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「メンタルは試合前に整えるもの」は思い込みだった…カナダの選手226人が示した、練習時間の"57%"を決めていた見落とされた力


試合前の心の準備は語られても、練習中の頭の使い方はほとんど語られません。練習時間の半分以上は選手が自分で決めた時間で、一流を分けていたのは終わったあとの振り返りでした。


― 上の水準に届いた選手を分けていたのは、練習中ではなく「終わったあとの数分」でした ―


心の技術は、なぜ試合の話ばかりなのか

競技心理の相談では、たいてい最初にこう聞かれます。「体の練習と心の練習、時間の比率はどれくらいですか」。答えはほぼ全員が「体が9割以上」です。だから心の練習に興味がわく、という流れです。

ところが、その心の練習の中身は、ほとんどが試合当日の話に集中しています。緊張のほぐし方、集中の戻し方、直前のルーティン。

2023年に発表された総説は、ここに強い疑問を投げかけました。選手が競技に使う時間の大半は試合ではなく練習です。それなのに、練習という場面の頭の使い方を扱う心理支援がほとんどない。これは大きな取りこぼしではないか、という指摘です。


練習の半分以上は「自分で決めている」時間だった

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スポーツ心理学者でありメンタルコーチの笠原彰です。今すぐ使える心理学、スポーツ心理学、メンタルトレー…

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