孫のお守りに行くと、いつも幸せをもらってくる
お姉ちゃんと弟、それぞれの可愛さ
今日は、息子からの依頼で、孫たちのお守りに行ってきました。
2週間ぶりに会う孫たちは、パパと「保育園ごっこ」をしながら、玄関先で待っていてくれました。
私の姿を見つけると、
「ばあば〜!」
と、駆け寄ってきてくれる二人。
その瞬間だけで、ばあばの心はすっかり満たされとろけてしまいます。
今日はあいにくの雨。
外遊びに出ることができないので、家からバルーンアートのセットを持っていきました。
風船を膨らませて、アンパンマンなどを作ってあげると、二人とも大喜び。

雨の日には雨の日の楽しみ方があります。
こうして一緒に遊べる時間も、孫たちとの大切な思い出になっていくのだなぁと思います。
保育園ごっこでは
お姉ちゃんは、お人形のママ。
パパは保育園の先生です。
朝、お人形のレミンちゃんを保育園に預けるときには、
小さな我が子の頭にチュッ。
「バイバイ」
と手を振って、お仕事へ出かけます。
そのチュッが、可愛い過ぎて。
そして夕方になると、お迎えに行って、レミンちゃんをぎゅっと抱きしめて、
「パパ先生、さようなら」
そう言って帰っていくのです。
その言葉づかいや仕草が、すっかり「ママ」。
お人形を大切に抱っこしながら、一生懸命おしゃべりする姿が、本当に愛らしい。
毎日の保育園で見ていることを、ちゃんと覚えているのでしょう。
小さな身体で、大人の世界を一生懸命まねしている姿が、なんとも可愛らしくて、微笑ましい。
そのすぐ後ろをお姉ちゃん大好きな弟がついていきます。
先日、遠足があったので、
「遠足で何が一番楽しかった?」
と聞いてみました。
すると、少しも迷わず、
「お弁当!」
との答え。
やっぱり子どもにとって、遠足のお楽しみはお弁当なのですね。
どんなところへ行ったのかより、
何を見たのかより、
大好きなお弁当をみんなで食べたことが、一番心に残ったのかもしれません。
そんな素直な答えも、今の年齢ならではの可愛さです。
一方、弟はお姉ちゃんが大好き。
お姉ちゃんのすることを、何でも真似します。
ご飯の時間もそう。
お姉ちゃんが食べ終わって椅子から降りようとすると、
まだご飯の途中なのに、自分も慌てて降りる準備をします。
残っているものを急いで口に詰め込み、なんとかお姉ちゃんについていこうとします。
「お姉ちゃん、待って〜」
と言っているような、その姿がまた可愛い。
そして、弟の可愛さは、それだけではありません。
お風呂上がりで、
「暑い、暑い」
と言っているパパに抱っこされていたときのこと。
近くにあった、食事を冷ますための小さなファンを、パパの身体に向けて、風を送ってあげていました。
パパが暑がっていることに気づいたのでしょう。
小さな身体でファンを一生懸命持って、
パパに風を送っている姿が、とても微笑ましい。
まだ小さいのに、
ちゃんと人の様子を見て、考えて、行動しています。
お姉ちゃんのあとを追いかけるだけではなく、
弟にも弟なりの優しさが、ちゃんと育っているのですね。
風邪は治ったものの、まだ鼻水が出ている孫息子。
私が抱っこをしながら、
「お姉ちゃん、ティッシュを持ってきてくれる?」
とお願いすると、すぐに持ってきてくれました。
それだけではありません。
ティッシュを持ってきたと思ったら、そのまま弟のお鼻を上手に拭いてあげていました。
ほかにも、いろいろなお手伝いをしてくれるお姉ちゃん。
弟のお世話までしてくれるなんて、すごいなぁと思います。
お姉ちゃん大好きな弟が、お姉ちゃんの使っているおもちゃを欲しがるので取り合いになりそうな時でも、「順番こね」というと、しばらくしてお姉ちゃんが「はい」と言って渡してくれます。
さらに驚いたのが、弟がパパに叱られて、手を出しそうになったときのこと。
お姉ちゃんが、じいじからのお土産のシールをさっと弟に渡したのです。
すると、弟の気持ちは切り替わり、すぐに落ち着きました。
怒られている弟の気持ちを察して、
「これで気分を変えよう」
とでも思ったのでしょうか。
3歳になったばかりとは思えない、その機転と優しさにびっくり。
ちゃんと弟のことを見ているのですね。
そんなお姉ちゃんのエピソードは、まだあります。
先日、ママの実家でお世話になったときのこと。
家の中を元気いっぱい走り回っていたお姉ちゃんが、転んで倒れてしまったそうです。
すると、グランマ(ママのママ)が、お気に入りの中島みゆきさんの「別れ歌」を歌い始めました。
「道に倒れて誰かの名を
呼び続けたことがあ〜りますか〜♪」
すると、お姉ちゃんは、すくっと起き上がり、
「パパー!パパー!」
と何度も何度も呼びながら、ニコニコしながらまた走り回ったのだとか。
言葉をきちんと理解して、その場にあった言動をする。
その姿を見て、なんとも可愛くて、みんなで大笑いしたそうです。
その話を聞きながら、私たちも感心しながら笑顔になりました。
また、自分が先にお風呂に入れてもらって着替えたときには、
「お先に失礼しまーす」
と言ったのだとか。
これには、みんなでびっくり。
保育園で先生たちが話している言葉や、その場その場での言動をよく見ているのでしょう。
そして、それを覚えているだけではなく、
状況に合わせて、ぴったりの言葉を選んで使っている。
その様子に、みんなで感心したり、笑ったり。
そして、そんな孫娘のいろんなエピソードをみんなで話しているときのこと。
ご飯を食べながら、ニコニコして
とても誇らしそうで、嬉しさが隠しきれない表情をしていました。
自分のことを褒めてもらっているのが、
ちゃんとわかっているのでしょう。
その姿が、またなんとも可愛らしくて、
みんなで顔を見合わせてしまいました。
毎日の暮らしの中で、
子どもたちは本当にたくさんのことを学んでいるのですね。
大人が教えようとしなくても、
見て、聞いて、感じて、まねをして。
そうやって少しずつ、自分の世界を広げている。
お姉ちゃんには、お姉ちゃんらしい賢さと優しさがあり、
弟には、お姉ちゃんのあとを一生懸命追いかける愛らしさと、
小さいながらも人を思いやる優しさがある。
そして、孫たちのこんな姿を見ていると、
息子夫婦の子育てにも、あらためて感心します。
二人は、どんな時も子どもたちに真っ直ぐに向き合っています。
赤ちゃんの頃から、
一人ひとりの意思を大切にし、
言葉や表情のひとつひとつを、丁寧に受け止めています。
できることは温かく見守り、
必要なときには、きちんと伝える。
そして何より、
子どもたちの心に寄り添いながら、
いつも全力で愛情を注いでいる。
子どもたちと全力で遊んでいる。
そんな二人の子育てを見ていると、
「私ができなかったことを、見事なまでにやっている」
と感じ、親である私が言うのもなんですが、
尊敬すると同時に、胸が熱くなるほどです。
そんな両親の姿を見ながら、
孫たちも少しずつ、やさしさや思いやりを身につけているのかもしれません。
子どもたちが、
自分はいつもどんな時も愛されていると感じながら育つこと。
自分の気持ちを大切にしてもらった経験が、
やがて誰かの気持ちを大切にできる人へとつながっていくこと。
それは、未来のためにできることの
ひとつなのかもしれません。
大きなことはできなくても、
目の前にいる子どもを一人の人として尊重し、愛情いっぱいに育てる。
そんな毎日の積み重ねが、
その子の未来をつくり、
その先の誰かの未来にもつながっていく。
孫たちを見ながら、
そんなことを思いました。
そして、帰る時間になりました。
帰る準備をしていると
いつもなら弟が先に泣いて別れを惜しむところ、
今日は久しぶりにお姉ちゃんの方が先に泣き始めました。
私とじいじで、かわるがわる抱っこをしながら、
何度も「またね」と言って、名残を惜しみました。
なかなか離れがたくて、
私たちも後ろ髪を引かれるような思いでマンションを後にしました。
帰るときに二人して大泣きしてくれる。
じいじばあばにとって、
なんて嬉しいことでしょう。
「会えて嬉しかった」
「もっと一緒にいたかった」
そんな気持ちを、小さな身体いっぱいで伝えてくれているようで。
孫たちの成長をそばで見られること。
そして、こんなにも愛されていると感じられること。
私たちにとって、何ものにも代えがたい幸せです。
こうした孫たちの楽しい言動は
グランマたちとも共有ラインで知らせあっています。
「今日はこんなことを言っていたよ」
「こんなことをして笑わせてくれたよ」
と、それぞれが見つけた孫たちの可愛い姿を知らせ合う。
離れていても、孫たちの成長や面白い出来事をみんなで共有して、
一緒に笑ったり、喜んだりできる。
こうして家族みんなで孫たちの成長を見守り、
笑ったり、喜んだりできることも、とても嬉しく有難いことです。
子どもたちは、みんなの宝物。
その成長の一つひとつを、
みんなで喜び合えることも、幸せのひとつなのだと思います。
これからも、二人の「今」をみんなで大切に見守っていきたい。
いつも孫たちのお守りに行っては
たくさんの幸せをもらってきています。

