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iwakamitomoichir
「とりあえずAIを入れれば強くなる」は思い込みだった…106件の研究が示した"人とAIを組ませると、かえって成績が落ちる"仕事の正体
― オランダ代表が結果を出せたのは、賢いAIではなく「決める順番」でした ―
「AIを入れれば強くなる」は思い込みです。106件の研究では、人とAIの組み合わせは平均で成績が下がっていました。分かれ目は、動機・範囲・効果の3つを先に決めたかどうかです。
そもそも「AI」という言葉が、広すぎます
現場でよく聞く言葉です。
「うちもAIを入れないと、遅れる」
ここで最初につまずきます。「AI」という言葉が、まるで違うものにまとめて貼られているからです。
古典的な教科書では、AIは推論・意思決定・問題解決を含むものとして定義されています(Russell & Norvig, 2021)。ところが実際の現場では、集計表の自動化や、決められた式で数字を出すだけの仕組みにも、同じ名前が貼られています。
これは言葉遊びの話ではありません。「何を入れたのか」が曖昧なままだと、「効いたのか」も永久に判定できないからです。
106件の研究が出した、居心地の悪い答え
ここが今日のいちばんの山場です。
人とAIを組み合わせた実験を集めた大規模な分析があります。106件の実験研究、370の効果量を対象にした、事前登録つきのメタ分析です。
結果は、期待とは逆でした。
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