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「今日の試合、何がダメだった?」の一言が、家を壊していました…発達特性のある子の親が、絶対に避けたい10の対応


― 家庭を「第二のコーチ席」にしないこと ―


ご家庭が第二のコーチ席になっていませんか。保護者が避けたい10の対応と、「なぜ」から「なに」への言いかえを整理しています。ASD・ADHD・SLDそれぞれの具体策も、今日から使える形にまとめています。


はじめに:その子には、休める場所がありますか

練習では、コーチから評価されます。 試合では、結果を求められます。

そして帰宅して、親からも分析されます。

「今日の試合、何がダメだった?」 「あそこ、なんで動かなかったの?」 「もっとこうすればよかったのに」

言っている側に悪気はありません。力になりたいから言っています。

けれども、その瞬間に起きていることは、こうです。

その子から、心理的に休める場所が消えます。

朝から晩まで、評価され続ける。どこにも降りる場所がない。

発達特性のある子どもにとって、これは決定的な負荷になります。もともと、周囲に合わせるだけで人の何倍もの力を使っているからです。

この記事は、家庭を「第二のコーチ席」にしないためのものです。

そして、その子が力を出せるようにするために、やめるべきこと10個と、言い換えるべき形をお伝えします。


第1章 まず、大前提を1つだけ

発達特性のある子どもがスポーツをしているとき、保護者がいちばん大切にすべきことは、これです。

「特性を直す」ことではありません。 「本人が力を発揮しやすい環境と方法を、一緒につくる」ことです。

トップレベルのスポーツにおける神経多様性を扱った研究では、**本人を中心に据えた支援と、本人と環境との適合(フィット)**が重要だと指摘されています(Hoare, Olive, McGinty-Minister, McMurtry, Walton, Hall, Reardon, Purcell, & Berk, 2025)。

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スポーツ心理学者でありメンタルコーチの笠原彰です。今すぐ使える心理学、スポーツ心理学、メンタルトレー…

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