家事の味方 — 子育てのあの頃知りたかったもの
台所に発酵調味料がある安心
疲れて帰った日、
考える余裕がない日、
「ちゃんと作らなきゃ」と思うほど、
料理は少し苦しくなることがある。
そんな時、
私の家事の味方になってくれるのが、
発酵調味料たちだ。
塩麹、醤油麹、玉ねぎ麹、トマト麹、にんにく麹、野菜麹、薬味麹
甘酒、味噌、酒粕など。
季節によって、の時々に必要なものを作っている。
冷蔵庫にあるだけで、
「大丈夫!」
という安心感をくれる。
葉物野菜は、
さっと蒸して塩麹をかけるだけ。
きのこや根菜類は、
重ね煮したり、蒸したり、オリーブオイルで炒めたりして
最後に醤油麹をひとさじ加えるだけで、旨みがぐっと深くなる。
肉や魚は、
朝のうちに醤油麹や塩麹をまぶしておけば、夜は焼くだけ。
買ってきた時に小分けにして、発酵調味料をまぶして冷凍庫に入れておくと、料理したい日の朝、冷蔵庫に戻しておくだけで、夜ごはんは焼くだけでいい。
少し時間のある日は、
発酵調味料に漬け込んでおいた肉や野菜を、
鍋に入れて煮るだけで、
驚くほどやわらかく、
味に奥行きのある一皿になる。
発酵調理料は
食材の旨みを引き出し、
料理を頑張りすぎず、煮るだけ、蒸すだけ、焼くだけで、他の調味不要で、味が決まり美味しくしてくれる。
しかも、
腸を整え、
体を内側から温め、
消化を助けてくれるという、
薬膳的にも嬉しい働きがある。
だから私は、
発酵調味料を「特別なもの」ではなく、
毎日の暮らしを支えてくれる
家事の味方だと思っている。
手をかけなくても、
ちゃんと美味しく、簡単で、身体にも良い。
完璧じゃなくても、
家族が「美味しいね」と笑ってくれる。
そんな台所を
発酵調味料たちは、
今日も静かに支えてくれている。
子育てと残業ありのフルタイム勤務のあの頃、発酵のことは知らなかったので、ごはんは1から手作りしていた。
あの頃知っていたら、どんなに楽で、子どもたちに向かう時間をもっと取れていたのにと思う。
今、子育てや仕事や介護などで忙しく大変な方ほど、取り入れて欲しいと思う。
簡単に美味しくなり、腸も整えてくれる料理になる。
塩を塩麹、醤油を醤油麹に置き換えるだけなのだから。
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