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「ユニバ並みに濡れた」豪雨の日

天候に左右される仕事は大変だとよく言いますが、今日ほどそれを実感した日はありません。



今日は出勤日。
大阪は、朝からバケツをひっくり返したような大雨。
私が家を出る午前6時前は激しい雷雨でした。

とはいえ、私は勤務先のパン屋さんまで徒歩5分の距離。
お店に到着すると、それよりも前に自転車で出勤した店長が、ずぶ濡れのまま着替えて呆然と立ち尽くしていました。

「ユニバのアトラクションばりに濡れて、もう笑えてきた……」

そんなことを言いながら苦笑いする店長。
もう一人のバイトさんも自転車通勤ですが、「少し遅れます」と連絡があったそうです。
店長は私にも「雨だから遅れても全然問題ないから、ゆっくり来てね。」とLINEをくれていたのですが、お店に着いてから初めてその優しさに気づきました。

そんなこんなで朝から笑い合いながら仕込み作業を進めます。
「今日は雨だし、お客さんも少ないだろう」と、売り出しの数もかなり絞ることにしました。


無事に開店準備を終え、私はいつものように子どもたちの学校の準備を整えるため、一時帰宅させてもらいました。
帰宅してテレビをつけると、画面には「大雨危険警報、大阪に発令中」の文字。
それを見た主人が
「こんなん出てるけど、今日学校あるん?」
と聞いてきます。

「今までこんな警報、見たことないなぁ……」と思いつつ、年度初めに配られたプリントを引っ張り出して探してみるものの、「大阪は雨では休みにならず、暴風警報のみ休校」との記載が。


「雨では休みにはならんみたいやで」


そう話していたその時、私のスマホに学校の連絡アプリから通知が届きました。

「本日は、小学校を休校にします」と。


「じゃあ、お姉ちゃんは行かなあかんね」と、息子が少し嬉しそうに(?)呟きます。
そろそろ中学生の娘も出発の準備を……としていた午前7時45分過ぎのことでした。

「アプリが混み合い連絡が遅れましたが、〇〇中学校は本日休校とします」

なんと、中学校からもアプリでお休み通知が届きました。


お留守番ができる年齢ならまだしも、急な一斉休校に右往左往されたご家庭も多かったのではないでしょうか。
幸い、我が家は主人が在宅勤務だったため、私は子どもたちを任せて再びパン屋さんへと向かいました。
予期せぬお休みが舞い降りた息子は、「サッカーが見られる!」と大喜び。


しかし、問題はその後でした。
「豪雨だから暇だろう」と見込んでいたパン屋さん。
ふたを開けてみれば、予想外の大繁盛だったのです。
今日はワールドカップを家で観ようと在宅を決め込んだ会社員の方が多かったのか。
はたまた、近隣の小中学校が急きょお休みになり、給食がなくなった我が子の昼食を買いに、雨の止み間を狙ってやってくるお母さんたちなのか。
とにかく、雨など関係ないかのように、ひっきりなしにお客さんがやってきます。

パン屋さんは基本的に「前日からの仕込み」で動いているため、今日急に売れたからといって、その場ですぐに追加対応するのはなかなか難しいという裏事情があります。


私はお昼までのシフト。
我が家も家族全員が家で待っているため、「お昼ごはんにパンを買って帰ろう」と思っていましたが、棚に残っているパンはごくわずか。
店長は、急きょたくさん残っていた食パンを使って追加のサンドイッチを作ったり、何かアレンジして品出しできるものはないかと、一生懸命に頭と手を動かしておられました。
天候に左右されるお仕事の大変さを、身に染みて実感した瞬間です。




予想外の雨、急な休校、そして大忙しの現場。
右往左往したけれど、終わってみれば心地よい疲れが残る一日でした。
皆さんの地域は、大雨の影響は大丈夫でしたか?
予想外のトラブルに振り回された皆さんも、今日はお互い、本当にお疲れ様でした。

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