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【第184弾】「話が上手い人」をかっこいいと思うな。知性と信頼をもたらすのは、沈黙の後の「聞く力」だけだ

「自分の有能さを示すために、ミーティングや商談でスマートに喋りまくらなければならない」「お喋りが上手いリーダーこそがカリスマだ」と理由をつけて言い訳をし、自ら「まずは『お黙りください(沈黙)』を貫いて相手の言葉を100%受け止める知的プレッシャーや、自分の存在感を誇示したいという卑しいエゴ(見栄)を完全に殺す苦痛」から逃げ、放っておけば、すぐに「自慢話や浅い知識をまくしたててその場をコントロールした気になり、自己満足する」楽なプレイングエゴ(保身)の道を選んでしまう自分がいる。

しかし、話し上手という表面的なデコレーションを盾にして、自らの「聞く力(コミュ力)」の欠如や、傲慢さから目を背けている経営者としての甘さは、ここで完全に無くしたいと思う。本当に100億の自走組織(MetaGrowthX)を創るシステムビルダーの戦場において、知性と信頼(クレジット)をもたらすのは、流暢なトークスキルではない。話す前にまず「お黙りください」を体現し、相手を徹底的に観察し、脳のメモリの9割を「聞く」ことにフルベットすることなのだ。相手に気持ちよくしゃべらせ、その中に隠された「課題(穴)」を冷静にえぐり出す。この痛みを伴う作業から、私は絶対に遅れることなく、逃げないようにしたい。100億の組織を創る「代表取締役」としての責務を果たす。 このことは、自分の中でしっかり肝に銘じておきたい。

■ 「喋って自分をアピールする」という、主語が自分のリーダーの卑しい見栄を疑え

私の中にはすぐに「自分は誰よりも優秀でロジックがわかっているのだから、会議の主導権を握って、自分の意見をまくしたてて周りを従わせるべきだ」という、極めて未熟でダサいプレイングエゴ(見栄)が首をもたげてくる。 その焦りに油断すると、私はすぐに「自分の凄さをアピールするために自慢話をしよう」「他人の間違いをすぐにその場で指摘して有能さを見せつけよう」と、本質からズレた最悪の他者否定(悪口)を都合よく言い訳に使ってしまう。

しかし、これは一人のリーダーとして、極めて未熟な甘えでしかない。 これまでの備忘録でも自戒してきた通り、「見栄は高くつく」。 自分の知識やビジョン(What)を一方的に喋る行為は、一時的なプライドを満たすだけであり、100億の構造には1ミリも積み上がらない。 『頭のいい人が話す前に考えていること』が示す通り、本当にコミュニケーション能力が高い人(コミュ力強者)の条件とは、喋る技術の高さではなく、圧倒的な「聞く力(受容力)」なのだ。 人間が最も快感を覚えるのは、他人の話を聞いている時ではない。 「自分の存在を認められ(自己肯定)、自分の話を親身に聞いてもらっている時」なのだ。 喋ることで自分の正しさを主張し、自分の小ささを誤魔化している弱い甘えは、今すぐ自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。

■ お黙りくださいを貫け。相手に9割喋らせて「真の課題」をえぐり出す構造

では、私たちはどのようにして「喋るアピール」を完全に引退し、知性と信頼を引き寄せる「聞く仕組み」を組織にインストールすべきなのか。

答えは、商談や会議の冒頭で「お黙りください(沈黙の貫徹)」をデフォルトのルールにすることだ。 相手が話し始めた瞬間、自分の意見を即答するプレイングエゴを完全に殺す。 相手が話し終わった後も、あえて「1秒〜2秒の空白(沈黙)」を作り、相手の脳内メモリを極限まで気遣う。 「お黙りくださいは逃げでも負けでもない。相手の防衛ラインを崩壊させるための最高のリードタイムなのだ」。 その上で、相手に気持ちよく喋ってもらうため、笑顔と物理的にへそを相手に向けるボディランゲージを徹底する。 そして、相手が話し終えた瞬間に、「QにQ(質問に質問で返す)」や「“仮に”トーク」という極小の質問テクニックを用いて、相手の脳内にある本当の「要因面(バグ)」を笑顔でえぐり出す。 この、自分が喋る時間を「1割」に抑え、相手に「9割」喋らせる『傾聴の構造(システム)』こそが、顧客に「この人は信頼できる」という圧倒的なクレジットを貯めさせる唯一の仕組みなのだ。

■ 100億を創るためにも、喋るカリスマを引退し、冷徹な「傾聴者」として率先垂範の背中を示したい

「上手いプレゼンをすれば、みんなついてくるだろう」「リーダーは自分のビジョンを喋りまくるべきだ」。 そう言って、相手の話をじっくり聞く泥臭い対話や、他者への謙虚な姿勢から目を背け、魔法のようなトーク力に逃げる甘えを、私は自分の中から完全に、根こそぎ無くしたいと強く願う。

代表取締役である私自身が、誰よりも「Doubt Wisely」を体現し、「喋る有能さ」という言葉の甘さを健全に疑う。 ただまくしたてるだけの「冷たい言葉」を完全に捨て去り、お茶を運んできてくれる現場のメンバーに対しても誰よりも深く頭を下げて「聞きに行く謙虚さ」を体現する。 「人には愛(熱量)、行動には仕組み(ルール)」で向き合う。 組織のルールに対しては、徹底した「マニュアル」と「スコアカード」で属人性の退路を塞ぎ、対話に対しては、誰よりも深く「聞く姿勢」を率先垂範して体現する。 「勝つまで負けない。戦う意志を示す限りあきらめない見捨てない」という我が社の絶対的な行動指針を、自らが喋る見栄をすべて脱ぎ捨て、顧客と仲間の勝利のために「泥臭く行動し続ける率先垂範の背中」として、一生をかけて仲間に示し続ける。 その覚悟と、構造を科学的に設計する圧倒的な執念(智情意)を持った時だけ、私たちは誰も見たことのない100億の景色へと、全員で手を携えて一気に到達できるのだと確信している。

このことを、しっかり肝に銘じておきたい。

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柴田智之|Metamon代表:100億の構造を作る男の備忘録 よろしければ応援お願いします! いただいたチップは違う形でみなさまに還元させていただきます!