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【第150弾】「自分の弱点を克服する」という自己投資の甘さを無くしたい。変えられない資質(コンプレックス)を仕組みで無効化し、学ぶべき「能力」に狂ったようにフルベットするのが掟だと思う

自分の苦手なことや発達の凸凹、コンプレックスを「努力と勉強で綺麗に克服して、バランスの取れた完璧な人間になろう」と言い訳を用意し、自ら「自分の無力さ(資質の限界)を冷徹に受け入れる苦痛や、自分の弱点を他者やマニュアルという仕組みに100%委ねるプレッシャー」から逃げ、放っておけば、すぐに「何でも一人でスマートにこなせる優等生」という見栄の罠に陥り、自己満足して終わってしまう自分がいる。

しかし、欠点を直すという内向きな勉強に逃げて、組織の属人化(個人商店化)を加速させている経営者としての甘さは、よくないと考える。100億の未来を創るシステムビルダーの戦場において、変えられない資質をこねくり回す時間は1ミリも存在しないという冷徹な現実を直視し、自らの属人性を根こそぎ破壊して「自走する構造(マニュアルと他者の配置)」にフルベットするという痛みを伴う作業から、私は絶対に逃げないようにしたい。100億の組織を創る「代表取締役」としての責務を果たす。 このことは、自分の中でしっかり肝に銘じておきたい。

■ 「弱点の克服」という、自分を綺麗に見せたい経営者の卑しい見栄(エゴ)

私はすぐに「もっとバランスの取れた、誰からも非の打ち所がない完璧なリーダーにならなければならない」「自分の苦手な業務や資質の凸凹も、努力と勉強で全て克服して見せよう」という、一見ストイックで、しかし極めて冷めた自己保身の言い訳に逃げそうになる。

しかし、これは経営者として、一人のビジネスパーソンとして、極めて未熟な甘えでしかない。 「弱点を克服する」という言葉は、非常に耳障りが良い。 だが、その綺麗な言葉の裏で、私たちは「自分の変えられない脳のOS(資質)の限界や、自分の無力さを直視する苦痛」から、無意識に目を背けているだけなのではないか、と冷徹に自問しなければならない。 第74弾の備忘録でも自戒した通り、「見栄は高くつく」。 変えられないもの(資質)を勉強で書き換えようと、大切な脳のメモリを無駄に消費する行為は、自分の短期的なプライド(エゴ)を満たすためだけの、最も効率の悪い「見栄の自己投資」に過ぎないのだ。 欠点を直すという極めて内向きな「お勉強」に逃げ、自分がスマートに立ち回ることで組織の属人化(個人商店化)を許してしまっている弱い甘さは、今すぐ自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。

■ 資質は変えられない。だが、コンプレックスは「異常なセルフモチベーション」を生む最強の資産だ

私たちは、自分の弱みや発達の凸凹、過去のドタバタ、劣等感といった「コンプレックス(闇)」を、勉強や成功によって「綺麗に消し去りたい」と願う。 しかし、100億のゼロイチを牽引するリーダーにとって、コンプレックスとは消し去るべき邪魔者ではない。 「コンプレックスと社会性を持っている人こそが、他者に依存しない圧倒的なセルフモチベーション(自走エネルギー)を創り出せる」のだと、私は確信する。

「起業家は発達障害である。だからこそ、1番クレイジーになれるかがポイントだ」。 普通の人なら「これくらいでいいや(現状維持)」と妥協する局面において、内なる劣等感や「ポテンシャルを埋もれさせたくない」という強烈な闇の引力があるからこそ、私たちは24時間365日、脳がちぎれるほど考え、行動の打席に立ち続けることができる。 何もないところから荒野を耕し、種をまき、実らせるという過酷な訓練(トレーニング)に、自らの意志で狂ったように打ち込めるのは、綺麗に整った優等生ではなく、心に消えない傷(コンプレックス)を抱えたクレイジーな挑戦者だけなのだ。 コンプレックスを「克服して消す」というマイルドな現状維持を今すぐ捨て去り、その凸凹を100億の構造を創り出すための「爆発的なガソリン」として受け入れる、圧倒的な自己受容を貫きたい。

■ 自分の弱点(凹)は自分で埋めるな。すべて「マニュアルと他者の配置(仕組み)」に預けて無効化せよ

資質(コンプレックスや弱点)は、脳の初期設定の構造上、どれだけ努力しても、逆立ちしても変えられない。 ならば、100億の構造(自走システム)を創るシステムビルダーとして私たちがやるべきことは、弱点(凹)を自分で埋めるために大切なメモリを消費するのを完全にやめ、それをすべて「マニュアルと他者の配置(仕組み)」によって組織的に無効化することだと考える。

自分が手を動かして弱点をカバーしようとするから、組織は社長の能力の壁で成長が止まり、組織のパフォーマンスは0点になる。 「手を動かすのは社員でいい、事業はツールだ。人を育て、事業を確立させることこそが、経営者の唯一の仕事だ」。 自分の弱点や、過去のヒヤリハット、これまでに培ってきた暗黙知を、すべて「誰がやっても100%同じ再現性で回るマニュアル」として言語化し、徹底的な「スコアカード」による数値管理と逃げ道のないルールによって組織に定着させる。 そして、自分よりその領域で10倍優秀な仲間(他者)をそのポジションに正しく配置(フルベット)する。 「人には愛(熱量)で向き合い、行動には仕組み(ルール)で向き合う」のが経営の掟だ。 自らの属人性を100%破壊し、自分がその場にいなくても、誰がバトンを受け取っても自動的に100点が出続ける「構造(システム)」を敷き詰めることこそが、真の全体最適の設計図なのだ。

■ 変えられないのは「能力(勉強)」だけだ。99%を捨てて「智・情・意」の三位一体に1万時間フルベットせよ

資質は変えられない。しかし、変えることのできる領域、すなわち「能力」は、徹底的なインプットと勉強によって、いくらでも非連続に拡張させることができる。 「能力不足という言い訳のほとんどは、ただの苦労不足(勉強不足)だ」。

エッセンシャル思考の原則通り、99%の無駄な「弱点克服の努力」をすべてゴミ箱に捨て、自らが投資すべき「1%の戦闘能力(勉強)」にのみ、自分のリソースと1万時間をフルベットする。 私たちが学ぶべきは、小手先のトレンドや小分けにしたテクニックではない。 渋沢栄一が『論語と算盤』において説いた、知恵(智)、情愛(情)、意思(意)の三位一体を体現する「常識(完き人の品格)」を、毎日の地地道な習慣(早起き、読書、セルフマネジメント)の徹底によって、自らの能力として身体化することだ。 高い目標を設定する「意思(意)」を持ち、その目標に到達するための論理を構築する「知恵(智)」を勉強によって磨き、そして、その成果を仲間や社会(世間)へと還元し、背中を預け合うための「情愛(情)」を体現する。 この「能力の拡張」という、痛みを伴う本質的な自己更新から、私は絶対に遅れることなく、逃げないようにしたい。

■ 100億を創るためにも、綺麗な優等生を引退し、自らの凸凹を狂気のエネルギーとして構造化したい

「弱点を克服して、綺麗にバランスよくまとまろう」「勉強さえしていれば、いつか勝手に自分の資質が書き換わるはずだ」。 そう言って、自らのコンプレックス(闇)を受け入れることから逃げ、現場の泥臭い仕組み(マニュアル)の設計や、冷徹な能力の拡張(勉強)という退屈なトレーニングから目を背ける甘えを、自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。

代表取締役である私自身が、誰よりも「Doubt Wisely」を体現し、自慢話と悪口を一生禁止して謙虚でありながらも、自らの変えられない資質(凸凹)を冷徹に受け止める。組織に対しては、徹底した「マニュアル」と「スコアカード」で属人性の退路を塞ぐ。 「勝つまで負けない。戦う意志を示す限りあきらめない見捨てない」という我が社の絶対的な行動指針を、ただのテキストではなく、自らがプレイヤーとしての見栄をすべて脱ぎ捨て、メンバーを信じて「自走する構造(システム)」を愚直に回し、自らは「能力の拡張」へと勉強し続ける圧倒的な背中として、一生をかけて仲間に示し続ける。 その覚悟と、構造を科学的に設計する圧倒的な執念(智情意)を持った時だけ、私たちは誰も見たことのない100億の景色へと、全員で手を携えて一気に到達できるのだと確信している。

このことを、しっかり肝に銘じておきたい。

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柴田智之|Metamon代表:100億の構造を作る男の備忘録 よろしければ応援お願いします! いただいたチップは違う形でみなさまに還元させていただきます!