなタスク管理。 そうした「無意識に毎日触れる日常のインフラ」にバグがあるからこそ、現場は知らず知らずのうちにエネルギーを奪われ、パフォーマンスを寝違えさせているのだ。 「人には愛(熱量)、行動には仕組み(ルール)」の徹底である。 個人の意識や気合いに責任を押し付けるな。現場が何も考えずに無意識で動いても、絶対に身体(組織)を痛めず、自動的に100点が出る「強固で快適な枕(スコアカードとマニュアル)」を敷き詰めることこそが、経営者の唯一の仕事なのだ。
■ 100億を創るためにも、思い込みを引退し、地味な構造のバグを疑い抜く背中を示したい
「自分の不調は特別なプレッシャーと戦っている証拠だ」「気合いで乗り切ればいつか良くなるはずだ」。 そう言って、自らの思い込みに逃げ、日常の泥臭い環境設定や細部の観察をサボる経営者としての弱い甘えを、私は自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。
代表取締役である私自身が、誰よりも「Doubt Wisely」を体現し、違和感の要因面を骨の髄まで解剖する。 華やかな治療法や最新のノウハウに飛びつく前に、まずは足元の「枕」を疑う。 毎日の睡眠環境、毎日の食事、毎日の5時の空白の時間、そして組織のすべてのマニュアルの1行の狂いにまで、徹底的な執着(メンヘラ力)を持って向き合う。 「勝つまで負けない。戦う意志を示す限りあきらめない見捨てない」という我が社の絶対的な行動指針を、自らが高尚な言い訳という見栄をすべて脱ぎ捨て、真のボトルネックを泥臭く潰し続ける率先垂範の背中として、一生をかけて仲間に示し続ける。 その覚悟と、構造を科学的に設計する圧倒的な執念(智情意)を持った時だけ、私たちは誰も見たことのない100億の景色へと、全員で手を携えて一気に到達できるのだと確信している。
このことを、しっかり肝に銘じておきたい。
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