少し早く家を出る。それだけで、心に余白が生まれた
朝の森がくれた、いい流れ
昨日の朝は、出勤途中に図書館へ本を返しに寄りました。
いつもより少し早めに家を出たので、時間に余裕がありました。
「せっかくだから、少し歩いてみよう」
そう思い、図書館の近くにある、
緑いっぱいの森の散歩道へ。

一歩、森の中へ入ると、
街の音が少し遠くなったように感じます。
頭上には、何重にも重なる木々の葉。
曇りの朝の柔らかな光が葉の隙間からこぼれています。

足元には落ち葉や小さな枝。
その間から、名も知らない草花が顔をのぞかせています。
木々は朝の静けさの中で、
何も言わずにそこに立っている。
その姿を眺めながら歩いていると、
こちらまで呼吸がゆっくりになっていきます。
どこからか鳥の声が聞こえ、
少し歩くと、また別の鳥が鳴く。






風が葉を揺らす音も、
近くで聞こえる電車の音も、
森の中では不思議とやわらかく聞こえます。
深く息を吸うと、
少しひんやりとした朝の空気が
すーっと体の奥まで入ってくる。
木々から放たれるフィトンチッドにも包まれながら、
深く吸って、
ゆっくり吐く。
それだけなのに、
心がゆっくり落ち着いていくようでした。
犬の散歩をしている人たちもいました。
「急がなくていい朝」って、
こんなにも贅沢なんだな。
いつもなら、
家を出て目的地へ向かうだけの通勤時間。
けれど、ほんの少し早く家を出ただけで、
こんな森の中で、自分のための時間を持つことができました。
時間に追われるのではなく、
時間をほんの少し、自分のものにする。
それだけで、
心に余白が生まれるのかもしれません。
そして、不思議なことに
朝からこんなふうに気持ちのいいことをしたせいでしょうか。
昨日の仕事は
いろいろなことが驚くほどタイミングよく進みました。
人との連絡や調整もスムーズで、
必要なところで必要な連絡がつながり、
仕事も気持ちよくはかどりました。
朝、森の中で整えた呼吸と気持ちが、
そのまま一日の流れにもつながったような気がします。
ほんの少し早く家を出ただけ。
けれど、その「少しの余白」が、
思いがけない贈り物を運んできてくれました。
森の空気を吸い、
鳥の声を聞き、
木々の緑を眺める。
そんな何気ない時間も、
私にとっては立派な「朝の養生」。
自分のために、
ほんの少し時間をつくって
自然の中で呼吸を整える。
そんな小さな積み重ねが、
心と体のめぐりを整えてくれるのかもしれません。
朝の森から元気をもらって、
気持ちよく仕事へ向かった朝でした。
今日も一日、
ゆっくり、しなやかに。
皆さんも、
心地よい朝でありますように。
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