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「勉強のやり方が分かっている子」ほど成績が高い、ではありませんでした…高校生115人が示した、点数を分けていた"たった一つの力"


― 計画も、見直しも、できていました。それでも成績には結びついていませんでした ―

自分の学び方を分かっている感覚は、成績に結びついていませんでした。高校生115人で点数を左右したのは読解力のほうです。差を生むのは自覚ではなく、文章を自力で読み切る力でした。


「勉強のやり方は分かっています」という子ほど、伸び悩む

保護者面談でよく聞く言葉があります。

「本人はやり方を分かっているんです。計画も立てられるし、見直しもしています」

今日ご紹介する調査は、その言葉が成績とはつながっていなかったという結果を出しています。


調査の中身

対象は、高校2年相当(Grade 11)の生徒115名。標準化された質問紙を用いた、記述的相関研究です(Janeo-Nunay & Vibal, 2026)。

測ったのは3つです。

  • メタ認知の自覚……自分がどう学んでいるかを分かっている度合い

  • 読解力……文章を自分で読んで理解できる度合い

  • 学業成績……履修科目の到達度

まず、生徒たちの状態がどうだったか。

  • メタ認知の自覚は、しっかりしていた……学習方略について安定した自覚があり、課題の計画と点検を日常的に行い、どの方法を・いつ・なぜ使うかを理解できていた。ただし、非常に複雑な課題では多少のばらつきがあった

  • 読解力も高かった……教師の助けなしに、教材を自分だけで読み切って理解できる水準

  • 成績も良かった……履修科目の中核的な内容を身につけている、非常に良好な水準

つまり、力のある集団です。そのうえで、次の2つが示されました。


結果① メタ認知の自覚は、成績に影響していなかった

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スポーツ心理学者でありメンタルコーチの笠原彰です。今すぐ使える心理学、スポーツ心理学、メンタルトレー…

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