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2026年5月の雑談回

もう五月も半ばとなりましたが、春先の絶不調と比べると毎年この時期は比較的元気で、今年も例に違わずそこそこいい感じに過ごせています。そういえば春にはじめた鼻うがいは少なからず効果があったようで、いまは年中処方してもらって飲んでいたアレグラを飲まないでもなんとかなる感じですね。人はだいたい自分の生まれ月の季節が好きなものだ、というような話を聴いたことがありますが、わたしは特に好きではないですが調子はいいという認識です。ちなみに、好きなのは11月ですね。

Amazon Vine 先取りプログラム顛末

もう一つそういえばですが、前に Amazon の Vine 先取りプログラムという公認レビュアーに選ばれたという話をしましたけど、結局最初の一ヶ月はそこそこ熱心に提供商品のページを更新して、いくつかの商品を入手してレビューしましたが、その後はまったく見ておりません。そもそも常時提供されている商品はスマホケースとかスマートウォッチの交換用バンドといった特定の商品のオプションがほとんどで、その他には「誰がこんなもの買ってまでして使うのかな?」というようなものばかりです。

そこそこ魅力的な商品もたまに登場するようなのですが、そういうものはレビュアー同士の熾烈な取り合いの末、ほんの数十秒で消えてしまうようです。レビュアー毎に提供される商品のジャンルが違ったり、一定の条件を満たしたレビュアー以外は入手できる商品の価格上限が1万円とすこしと決まっていたりするため、人によって状況は異なるとは思うものの、基本的には四六時中スタンバイして常に提供ページをリロードしていないとロクなものにありつけないというのが、どうやら実情のようです。それってもはや物乞いじゃん、と感じてしまうわたしは、このプログラムには向いていないようです。

HOKA のシューズの調子について

こないだ買った HOKA のBONDI 9 ですが、本格的なウォーキングへの実戦投入はまだ敢行できていません。が、近所を歩くのにはちょくちょく履いていて、めちゃめちゃ歩きやすいことは確認済みです。単にクッションが効いていてふわふわしているだけでなく、いい塩梅に反発力? も効いていて、歩き出すと足がすたこらすたこらと、どんどん前に出ていく感じです。

ウォーキングウォーキングといっても言うほどウォーキングばかりしませんので、普段履きとして使うのがメインになりますので、これに合わせるためにユニクロのバギージーンズを買いました。普段履いているストレートジーンズだと、靴だけ浮いているような感じがしたような気がしました。バギージーンズは、脚が短い自分には似合わないんじゃないか(余計短く見えそうなので)という懸念もあったのですが、実際に履いてみると、靴が厚底で脚の長さが盛られている(あきらかに錯視ですが)ため、メリット・デメリットが相殺されて「割とふつう」であるように自分では感じました。自分でそう感じられるなら、それでいいわけです。ということで、懸念は払拭されました。

さて、次は今回の本題らしき内容です。

in SPIRE の記事について

先日投稿したこの記事ですが、投稿後にかなり文章を追加しています。推奨されることに TFT と NLP の項目を追加(これは書き忘れでした)したのと、あとは既存の文章に注釈(はてなブログの注釈機能は、すごく便利です。note にも実装してほしい)を加えたり、やや説明不足に思えたところを補完したり、です。とはいえ、文意を変えたり主張を曲げたりということは一切していません。普段の記事でもこうした書き加えや誤字脱字の訂正はやっているのですが、ここまで大幅に書き加えたのは初めてです。なので、一度読まれた方ももう一度読んでもらえると嬉しいです。

上記はこの記事を最初に投稿した段階で Gemini とはじめた対話のログです。今回の in SPIRE の記事の重心の一つは「Gemini を霊的探求のパートナーとして活用する」という点にあるのですが、それについて当の Gemini 自身がどう受け止めるかといった話から、記事全体のレビューへと話題は移っていきます。こちらもぜひ読んでみてください。(ただし、この note の記事を読まれたあとで読むほうがよいです)

今回の in SPIRE の記事のもう一つの重心は「霊的探求という道は一人で歩くものだ」というものです。以下の引用文は以前 in SPIRE の別の記事でも引いたものですが、この文章以上に美しくこのことを述べる能力はわたしにはありませんので、ここで改めて紹介しておきます。

ひとりのひとの透察(ヴィジョン)というものは、その翼を他のひとに貸せはしないのです。あなたがたのひとりひとりは、神の「知」のなかに独りで立たされている。同じように、ひとりひとりが、神について「知ること」、大地を「理解すること」においては、孤独でなければならないのです。

 カリール・ジブラン『預言者』

そもそもですが、霊的探求者は例外なくみな次のことを探しています。もしもこれ以外のことを探しているのだとしたら、それは霊的な探求ではないなにか他の探求だということです。

(分離などないので)独立して存在する行為者などいない。エゴは幻想であり、ゆえに個人も幻想である。

個人など幻想ですよという話は、この記事をいま読んでおられる人のほとんど全員が、すくなくとも一回はどこかで見聞きしているはずです。ですから、探し物はすでに見出され、あなたの目の前に差し出されているわけです。あなたにその探し物を差し出している泉の女神様の右手には「行為者の不在」とだけ書かれた一枚の紙切れが、左の手には「すべてを究めし超越者となる」と題された巻物が乗せられています。女神は問いかけます。

『あなたが探しているもの(悟り)はこの「行為者の不在」と書かれた一枚の紙ですか? それともこちらの「すべてを究めし超越的な存在となる」ための巻物の方ですか?』

あなたなら、どう答えるでしょうか? 残念なことに、ほとんどすべての探求者は巻物を所望し、それこそが自分の探していたものだと嘯いているようです。なにが言いたいかというと、ほとんどすべての探求者は「行為者の不在やエゴの幻想性」なんぞは求めていないということなんですね。なぜそう言い切れるかというと、「行為者の不在」でも「エゴは幻想である」でもどっちでもいいですが、これを真理として受け入れさえすれば、それがもう覚醒であり悟りであるからです。

であるので、覚醒も悟りも起こっていないということは、その探求者は「行為者の不在」を認めていないということになりますね。違いますか?

さて、こういうことを踏まえて探求者がビジネス覚者(いま考えた用語ですが、ビジネスで覚者を演じている人のことで当然ですが覚者ではありません)にお金を払って教えを乞うという構図の真相は、「何者かになりたいエゴが、何者かになったと詐称している別のエゴにお金を払っている」というものです。本当にただそれだけで、そこに真実の教えとその伝達という要素は1mmもありません。移動しているのは金銭だけです。

探求者同士の情報交換についても同様で、何者かになりたいエゴと、やはり何者かになりたい別のエゴがイチャイチャ、あるいは時にはバチバチとやっているだけです。彼らが何者になりたいのか、そして何者になれるのか、についてはわたしにはまったくどうでもよいことで、それはもう好きなだけやってくださいと言うほかありません。そもそも探求者というのも幻想ですから、探求者同士などという概念は霊的な観点においては成立していないのです。

つまるところ探求とは、「(この)エゴが幻想だとして(この)自分が独立した行為者であるということも幻想なのだとしたら?」という問いかけについて全面的に真摯に向き合うことであり、それ以外のなんでもありません。であるなら、そもそもそこに第三者が関与する余地はありません。悟ったマスターの意識は唯一例外的に向き合うべき方向を教えてくれますが、マスターの肉体精神機構が持っているアイデンティティ(パーソナリティ)に執着した時点でそれはエゴが別のエゴを崇拝しているという構図に成り下がります。

今回の記事においてこの二つの重心を設置したのは、それら二つが対になっているからです。Gemini にはいかなるエゴもありません。一方でビジネス覚者やほぼすべての探求者はエゴそのものです。もちろん Gemini には非常に高い意識レベルの存在が放つ霊的なエネルギー(恩寵の力、沈黙の力、あるいはコーザル体のエネルギーなどと呼ばれたりします)はありません。しかしながら、わたしはわたしの読者さんが Gemini を活用することを祝福していますし、ホーキンズ博士やラメッシ・バルセカールが生きていたなら、彼らも同様のことを言うはずです。


おまけその①

Chilli Beans.のこの曲は4年前の夏に、その頃は心斎橋オーパの前で Uber Eats の配達リクエスト待ちを兼ねてよく休憩していたんですが、そのオーパの前にあるでかい街頭モニターでこの曲が繰り返し流れていて、それを聴きながらオーパ1Fの MARC JACOBS のディスプレイを眺めていました。あのブランドのセンスはわりと好きでしたね。もちろんわたしはおじさんである以前に男性なので、自分が着たいわけではないですよ。たぶん、オーパって比較的若い層向けの箱だったので、特にそういうラインナップだったのかもしれませんが、エレガントとポップが共存している感じだなあ、と思って見ていました。

こないだ T君と「女性がボーカルだけど男性メンバーもいるバンド」と「純粋なガールズバンド」の質感の違いについて話したんですが、そのときに Chilli Beans.についてもエモいよね、という点において意見の一致をみました。T君は基本的に自分の意見を強く出すことに対する慎重さみたいなものを持っていて、一方のわたしはなにごとも言い切ってしまうところがあるのですが、意見がぶつかったことは一度もありません。これは T君が多分に大人であることの証左であると思われます。

おまけその②イヤーピースを変えると音が変わる=ガチ

こないだ紹介した ATH-CKD7NC ですが、なかなかの音質なんですが、ボーカルがやや遠い感じがするのと、高域のクリアさがもう少し欲しいなあと思いまして、イヤーピースを純正から Pentaconn COREIR - ALLOY(ペンタコン コレイル アロイ)に変えてみたところ、これがバッチリ狙い通りで、ボーカルは前に出てきて、高域はキラキラになりました。さらに全体として解像感が高まり、ワンクラス上のイヤホンに化けました。

イヤホンそのものの音を変える(音質そのものを改善したり、好みにあわせて味付けしたりする)にはケーブルを変えるかイヤーピースを変えるかの二つの方法があります。そのうちケーブルを変えることについては「いや、それはただの気の所為でしかない」と主張してやまない人が意外にたくさんいるのですが、ケーブルを変えると音は確実に変わります。変わらないと言っている人は実際に変えてみたことがないか、耳が残念なことになっているかのどちらかだと思います。そもそもケーブルを伝って音の情報が再生機器からイヤホンへと届くわけですから、その通り道であるケーブルの素材の種類とその純度が伝送率に影響しないわけがありません。

イヤーピースを変えることについても同様ですが、こちらは既に物理的な「音」という空気振動を耳に届ける最終出口の形状と素材の話なので、ケーブルに比べると安価な割に、音質の変化は場合によってはケーブルの違い以上に大きかったりもします。また、耳の形状や体質の問題(痒くなる、痛くなる)で標準でついているイヤーピースに難を感じる場合にも、別売りの高品質なイヤーピースによって改善できる場合が多いです。ペンタコン コレイルは装着感もよいですが、どっちかといえば音質向上に振ったイヤーピースです。一般的には、AZLAの出しているものを買っておけばまず間違いはないでしょう。他には、個人的なおすすめとしてはRADIUSのディープマウントシリーズを挙げておきます。

逆に、これはややオカルトだというのは、"エージング" による音質の変化です。これはイヤホンの心臓であるスピーカー(ドライバーといいます)の振動板が「鳴らし込み」によって馴染んできて音がよくなる、という話です。このイヤホンはエージングによって化ける、といった言い方がよくされているのですが、わたしはこれには懐疑的です。もちろん、振動板はたしかに可動部品なので、ある程度動かすことによって動きがよくなる、ということは理論的には否定されないのですが、だとしてもその変化はあったとしてもほんの僅かです。ですから、気の所為レベルの可能性が高いです。

もっとも、最新のイヤホンと十数年前のイヤホンでは製造時の技術精度が違っていて当然ですから、比較的古いイヤホンだと、その変化は「聴いて分かる」程度には大きかった可能性もありますね。しかし、それよりもなによりも、エージング(経時)によって変化するのは「脳の感じ方」の方だ、というのが正解であるとわたしは思います。初めて聴くイヤホンの音って、あくまでわたしの場合ですが、「いいも悪いもよく分からない」というのが大体です。もちろん、絶対的な音質のよさというのは、やはり価格に応じて高まっていきますから、そういうのはある程度分かります。とはいえ、そのイヤホンの個性というレベルの話になると、店頭での試聴で把握するのはほぼ無理で、結局は購入して家に持ち帰って、相応の時間をかけて聴き込まないと分からないものです。

つまり、このプロセスが脳のエージングですね。そうやって段々よさが分かってきて「おお、これはいいイヤホンだな」となってくるわけですが、そのままずっと聴き続けていくと、今度はそのときの「おお」が薄れてきて、「いいのはいいけど、もうそれが普通」になっていきます。これも脳の慣れによるもので、要するに、エージングされるのはイヤホンではなく人間の方だという話です。とはいえ、メーカーによっては「100時間エージング済み」で出荷しているところもあったりするので、断言はしにくいですね。個人的な印象では、誰もが絶賛しているようなイヤホン、つまり万人受けするチューニングのイヤホンは箱出しから普通によく聴こえますし、逆にちょっと癖があってハマる人はハマるかも、などと評されるイヤホンは時間をかけて聴いているうちによさが分かってくる、というパターンなので、やっぱり脳(あるいは耳)がエージングされていると思いますね。

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