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賢い人の特徴

私の目線から、賢い人の特徴を1つ挙げるとするならば、会話をする相手(複数人であれば、会話に参加する全ての人)のことを考えているというものが挙げられる。

賢くない人の会話の例を挙げた方がわかりやすい。

賢くない人は、下記のような特徴がある。
・最初から枝葉の話をするため、話の内容が相手に伝わっていない
・相手が知らないような前提を用いる(例えばアメリカのチップの相場が15%程度であることを知らない相手に対して、「自分はこの前40%も支払ったんだよね」という話をしても、意味がわからないと思われる)
・相手が知らないような専門用語を用いる(=会話の誰かのみが知っている専門用語で、会話の誰かが知らない専門用語を用いる)
・主語が誰で、誰に対しての行動なのかが明確ではないような話し方をする

身に覚えがある人もいるのではないだろうか。
上記特徴は、全て会話相手のことを考えていないから起こる。

会話で相手に何かを伝えるというのは、必ず情報のやり取りが発生している。
情報のやり取りには情報の理解が必要不可欠である。
日本語がわからない外国人に日本語で何かの指示をしても、彼らは行動してくれないのは、彼らが情報を理解していないからである。
言語の壁なら自分は関係ないと思うのかもしれないが、そうではない。
情報の理解というのは、完全な母国語力が求められるのである。

日常生活をする程度であれば、多少母国語力が低くても問題ない。たいていのことはその文脈が非常に明確で、その文脈から伝えたい情報を推量することができてしまうからである。

自分のおばあちゃんが重そうな買い物袋を持って、道を歩いている。20mごとに止まって休憩しているように見える。おばあちゃんに「持とうか?」と声をかける。
この場合、持とうか?という4文字+疑問のニュアンスだけでも、誰が何を持とうと提案してくれるかが明白である。

また、情報の理解というのは、話し手の水準と聞き手の水準の2種類が関係している。

情報を伝える責任(情報の中身の責任のことではなく、情報を相手に理解させる責任)は多くの場合は話し手にあるのだから、話し手としては、
①聞き手の情報の理解水準を理解すること
②その理解水準に合った内容を伝えること
が求められる。

賢くない人は、特に①ができていない。
私の場合、全ての情報(それが何らかのニュアンスを持って相手に理解される全ての対象)において、会話参加者が理解できる情報になっているかどうかを話しながら考えている。
聞き手の情報の理解水準は、その人との関係性ゆえに理解できるものである。
はじめましての人の情報の理解水準は、理解することができない。そういう場合は、これまでの経験や学歴などから推量して話すことになる。