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「とにかく数を打て」が下手を固める…一流ピアニストが本番前の“7分間”に、弾かずにやっていたこと
― うまい人は速く動いているのではなく、早く動きはじめていました ―
「反復すれば上手くなる」は、半分しか正しくない
子どものころ、音階や基礎練習が好きだった人は少ないと思います。「体にいい」と言われても、なんとなく飲み込めない。だから最低限だけやって、あとは隠す。
大人になって指導する側に回ると、今度は逆のことを言います。「回数だよ、回数」。
けれど現場で長く見ていると、回数を増やしても伸びない人が確実にいます。むしろ、疲れた体でぎこちない形を繰り返し、その崩れた形のほうを覚え込んでしまう。
ここで手がかりになる研究があります。ミラノの研究チームが行った、熟練ピアニストを対象とした実験です。
7分間、指を1ミリも動かさなかったグループ
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