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考える時間

全ての人間にとって、考える時間を作ることが必要不可欠である。

考える時間というのは、自分との対話の時間である。
自分の感情を問うて、自分から感情を引き出す時間である。

考える時間というのは、悩むための時間ではない。
考えるという行為は前を向くという行為であり、過ぎてしまった自身の行いを悔いるだけでは仕方がない。

考える時間というのは、自身に奥行きを見出す時間である。
自身の言動に1つ1つ理由や意味を言語化する。そこから自身はどのような人間なのかを自ずと理解する。その積み重ねが人間としての深さになる。

考える時間というのは、頭の中のみにとどまらない。
考えるというのは、必ず紙やノートを用いて行われるべきものである。普通の人は3桁×3桁の暗算ができないように、頭の中で仔細まで全てを考えるということができない。

どんなに考えることが苦手な人でも、考える能力を身につけなければならない。人間は考える葦であり、何も考えていない人間が考えている人間に勝るところなど何一つないからである。